年末からバタバタとした暮らしが続いたので
日曜日の夕刻、気晴らしに夫婦で近所で飲みました。
といっても、晴らすほどのこれといった憂さがあるわけでもなく、
四方山話をしながらチョイ飲みです。
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カウンターできちんとつくられた付だしの煮物をつまんで、
ねぎま・・・・、レバー、あっオレも、・・・・セリの肉巻き、豚バラ黒胡椒焼・・・・、手羽先、アタシも。
焼き串の品書きに目をはわせ、それぞれ好みをひとり言のようにつぶやきます。
近づいた孫ポプラのおゆうぎ会は、親族の参観者の数に限りがあることや、
塾通いで忙しいケヤキはおゆうぎ会には行かないだろう
と思ったら、参加するらしい、だとか、
明日は通院日だけど、まあいいか、とか、
売ることにした私のCDを、サマンサの方が惜しんだり・・・・
あちち、あちっ、と手で骨をほどこうとした手羽先のあまりの熱さに、
とりとめのない四方山話も途切れました。
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しらすをまぜた焼おにぎりを〆にして、
サマンサは味噌汁をコクのある鶏スープに変えてもらって、
勘定をすませようと伝票をみると、
「あら、ずいぶん安いのね」
「食べるのも、飲むのも、量が減ったからねぇ」
地だこの和えもの、カニと湯葉の和えもの、チーズと明太etc.
注文から揚げ物が姿を消して、さっぱりめのものが増え、品数も減りました。
「歳だね」×2
ごちそうさまといって店の外に出れば、
ほろ酔いもいっぺんに醒めそうな寒さ。いい気分じゃないですか。
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