「エフェソス遺跡」を出ると、10分ほど走った場所にあるレストランで昼食。
ここでも、他の日本人ツアー客がすでに食事中でした。
指定された席に着くと、さっそく、飲み物の注文取り。
周りを見ると、先に食事中の人たちは白い液体の飲み物をみんな飲んでいる。
あれはなんだろ?と思っていたら、トルコ名物の「アイラン」。
これは、いわゆる、ヨーグルトドリンクなわけですが、聞けば、水で薄めたヨーグルトに塩を入れたドリンクだそう。
名物と言われちゃ、飲んでみた方がいいのか?と思いつつ、聞いただけでマズそうなモノに手が出ない。
しかも、ここのはなぜか、ドリンクの上の部分が変に泡立っている。
で、結局、ここでは断念して、珍しい「ザクロジュース」と、ザクロと絞り立てオレンジのミックスジュースを注文してみました。
どうやら、トルコではザクロがたくさん採れるらしく、どこへ行ってもザクロジュースは置いてました。
さっそく、そのザクロジュース、ミックスジュースが来て、ひと口ずつゴクリ。
ひょえ~~~!ってぐらい、ザクロジュースは酸っぱいですよ。
今でも、思い出すと、ツバが出てくるぐらい。決して、おいしいモノではありません。
逆に、オレンジとのミックスは、オレンジが甘い分、飲みやすい。
そうこうするうちに、最初の料理が来ました。
これが、トマトのスープ、だったかな?もう忘れちゃった。
まぁ、何にしても、ちょっとぬるかったのは覚えています。
そして、次に配られたのが、イモのチーズのせグラタンみたいな料理。
これはまぁまぁ、ただ、味が飽きるので、テーブルにあったスパイスを一振り。
手前にあるトウガラシをかけると、いい感じになりました。
右上のがクミン、いわゆる、イラン人のニオイ。左上のはオレガノ。
そして、メインがやって来ました。これが、この地方名物の「チョップ・シシ」。
「チョップ・シシ」とは、串焼きのケバブのこと。いわゆる、焼き鳥ですよ。
肉は鶏ではないですけど。本来は、羊肉を使うそうです。
だけど、羊だと苦手な人が多い、と配慮して、わざわざ牛肉に変えてるそうです。
この牛肉がまた!メチャクチャ硬い!こんなに小さいのに!
串の最後についているのは、羊の脂身。
まとめて一気に口に入れれば、肉の硬さと、脂身が混ざって、まだマシ?
ところが、みなさん、この脂身、見事に食べずに残している!
私なんか、脂身が大好きですから、残すぐらいならちょーだいよ!と内心、思ってましたよ。
いけないのは、味付けが全くしてないってこと。塩、コショウぐらいしようよ!
結局、またしても、スパイスをふりかけ、何とか食べられる状態に。
サイドのご飯は、サフランライス。ちょっと脂っこい感じ。
最後に来たのが、焼きプリンと説明がありましたが、どう見ても普通のプリン。
いえ、普通のプリンでもありません。
これは、前日の夜のビュッフェにもあったミルクプリンのプリン型。
見た目は普通だけど、とにかく甘い!くどい甘さ。
ったく、どうして、トルコ人は上品な甘さってのを知らないんだろうか?
なんとも少ない食事を終えて、席を立つ時に周りを見ると、見事にどの皿もチョップ・シシ、残ってました。
肉が硬すぎるせいか?味がないせいか?うまくないせいか?
・・・きっと、全部だ。
レストランの外で、トイレを済ませると、別の棟のレストランの中にある、あるモノが目に入りました。
四角いガラス張りの入れ物の中で、白い液体がドバドバ出ている蛇口!
近寄って見ると、どうやら、この白い液体はアイランらしい。
下には、溜まったアイランが、泡を吹きながら、渦巻いてます。
こ・こ・これは・・・?ま・ま・まさか・・・?
と思って見ていたら、ウェイトレスさんがグラスを手にやって来ました。
そして、横にある片手ナベのような容器に、蛇口から出るアイランをなみなみと入れ・・・!
それをグラスにドバー!そして、どこかへ去っていきました。
・・・スゴい!これは、アイラン製造機か?それとも、アイランの泉なのか?
それにしたって、こんな入れ方しなくたっていいのに。大体、キレイなのか?
そうか!こんな入れ方だから、変に泡立っていたんだな!
こんな変な飲み物なら、飲んでみた方がよかったのか?・・・とても残念だ。
食事を終えると、元来た道を戻って、エフェソス遺跡のそばにある「アルテミス神殿跡」なる場所へ行きました。
こちらは、先ほどの遺跡とは違い、大型バスが通るのもやっとというような舗装もされていない小道を入っていきます。
そして、すぐに着いた所がただの空き地。どこに神殿跡が???
?のまま、バスを降りると、すぐさま、物売りの人たちが寄ってきます。
「6冊で1000円!」、「10冊で1000円!」、「30個で1000円!」。
もちろん、日本語でこう言ってくるんですよ。
「6冊で1000円」は、ガイドブックが6冊。もちろん、種類の違うガイドブック。
日本人相手には、ちゃんと日本語のガイドブックです。
「10冊で1000円」は、蛇腹折りになった絵ハガキのセットが10冊。
「30個で1000円」は、トルコの名物である「ナザール・ボンジュウ」のついたストラップが30個。
この「ナザール・ボンジュウ」とは、青い目玉のガラス飾りのこと。
「視線のガラス玉」という意味で、あらゆる嫉妬をその目が跳ね返すんだとか。
だから、トルコのどこへ行っても、その青い目玉が飾られてます。
私たちのツアーでも、着いたその日にキーホルダーを1つ、プレゼントとしていただきました。
もらった時から、バッグにつけて歩いてましたよ。
このガラス玉のついたストラップを、30個買えって言っているわけです。
おみやげにするにも、ちょっと・・・、というようなストラップ。
いくら安くても、誰も買いません。大体、1つ、いくらなんだ?元値は?
そんな、うるさい物売りの人たちに囲まれる形で、空き地の先にある、ちょっと広くなった場所の説明を始めるガイドさん。
そこには、1本だけ石柱が立ってました。何と、これが、神殿跡!
これで、神殿跡って!そのあったらしい神殿を、想像するのも困難な有様です。
その1本だけの石柱の上には、見事なコウノトリの巣が。
毎年、同じコウノトリがこの上に巣を作っているらしく、ものすごく厚くなってました。
何といっても、柱1本ですから、説明も写真撮影もあっという間。
さっさとバスに戻ると、乗る間際に、「30個で1000円!」と言っていた物売りのおばあちゃんがついに、「40個で1000円!」。
え?さっきまで、30個だったのに、たったの10分ぐらいで40個??
それじゃ、なおのこと、元の値段はいくらなんだよ~~!










