同主調② & 近親調をもう一度 | ピアノ&作曲【Ai Music】わくわく「すずきピアノ教室」

ピアノ&作曲【Ai Music】わくわく「すずきピアノ教室」

【Ai Music】新音楽教育『すずきピアノ教室』
AI時代に向けて「作曲」で『右脳開発レッスン』が今後重要!!
新しいモノを生み出すマインド・考える力を育てましょう!!

こんにちは|~
松戸市中和倉 すずきピアノ教室 のりこ先生です。


昨日の続きです。


まず、近親調の表です。
日本音名で書き直しました。
(もっと丁寧に書けばよかったと後で反省~。)




ハ長調の同主調は・・・ハ短調。

これは簡単に分かりますね。
でも、調の名前だけわかっても
曲の中でアナリーゼしたりするのには役立ちません。

少し難しいかもしれませんが
調子記号が分かって、音階の構成する音をきちんと知りましょう。


さて、
昨日の復習よ






短調の調子記号は
主音の短3度上の音が主音になる調と同じ調子記号でしたね。





この赤丸のおと、♭のミ・・・この音が主音の長調です。


♭の調は、どうやって主音と調子記号を見るんでしたか???

調子記号の後ろから2つ目が、その調の主音 でしたね。


ですから・・・




上の写真のように
♭のミが後ろから2個目になるように、調子記号を書きましょう。

シ・ミ・ラ の順に書くのですよ。


それと、大切なのは
短調には3種類あります。

自然短音階・・・そのままの音階

和声的短音階・・・導音が半音上がり、音階の上行も下行も同じ。

旋律的短音階・・・上行の時は導音とMぷ1つ下の音が半音上がり
         下行は自然的短音階のように元に戻る。



下の写真の音階を参照してください。





ハ長調と ハ短調の音階を書いておきました。


同主調、分かりましたか?




ハ長調を基にした『近親調』の説明をしてきました。

試験にはこの基が変わって、色々と出題されますよ。
最近、私立の学校の音楽のテストで専門的な問題も出題される話も耳にします。

普段から楽譜を読むときに調性、気を付けて見るようにしたいと思います。



さて、連休も終わりましたね。

発表会に向けて気持ちを引き締めていきたいと思います。



すずきピアノ教室 音譜 鈴木紀子