カッパドキアでの長~い1日③ | いっちゃんのブログ

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民家訪問が終わると、再びバスに乗車、ウチヒサールを後にしました。

次に向かったのが、「○○のお店」シリーズ第2弾、「トルコ絨毯のお店」です。

ウチヒサールの民家から、約15分の場所にありました。

この絨毯のお店も、革製品のお店に引けを取らない、立派な建物。


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最初に案内されたのが、壁に並べられた絨毯を織る機械に、黙々と向かう女性従業員たちのいる部屋。


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部屋の真ん中には立派なトルコ絨毯。土足のまま、踏んでいいものか?

案内の人が、どうぞ、近くに寄って作る工程をご覧ください!と声かけ。

(ここの案内人も、他に負けず劣らずの日本語の達者なお方ですよ。)

すると、みんな、床にある絨毯を避けて歩く。そうなっちゃうよね・・・。

近くに行って見てみると、どの女性もみんな若い!10代か?

ここで作る人たちは、勉強を兼ねているらしく、いわゆる、見習い?

それでも、見事な手さばきで絨毯を織っていきます。

手元を見ていても、早すぎて、何が何だか・・・。

見本となる図面のようなのがあって、それに合わせて色をかえて織ってます。

驚いたのが、編み込まれたウールの毛糸、手で引きちぎるんですよ。

これがまた、簡単に切れちゃう。


いっちゃんのブログ ←左端の方にちぎった糸端


こんな切れ端が飛び出してるのを、専用のはさみで切ると、あら不思議!


いっちゃんのブログ ←こちらが専用のはさみ


キレイな模様の絨毯になるんです。驚きですよ。これは一見の価値あり。


次に案内されたのが、そのウールの毛糸や、シルクの糸づくり。

シルクに至っては、お蚕の繭からどうやって糸をとるのかに始まり、どんなモノで色を染めるのかを、細かく説明してくれました。


いっちゃんのブログ ←繭玉から絹糸が・・・


そして、次のお部屋が、このトルコ絨毯屋のクライマックス。

すばらしい商品を次から次へと出してきて、売りつけようっていう密室。

とても広い部屋の周りには壁に沿って、コの字に木の長イスが。


いっちゃんのブログ ←こんな感じ(一部)


そこへ座るように指示されると、さっそく、飲み物のサービス。

ここはスゴイですよ。

チャイやトルココーヒーだけでなく、ブランデーからビールにワイン、何でも。

とはいえ、みんな、遠慮していると、案内人が一言。

「別に、お酒を頼んでも、ムリに買わせたりしませんよ!」

でも、まだ時間も早かったので、ほとんどの人がチャイか、トルココーヒーを注文。

ここで、やっとトルココーヒーを頼むチャンスが!そこで、すかさず注文。

その飲み物がやって来るまでの間に、パフォーマンスが始まりました。

従業員2人がかりで運ばれる、それはそれは大きな丸められたトルコ絨毯。

それを、パーッと転がすように床に広げるんですよ。


いっちゃんのブログ ←必死に説明する案内人


大きなモノでは6畳ぐらい。ほとんどが、リバーシブルになってます。

リバーシブルというのは、表が冬用(毛足が長い)、裏が夏用、みたいな感じ。

ウールのモノもあれば、シルクでできたお高いモノまで。

それを、パッチワークのように、部屋の真ん中の広い空いたスペースにキレイに並べていく。


いっちゃんのブログ ←これでもかと敷かれた絨毯


サイズは、最初は大きかったけれど、段々小さくなっていく。

最後は、玄関に敷くマットぐらい。あとは、額に入れられた観賞用のモノとか。

そうこうするうちに、飲み物が準備されました。

すると、靴を脱いで絨毯に座って飲んでください、と言われました。

売り物の、それはそれはお高い、絨毯の上に、ですよ!

・・・とんでもない!もし、間違ってこぼしでもしたら!弁償もんでしょ?

と思っていたら、案内人が一言。

「こぼしても平気ですよ!洗えばいいんですから!」

そうは言ったってさ、そんな勇気はありませんよ。

みんなが堂々と、絨毯に座って飲んでいるのを横目に、木のイスで、いただいたトルココーヒーをひと口。


いっちゃんのブログ ←こちら、トルココーヒー


・・・マ、マズっ!なんじゃこりゃ~~~~~~~!

これが、初トルココーヒーなわけですが、ひどすぎる!

まず、コーヒーじゃないよ、こんなの!ってぐらい、変な味がする。

苦いし、クスリ臭い?何の味なんでしょ?とにかく、変な味がするんです。

タダでふるまってもらったから、残すのは悪いと思いながら、全然、のどを通っていかない。

こんなのが、トルココーヒーだったのか・・・、とビックリ。・・・ありえまへん。


ひと通りの説明が終わると、いつの間にか、売り子の従業員が増えてる。

そして、それぞれ、買いそうなお客を絞り込んで、売り込みの開始。

ここでもまた、少しでも興味を示そうものなら、あっという間に囲まれる。

そして、次から次へと、色んな絨毯を出してくるんです。

私なんか、絨毯の大体の相場も知らないから、隣にいたおばちゃんに、あれって10万ぐらい?って聞くと、とんでもない!100万以上するわよっ!とたしなめられました。

ゲ?そんな高いの???それじゃ、革製品なんて安い方だったじゃん!


とはいえ、ちょっと興味があって、シルクだと高いだろうから、ウールで玄関マットぐらいのサイズなら、もしかしたら、手が出るかも?と思って、従業員に値段を聞いてみました。

それが、いけなかった・・・。

これをきっかけに、引くに引けない状況になり、結局、ウールの玄関マット、お買い上げ。

・・・トホホ、であります。

まぁ、手が出るお値段だったから、ですけど。お値段、25000円です。

これなら、なんとなく、買えそうなお値段でしょ?すごい、安物ですけど・・・。


いっちゃんのブログ ←これが、その25000円


でも、こうやって商談が決まると、拍手が起こるんですよ。

特に、お高いシルクのとかを買った人が出ると。

さすがに、25000円の玄関マットでは、拍手もしてくれませんでしたけど・・・。

それに、高いのを買った人は、無料で日本まで配送。

ちゃんと本物(買ったモノ)が送られるように、証明写真みたいのを撮ったり、絨毯の一部に本人がサインまでしたりして。

さすがに、25000円の玄関マットでは、配送もしてもらえず、手荷物で持って帰るハメになりましたけど・・・。

それでも、手荷物用の黒いバッグに入れてくれました。証明書と共に。


いっちゃんのブログ ←こんなバッグに


左にあるのが、買った玄関マットが小さく丸められて、梱包された状態。


このお店では、結局、私の他に4人ぐらい、絨毯ご購入。

高いのは、80万ぐらい、一番安いのはもちろん、私の25000円です・・・。