ハワイ旅行が決まってから、すぐさま、私はすべての予定を立てました。
行きたいお店から、レストランから、オプショナルツアーから、何から何まで。
初日のこの日のランチは、インターナショナル・マーケット・プレイスの3階にある「リリハ・ベーカリー」と決めてありました。
この「リリハ・ベーカリー」、昔からある店舗ですが、その本店は場所が悪かった。
行ってみたくても、それのために行こう、という気が起こらないほど、遠かったんです。
それが、この10年、来なかった間に、チェーン店のように店舗の数が増え続け、このインターナショナル・マーケット・プレイスにある店舗は、4号店ですよ。
ちなみに、3号店はアラモアナ・ショッピング・センターにオープンしています。
本来は、ベーカリーと付くぐらいなので、老舗のパン屋さんなんですが、食事も取れるお店なので、私の予定するレストランの候補、となっていました。
で、見てみたいと思っていた場所に、食べてみたいと思っていたお店があるんですから、まさに一石二鳥とは、このことですよね。
さっそく、脇目も振らず、3階の店舗へと向かうと、目的のお店がこちら。
一歩、店内に入ると、まず、目に入るのが、右手にずらっと並ぶショーケース。
そこには、このお店の看板メニュー「ココパフ」という、要はシュークリームなんですが、見事にぎゅうぎゅう詰めになって並んでいます。
でも、本来の目的はランチなので、そこはスルー。
奥へと進むと、広いレストランになっていました。
3人であることを告げると、近くにあった大きなテーブルへ案内されました。
渡されたメニューを見てみると、まずは値段にビックリ。
以前だったら、大体、1ドル100円計算で、値段を単に100倍すればよかったのに、円安のせいで、さらにその約1.5倍計算になるわけです。
となると、以前は20ドル=2000円だったランチが、3000円なんですよ。
これって、だいぶ、感覚として違ってきますよね。
だから、数あるメニューの中でも、決め手となるのは、もうそのお値段しかない。
友人親子は2人で1つのロコモコをシェアする、というので、私は自分1人では到底、食べきれないアメリカ的大きさであることが予想されるチーズバーガーにしてみることに。
以前は、子供が小学生だったこともあって、食べる量も少ないから、という考えなのか、友人は3人でシェアしても、料金は折半するのが当たり前、って思っていたようでした。
私からすれば、それはないんじゃね?って、いつも疑問に思っていたわけですが。
今回、その子供も、立派な大学生なわけですし、量だって食べるようになっているでしょうから、これでまだ、折半だなんて言ってきたら、今度こそ、反論してやろう、と思っていました。
ところが、この料金問題について、友人がこう言ってきたんですよ。
「前のように、1つの財布にみんなでお金を出し合って払おう」
いわゆる、共同財布ってことなんでしょうが、そんなこと、一度もしたことないし!!!
恐ろしいことに、友人の記憶の中では、今までの旅行での支払いがすべて、共同財布で出し合っていることになっているらしい。
まさに、開いた口が塞がらない、とはこのことですよ。
コンドミニアムだって、ずっと折半だったくせに~~~~!!!
ただ、いまさら、そんなことしたことない!とか、全部、折半だったじゃん!とか、文句を言ってもしょうがないので、そうしようね、と答えておきましたが・・・。
しばらく待って来た、友人親子がシェアしたロコモコが、こちら。
そして、私の注文したチーズバーガーが、こちら。
ロコモコは普通においしいタイプ、チーズバーガーは肉に味がなくて、微妙。
ケチャップだの、マヨネーズだの、塗りたくってみましたが、完食できず。
ロコモコ19.50ドル、チーズバーガー20.50ドル。
そこに、15%以上のチップを要求され、しめて、お値段、49ドル!!
日本円で、軽々7000円オーバーですよ。
着いた初日のランチで、この有り様、先が思いやられます・・・。