メキシコ在住のガイドさんの話や諸々で
サクッとまとめてみました
死者の日は日本のお盆と同じように
死者があの世から帰ってくるのを皆で迎える
11月1&2日とか10月31日~11月3日とも…
初めの一日は小さな子どもが帰ってくる
あとは全員集合!
日本と違うのは お墓を賑やかに飾り立て
色とりどり(とっても派手)のお菓子や
食べ物・テキーラなどを供え
マリアッチ・バンドまで呼んで賑やかに
歌い踊り飲むのだそうです~
どこまでも陽気
この死者の日は昔からあったのですが
「007 スペクター」の冒頭で世界的に有名に
2000名以上のエキストラを集めて撮影され
それまでは もっと小規模だったそう
知名度がアップして観光客も沢山訪れて
「あれっ?全然 迫力ないじゃない ガッカリ」
との声が多く寄せられ 今では
派手にやるようになったそうです
世界的ヒット作の映画の力ですね
ここ最近 日本からも取材が多くガイドさんも
その期間は大忙し
一番 困るのがトイレだそうです
なにせ 短期間に大勢の観光客が溢れて
急ごしらえのトイレを設置しても長蛇の列に
その上 メキシコシティは
元々 水不足気味なので
直ぐに使えなくなってしまう
ホテルに帰っても 街自体の水が
不足してしまうので
そりゃ大変だったそうです
そして あのも 全然 怖いものではなく
シーズンになるとチョコや砂糖で作った
ドクロ型で目にピンクや紫の何かを埋め込んだ
スィーツも沢山 売られ 皆 齧って食べるとか
この骸骨自体は昔から飾る習慣は
あったそうですが
骸骨貴婦人は1871年からホセ・ポサダという
画家が新聞に掲載した風刺画が
元になっています
独裁者パルフィリオ・ディアス時代を
皮肉ったものでどんなに金持ちで
着飾った貴婦人も 貧乏人も
死ねば皆 同じ骸骨だよ…と
彼の存命中は注目されなかったものの
1920年代にフランス人ジャン・シャルロが
紹介し有名になり
ディエゴ・リベラも影響を
受けるなどしたことから
この風刺画を模した骸骨が沢山
作られるようになったそうです
マネキンも骸骨貴婦人!
メキシコで知った死者の日と骸骨事情でした