カッパドキアでの長~い1日④ | いっちゃんのブログ

いっちゃんのブログ

海外旅行に行った際の現地の状況や、おもしろい出来事などを紹介しています。コメントやメッセージに返事をする事はありませんが、ちゃんと、ありがたく受け取っています。基本、何でもOK!なので、どんどん、登録なり、辛辣なコメントなり、していただけたら、嬉しいです。

絨毯の入った黒いバッグを引っ提げ、バスへと戻っていきました。

この絨毯屋でも、買わない(興味のない)人には、居場所のない絨毯地獄。

とにかく、売り子がしつこいんですよ。それは、買った人間に対しても。

どんなに無下に断っても、絶対にあきらめない。見上げた根性です。


絨毯屋を後にすると、次の観光場所がついにやっとカッパドキアらしい場所。

「カイマクル地下都市」です。

ローマ時代の後期、皇帝からの弾圧を受けたキリスト教徒たちが、隠れ住んだというカッパドキア。

7世紀頃になると、アラブの攻撃から逃れるために、地下に都市を造り、洞窟に教会を造ったそうです。

その代表的な地下都市が、「カイマクル地下都市」。

地下都市内の大部分は、9~10世紀頃に掘られたモノだとか。

深さは55m、地下8階、多い時は5000人もの人が暮らしていたそうです。


そんな地下都市への見学にやって来た私たち。

絨毯屋さんから、約15分、移動した場所にありました。

両サイドに出店の並ぶ仲見世通りのようなのを通り過ぎると、こちらでもゲートが。


いっちゃんのブログ ←入口のゲート


チケットを受け取り、バーコードをかざして、ゲートを通過。

すぐの階段を下っていくと、そこがもう地下都市の入口でした。


いっちゃんのブログ ←ここからもう地下


入場前の説明によれば、今回の見学で見るのは地下4階まで。

途中、地下2階までは普通に見られるけど、それより先は屈まないと通れない通路があったりする。

もし、足や腰が悪くて屈めない人は、地下2階でUターンするように、という説明がありました。

ふと、マイ・マザーを見ると、私はそうするわ!って顔をしてました。

とにかく、入って見てからにしようよ?と言うと、とりあえずは納得したらしい。

そして、ガイドさんについて、薄暗い地下に入っていきました。

内部は、荒削りの岩がむき出しで、所々に穴が開いています。

それが、横の壁に限らず、足元にポッカリ開いていたり。非常に危険です。

部屋と部屋の間の通路は、見学した民家のように楕円に削られていたりして、気をつけないと頭を強打。

どこを通っているのかわからないぐらい、あっちにもこっちにも部屋が作ってあって、ちょっと間違えれば、すぐに迷子。


いっちゃんのブログ ←こんな感じの部屋がいくつも


気づけば、地下2階まで到達していました。

足元はデコボコ、またがなければならない場所もあるし、所々ライトが点いているとはいえ、かなり暗い。

ガイドさんにこれから先は屈む事になる、と説明があると、参加者の中でマイ・マザーだけ、Uターンして添乗員さんと地上へ戻っていきました。

ったく、どこまでもしょうがないヤツだな・・・、と思いつつ、ガイドさんに続いて、地下3階に向かいました。

途中では、思っていた以上に屈まないと通れないような、狭く長い通路が。


いっちゃんのブログ ←撮ってスミマセン・・


写真のように屈んだまま、進んでいかないといけないんです。

それも、途中で頭の上が出っ張っていたり、足元に段差があったり。

これは確かに、マイ・マザーにはムリかも?

この屈んだままで進む通路、かなりキツイです。

しかも、どんどん下っていく通路ですから。

みんなで1列になって、屈んだまま進む姿は、まるでモグラのよう?

先に行く人は、後から来る人に向けて、「頭に気をつけて!」とか、「段差がありますよ!」とか、まさに伝言ゲームのように注意を喚起。

みんなで一致団結?して、狭い通路を通り抜けました。

このようになっているのは、敵の侵入を防ぐためだそうです。

屈まないと通れないような通路では、敵も無防備になりますからね。

さらに、その通路の横には小さな穴があいていて、その穴からヤリなどで敵を突いたそうです。

まったく、恐ろしい話ですよね。


ある所までやって来ると、部屋から先の通路の間で、大渋滞が発生。

地下内は一方通行で進むしかないので、先が進んでくれなければ、にっちもさっちもいかない。

先の方にいた人から、伝言ゲームのように伝わってきた話によると、先にいる西洋人のグループの太っている人が、通路に挟まって動けない、とかなんとか。

え~!?そんなことってあるの???

そんな風に、先がつかえていることなんか知りませんから、次から次へと後ろから見学客がやって来ます。

そうなると、ガイドさん同士であーだ、こーだ、話し合い。

解決策を練っているんでしょうけど、どんどん狭い部屋に人が溢れていきます。

そのうち、国別のグループであーだ、こーだ、言い合い。

どーすりゃいいんだ?引き返すのか?何やってんだよ!ってな感じで。


結局、しばらく待っていたら、やっと先に向けて、人が流れ始めました。

ちょうど、この渋滞している辺りにあったのが、岩でできたドア。


いっちゃんのブログ ←これがそのドア


円盤状になっていて、敵が襲ってきたら、回転させて通路を塞いだそうです。

他にも、通気孔や煙突、台所に教会などがありました。

それらの写真を撮ってきたんですけど、後から見たら、どっちが上かもわからないような写真ばかり。

そりゃそうです、地面も壁も天井も岩。みんな同じ色。わかるわけがない。


いっちゃんのブログ ←大体がこんな風に暗い


いっちゃんのブログ ←ずっと続く狭い通路


いっちゃんのブログ ←地下2階辺りは広くて明るい


というわけで、この地下都市で写真を撮るのはムダ骨です。


地下の4階に辿り着くと、あとは帰りの道をひたすら上がっていくだけ。

下る狭い通路もキツイですけど、上りながら狭いってのも辛い。

それも、先がつかえつかえだから、中腰のまま、待たされたり。

ちょっと広くなった所で、ホッと息をついていたら、例のショルダーバッグ(赤い方)が急に軽くなりました。

(この日も、買ったショルダーバッグを持って観光してました。)

え?と思ったら、そのバッグが洞窟内の部屋の斜面を転がっていきました。

うそ~!と慌てて拾い上げると、さすが安モノ。ショルダーのつなぎ目がブッツリ。

軽くなったと感じたのは、ショルダーが切れて、重さを感じなくなったから。

みんなに、いいね!と言われたバッグが、こんな有り様。


いっちゃんのブログ ←実は、こうなりました


もう、ショルダーとして使えないので、手に持ったまま、内部を歩くハメに。

ガッカリもいいとこですよ。やっぱ、安モノはダメだ・・・。