こんにちは~
松戸市中和倉 すずきピアノ教室 のりこ先生です。
さて、
近親調の『同主調』のお話をしましょう。
・・・・と その前に一言、ごめんなさい。
近親調の表がドイツ音名でしたね。
分かりにくかったと思います。
今度、日本音名で書き直しますね。
では、お話に入ります。
先日、『平行調の復習』をしましたが覚えていますか?
ここで、その知識が大切になってきます。
(あとで、もう一度 音階の表を出しますね。)
同主調は、何かはすぐ分かります。
同じ主音ですから。
「ハ長調」の同主調は、「ハ短調」です。
これは、分かりやすいですよね。
しかし、「ハ短調」の調子記号は・・・???
そこを知るのが難しいんですね。
今日は、それをご説明しましょうね。
同主調の調子記号は
「短調の主音」の短3度上の音が主音の調と同じです。
言葉にすると、頭がこんがらがってきそうですね。
赤い○のところを考えるんですよ。
まず、ハ長調の主音「ド」の短3度上 を考えます。
短3度・・・全音+半音です。
ですから、ミに♭
この音が主音の長調、なんでしょうね。
変ホ長調ですよ。
それと同じ調子記号です。
下に、♭の調子記号を書いておきます。
考えてみてくださいね。
♭の調の読み方、どうするんでしたっけ?
答えは明日ね。
すずきピアノ教室 鈴木紀子