フォローアップミルク(以下フォ)の話です。

 

書き込み覗きが大好きな私は(最近趣味になるつつある!?w)

こんな書き込みを見つけました。

 

「離乳食の後にフォローアップあげてます」

とか

「今日からフォローアップミルクです☆」

とか

「うちの子、まだフォロミ(フォローアップミルク)にいけないんです。」

色々いろいろ。

 

なぜフォローアップミルクをあげるんでしょう?

 

というかあげてるの?あげたいの?

 

だいたいは、完母ではなく、混合だとしてもミルク育児をしているママにフォを使い出す傾向にあります。

 

とうか、私も使ってましたねーww

初めての子育て、完母できなかったので、ミルクのお世話になりました。

で、そーかそーかと混合してきて、9ヶ月。

フォに移行しました。

なんでかって?

だって、ミルクメーカーからそう聞いたことあるし、実際店にも「9ヶ月頃から」

ってかいてあったもの。

「足りなくなる鉄分補給に」とか書いてあれば、鉄が足りないのは大変ね!!とせっせと飲ませていました。

あの時の私は、フォが結局なんだったか分からずに使っていましたね^^;w

 

でも、今はママ達にNOに近い意味での”使わなければいけないもの”ではないとお伝えしています。

 

ここで生まれてから飲む粉ミルクと9ヶ月からのフォローアップミルクは何が違うのかということを私の知る限りで簡単に話したいと思います。

 

粉ミルク→母乳の代用(限りなく母乳に近づけて作られている)

フォローアップミルク→牛乳の代用(牛乳にはない成分を補う成分がある)

*牛乳は鉄分が少ない

説明簡単すぎですねww

でも大まかにはこんな感じです。

 

詰めて言えば、

母乳は人間の子が必要な成分

牛乳は牛さんの子が必要な成分

牛乳の練習として飲ませる方もいるのかもしれませんが、大抵は今までのミルクの代わりが多いかなと感じています(過去の私も含め)

安いし、飲むし!

ちなみに、母乳は赤ちゃんにとっての「完全食」ともいわれています。

栄養満点な「完全食」とよばれるには理由があり、成長に合わせてバランスよく含まれているとのこと。

赤ちゃんの未成熟な消化器官でも消化しやすい成分で出来ているそうです。

だから母乳や育児用ミルクの代わりではないってことですね。

 

完母をしてきたママ達に聞くと、

「フォローアップミルクはあげてないです。」

「あげる予定はないです。」

「フォローアップ??知りません。」

 

このどれかのお返事が返ってきます。

そういうことなんです!!

いりますか?フォ?

 

この場合、完母のままたちには知らないは罪ではなく、知らなくてラッキー♪

何だと思います(^0^)

でも、完母ママでも知っっとくことは大事よ!!

途中から変わっちゃうかもしれないし、次のお子さんときはミルクになるかもしれないし。

知っておくことは大事です(大事なので2回目)

牛乳は特に1歳未満はあげません。

それを考えると、牛乳の代用品であるフォをなぜに1歳未満であげ始めるのか疑問が沸くと思います。

 

離乳食をあまり食べれないから、十分栄養補給できないから、フォロー補給するという考えもあるかもしれませんが、食べないのはその子が”食べられないから?食べないから?”

そう思ったときは、なんであまり食べられないのかをよく考えることをお勧めします!!

もしかしたら、離乳食が合っていない、まだ早いなどと言うこともあるわけです。

その子に合わせた離乳食が進められていればその中で鉄分を始めとする栄養を補えていく事ができます。

母乳や育児用ミルクが終わる頃には栄養源は少しずつ食べ物から摂取していくのが流れです(離乳食は食べるトレーニング期間!!!)

ややこしくなるので、、言ってしまえば、

んー、、、フォは健康補助食品、、、サプリメントと私は今は捉えています。

なんでもなければ、赤ちゃんにサプリメントはいらないですよね。

でも中には、フォを必要とする子もいます。

お医者さんから離乳食も進まなく、体重も伸びない、鉄欠乏ぎみと言われたらフォをということもありますね。

そこはかかりつけの先生の指示に従ってください。

 

さっきも言ったように牛乳飲むことへの練習とされる方もいるみたいですが、やめ時が分からなくなる人も多いみたいです(かつての私も笑)

混合されている方の場合、おっぱいはやめたけど、フォはミルク瓶であげているのは

 

「卒乳」ではない

 

ですからあしからず!!

 

最後に、母乳やミルクはむし歯にならないと言われる方、聞いたことのある方もいるかも

しれませんが、なります。

成分的にはなる要素があります。

でもならない子もいます。

その違いは何か、、、

 

ざっくりいうとあげ方。

 

母乳の成分云々も多少ありますが、大抵は乳幼児期にむし歯になっている子の食生活(頻回授乳や与え方、リズム、その後の離乳食やおやつ)はむし歯を誘発する要因となっていることが多いんです。

 

「産院でに母乳はむし歯にならないって言われた、だから大丈夫」

 

は、大丈夫ではないって事だけここではお伝えします。

 

何のために授乳をしたいか、むし歯予防のためにどうしていきたいか?

ちょっと考えておいていただくとママが子育てで何を重視したいかを選ぶ道もきまってくるのかなと思います。

またそのはなしはいづれ。。

 

むし歯予防マイスター・歯科衛生士

安齋友美

 

乳歯をむし歯にしない、お子さんの口と歯の健康を育てるむし歯ゼロゼロ講座。

今月は口腔ケア編を開催中♪

来週は4-5歳クラスの開講です。

 

11月は食育実践予防歯科Rの視点からむしむし歯予防のための乳幼児の食をお伝えする

むし歯ゼロゼロ講座食育編です。

離乳食に悩むママ必聴です。

各講座のお申し込みはhahahaサロンNicoから☆

http://www.hahaha-dh.com/anzai/

 

 

 

土曜日に楽しみにしていた東京・文京区にあるKamulier(カムリエ)Cafeさんに、ママ・キッズカフェのスタッフでもありhahahaサロンNicoの相棒でもあるはんちゃん (小林弘美)と行ってきました♪

専門が日大歯学部附属でしたので懐かしの御茶ノ水です。
カロリー(定食屋さん)が恋しいなぁw
東京医科歯科のあたりをテクテク行きまして、すぐ着きました。
カムリエさんは歯科医療機器総合メーカーの株式会社GCさんがプロデュースするお店です。
高齢の方や口の機能が低下した方、や障害のある方々にも楽しくやさしく、
噛むことや飲み込むことの提案をしています。
 
カムリエってどんなところ?こちら
   矯正女子会(♡▽♡)w

 

すでにお腹はペコペコでしたのでランチをいただきます。

お腹を満たした後は、咀嚼や嚥下が困難なかたへも食べやすいように作られたスイーツをいただきます。

私はオレンジ&ミルクティ

世界のパティシエ口博啓さんが生み出した、食感、口溶けとともに噛みやすく飲み込みやすいスイーツ。

私は甘いものをあまり食べないのでスイーツ業界には疎いので辻口さんのことを全く知らなかったのですいません^^;

同志の林田からは「えー!!??」と言われましたがww

でも、医療従事者の思いを受け取りこちらを生み出した熱い思いはしっかり口で感じとりました。

口の機能が低下していると、何気なく食べているケーキでも、口の中で処理できなかったり、スポンジが飲み込みを妨げたりむせ返ったりと困難なことが現実です。

「ケーキを食べたいけれど、食べられない、、、」そんな思いを持っている方を笑顔に変えてくれると思いました。

はんちゃんはマンゴー系だったかな?ただでさえニンマリw

途中、見学のDH学生さんたちと思われる女子たちがわーっとやってきました。

社会科見学のようです。

なんかキラキラオーラで光り輝く原石だなと、あれから20年の私は見ていましたw

彼女たちはどんな歯科衛生士になるんだろう(勝手にDH学生と思ってますが)。

 

そんなことを思いながら、はんちゃんと食について、口や体の機能について真面目なアツいトークを交わしていたらすっかり長居してしまいましたw

 

店長・志水さんとCafeに在中している歯科衛生士さんにお話を伺いました。

そして食と食べる口のスタートである私達が行っているサポートや活動についてお話させていただきました。

乳幼児の食べるとシニア(だけではないですが)の食べるはかけ離れているように見えますが、すごく近い。

近いといっても機能など同じではないけど、全てはやっぱり繋がっていると改めて感じました。

私は介護系は全然勉強不足なので、改めて学んでいかなければと思いました。

 

カムリエさんは介護食をいかに家族との普通食からわざわざ”別の介護職”ではなく食べることができるかを提案しています。

ママ・キッズカフェの乳幼児食も同じ食事からの転換です。

いわゆる「こ食」にならないため、楽しく美味しく食べていくことは0歳でも100歳でも変わりはないんだと思いました。

家族と同じものを食べる、味を共有する、それが食を楽しみ「人が食べる」ということなんだと。

お話する時間をとっていただいたお二人に感謝です☆

今後のカムリエさんの展開が楽しみ。

また伺いたいと思います!

笑顔が素敵な店長さん☆

カフェの一角にはGCさんのケアグッズや提案する食具なども置いてありました。

すごく参考になりました☆ひらめきが降ってきましたww

ホワイト歯科クリニックの「お口ポカントレーニング」で取り入れているペコパンダもGCさんですね。

私の口に合っていて昔からの愛用品のピセラ♡

色に迷いましたが、むし歯予防マイスター®カラーのオレンジ!とステイン除去効果のあるルシェロシリーズが合ったので購入☆

肌寒くなってきました。

夕方もいつの間にか真っ暗。

秋の気配をひしと感じます。

さて、10月は私ともう一人のロイヤルむし歯予防マイスター®が2人で活動しているhahahaサロンNico

では第6回ママ茶会を10月26日(木)に開催します!

 

子育ての困った!

こんな時どうする?

などいつものように参加者と一緒に子育てのあれこれをお茶しながらおしゃべり。

歯のこと、離乳食のこと、子どもの成長のこと、ママのことなどなど、なんでもアリです。

加えて、今回は少しだけですが、乳幼児期に起こりやすい歯やお口のケガについてもお話したいと思います。

参加者には持っていると安心な!?いざという時のレスキューブック(仮)をプレゼント(^o^)

 

QRコードまたはhahahaサロンNicoのホームページからお申し込み下さい

*お申込みは先着順とさせていただきます

 

ちなみに同日午前は口腔ケア編の4-5歳クラスのむし歯ゼロゼロ講座も開催。

対象に該当するご兄弟がいる場合は同じ日に二度お得ですね!!w

 

参加は無料です。

ちょっと気分転換に、ママ友探しにhahahaサロンへ遊びに来て下さい。

食育カフェである「ママ・キッズカフェ」の様子も見れますよ♪

お待ちしています(^o^)

 

雑誌や育児書にネット。

初めてのママ達が子育ての情報を得るには容易いツール。
私も初めての子育てには雑誌など最初は読んでいたけど、途中で
 
読む時間が無い!
 
ということに気づき、買わなくなりました。
あと、??になっても聞けないし解決しないという悶々感(笑)
やめました。
 
?なことは健診などで行って聞いたりしていました。
とは言っても毎度毎度健診があるわけでもなし。
ましてや、集団(うちの地域はそう)ともなれば
あちらは流れ作業的な(笑)
あっちへこっちへと時間もかかる集団健診は最後に相談したい人はどうぞ的なコーナーがあるんだけど、赤ちゃんは脱いだり着たり測定されたりでヘトヘト。もうこちらもヘトヘト⤵︎😣😣😣⤵︎
そんな中、最終ダンジョンに相談コーナーは私にはキツかったので「あ、大丈夫です」とスルー。
 
早く帰って横になりたい!!
 
w
 
ちなみに、2人目3人目の時は兄妹が付き添い時間に耐えられなくてやはりスルー。
1度、なんか聞いたけど「うーん、、、、かなぁ」と的を得ないアドバイス?だったので
悶々として帰宅(笑)
 
その後、子育て支援センターに気分転換に行ったりして、話きいたりでスッキリ。
 
支援センターって遊ばせる、遊ぶだけの場所ではないと思う。
なんとなく、ママ友作り、遊ぶ要素が強い気もするな。
もちろん、ママ達や赤ちゃんが気分転換になったりもするけどいろんな事をそこで何かを得てもらいたいし、気軽に話せたらいい。
 
そんなことも、あって
タイミングよくhahahaサロンNicoを開く事になって早3年。
Nicoは歯医者さんにある子育てサロンなのです。
赤ちゃんのむし歯予防のこと、歯磨きのこと、フッ素のこと、離乳食のことなどママ達が疑問に思う事などだけでなく、育児全般のお話を口と食に絡めてお伝えしています。
 
ママ達が育児でぶち当たる壁に直面した時、こんなことサロンで聞いてもいいのかな?
 
という事も実は繋がっていたりすることも多いです。
そして、
乳歯を健康な歯に育てるのは歯が生えてきてからじゃないと知ってるママ達を増やしていきたいな✩
 
明日はそんな、健口&健康育てのスタートを切るママ達がサロンでやっている「むし歯ゼロゼロ講座」にやってきます。
まずは0-1歳クラス口腔ケア編
残席ありなので明日はドタ参(土壇場参加)も大丈夫!!(お申し込みはしてね✩)
赤ちゃん連れOKです(n‘∀‘)η
 
 
 
 
 
 

赤ちゃんのお口の中ってどんな風になっているか知っていますか?

 

「歯がない」

 

ですよねw

そんな風に思われるママ達がほとんどだと思います。

後はご自身と同じような口の中、、、そんなイメージだと思います。

 

が、

実は生まれてからしばらくまでお口の形態は大人とは全く違います。

まぁ、いろいろあるんですが、その中でも知っておいてもらいたいのが

吸啜窩(きゅうてつか)

 

吸啜窩は上の写真で言うと、うわあご真ん中のダークホールw。。。ふふふふふ……

うわあごの真ん中にくぼみができているんです。

おぎゃぁと泣いた時覗き込んでみて下さい♪

そこにダークホールが、、、(しつこいww)

ただし、

ちなみに

その凹んだくぼみはなんのためにあるかというと、

おっぱいを深飲みするために乳首がこの凹みに入り込み

安定することでしっかりとした授乳(おっぱいを飲む)ができるんです。

そしてただ、安定し飲むことができるだけではなく、舌が乳首を押ししごく力はうわあごを押し広げる力にもなります。

つまり、うわあごの成長にとっても関係しているということなんです。

なので浅飲みをしているとその凹みに乳首が引き込まれないので、うわあごを成長させる力には吸ってる割にはあまりつながらないということになります。

ちなみに、乳首を噛まれやすい場合はママが思っているより浅飲み傾向になっていることが多いようです。

 

さて、この吸啜窩と呼ばれるくぼみは離乳食ととても関係が深いくぼみでもあります。

成長するに連れ、このくぼみがちいさくなり、うわあごが広がるなど口の中の形がかわることで、

固形状のモノが食べられる

ようになってきます。

つまり、今まで母乳やミルクといった液状のものからいわゆる離乳食(固体)が受け入れられる口に変化してきたということです。

反射的に吸っていた吸啜反射と言うものが消えていくのが5~7ヶ月と言われています。

おおよそそのあたりから口の中も食べる口へと変わってきていると目安にしてもいいかもしれません。

ただ、それは口の変化や機能発達には個人差があるので、離乳食スタートはママの見極めが大事になってくると言っても過言ではないと思います!!

 

 

つづく

 

ロイヤルむし歯予防マイスター®歯科衛生士

安齋 友美