No.290
あらためてながめると
こういうところに
ヘアデザインのヒントが
あるんだよな〜
2024年4月29日(月)号
【ハイライト】
ブリーチなど、明るいカラー剤で
ヘアスタイルの一部を明るくすることで
デザイン性を表現すること
先日、
ハイライトのヘアカラーを
させて頂いたお客様
《アフター》
※またしてもビフォーを撮り忘れる
こちらのハイライト
ホイルで包みながら
カラーを塗っていくのですが
その塗る間隔と
毛束の幅と
デザインをコントロールできる
この間隔を
狭くするのか
広くするのか
またはカラー剤を塗る
毛束の幅(太さ)を
厚くするのか
細くするのか
仕上がりイメージを
しっかりもって
狙って仕上げていくのだが
このイメージ(センス)を
どうやってみにつけるか?
という話
もちろん
お客様の好みを
引き出してあげることが
最重要事項だが
お客様が選べる選択肢を
用意すること
・提案デザインの引き出しを増やす
・プロも好みをもつ
・様々なところから情報を集める
こんなことも大事になる
そこで、先日訪れた
国際芸術センター青森
ACC
この中にもヒントがある
例えばこの水の流れる段差
この段差の間隔は
普段、日常でみる
階段の間隔より広い
こちらのアート作品の
うねるような黒い陰影も
間隔と幅が絶妙
展示されている作品の間隔や
展示作品の写真に写っている
窓の格子の間隔と
レースカーテンの
ドレープ具合による
影(シワ)の線の幅(厚み)に
めをむけることで
バランス感覚が養われる
これらをながめて感じたのは
広めの間隔に
細めのラインが
わたし好みだということ
ちなみに
間隔が狭くて
細かいイメージだと
こんな感じ
みっちりだね
〜〜〜〜〜
さてさて
単純にヘアカタログや
ファッション雑誌を
みることもあるが
それよりも
自ら生み出す感性を磨き
お客様へご提案することが
わたし(and move)たらしめる
今回は
ホイルは19枚使って
頭頂部センターに7枚
サイド、バックサイドの
側頭部に前後左右で3枚ずつ使い
スライス幅は1センチ
チップは3ミリ
薬剤を塗らないピッチは
3センチ以上
ひとつひとつのホイルの間に
薬剤を塗らないスペースを
1.5センチ幅でつくり
間隔を広くあける
美術館や
自然をみにいくのが好きだ
美しいもの(新しいもの)をみる
おちつくもの(やすらぐもの)をみる
どちらもヘアスタイルに
おとしこめると
楽しいよね
そう考えるからこそ
よけいに高千穂が楽しみだ
あ
ちなみにハイライトの
明度(明るさ)によって
さらに
デザインの表情を
より表現できるが
この話はまた今度ね
ではでは今日のところは
この辺で〜
有難う御座います\(//∇//)\