映画と私 -606ページ目
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ニキ美術館


念願のニキ美術館にやってきた。
東京から、はるばる那須湯本まで。

ニキとの出会いは、大学生のとき卒論のために読んでた本で。
ニキの作品はカラフルで、自由。
けれど、その背景には女であることの窮屈さや、不自由さがみえたりもする。

それは、いろんなものを射撃して絵を描くという方法から作品作りを始めたことでもわかる。
ニキにとって、作品を作るというのははじめ闘いでもあったのだ。

「絵が泣いている。絵が死んでいる。私は絵を殺してしまった。けれど、それは再生なのだ。」





そして、ナナシリーズで、作風は変わっていく。
「ナナたちは、女性の誇りの象徴だった。ナナたちは妊娠していた。
 大いなる母性の誇りをぜひとも表したかったから。」



その他にもたくさんのニキの作品がみれた。満足。来た甲斐があったわ。
美術館が自然の中にあって、落ち着いた雰囲気でみれるのが嬉しい。
美術館の中にあるカフェはニキのデザインした椅子もあった。
ここのホットサンドが妙においしい。

次は、トスカーナのタロットガーデンにいきたいな。


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