個人の経験をありのまま書いてます。
不快な表現があるかもしれません。
妊娠関連苦手な方はお戻り願います。
「心拍が確認できないので
また来週来て下さい」
まさかの妊娠、
そしてまさかの心拍確認できず。
(妊娠が分かった時、
喜ぶより先に戸惑って、
悩んだりしたからだ。。。)
そんな気持ちで、
次の受診までの1週間
不安になり自分を責め続けた。
そしてやってきた2度目の受診日。
祈るような気持ちで、
先生の言動に注目。
結構な間を取って、
先生が口を開いた。
「前回、怪しいなとは思ったんです。
で、今回ではっきりしました。
ここに、胎嚢が見えるでしょう?
でも、そうではありません。
たくさんの影が見えていますね?
前回はこの丸い影がひとつ。
今回はたくさんに増えています」
・・・
???
「これは胞状奇胎という、
異常妊娠の状態です」
一瞬、
双子か三つ子?と思ったけど違った。
そもそも赤ちゃんが
いるのかどうかも、謎
そこから先生に、転院を勧められる。
(この日受診してたのは個人の産院)
「場合によっては手術と
その後経過観察が必要なので
大きな病院に通って下さい」
ということでまた、
娘二人の出産でお世話になった
総合病院へ転院する事に。
(私はこの総合病院と、
強く結ばれてるのかもしれない。。)
なんてしょうもない事も思った。
初めて聞いた病名。
先生の深刻そうな顔。
で、いまいち理解できないまま帰宅🏠
夫に報告。
当然だけど夫もまた、
よく理解できていない。
「これからどうなる。。の?」
私の表情を伺いながら聞いた夫。
ショックとか驚き、ではなく
ぽかーんと抜け殻みたいな私。
「よくわかんない。。
あ、でもそうだ
自然に流れなかった場合は
除去手術が必要なんだって」
ここで夫の表情が曇る。
私の心と体に対して、
ものすごく心配された。
除去手術という言葉には、
重みがありすぎた。
胞状奇胎
精子と卵子の受精の異常によっておこり、母親の卵子由来の核(DNA)が消失し、父親の精子由来の核のみから発生(雄核発生)する全胞状奇胎と、父親からの精子2つと母親からの卵子1つが受精した3倍体から発生する部分胞状奇胎(胎児共存)とに分類される。
全胞状奇胎の10~20%、部分胞状奇胎の0.5~4%の患者さんは、胞状奇胎の後に侵入奇胎という病気へと進行。
また全胞状奇胎の1~2%はさらに悪性の絨毛がんへと進展するといわれている。