赤ちゃんのお口の中ってどんな風になっているか知っていますか?
「歯がない」
ですよねw
そんな風に思われるママ達がほとんどだと思います。
後はご自身と同じような口の中、、、そんなイメージだと思います。
が、
実は生まれてからしばらくまでお口の形態は大人とは全く違います。
まぁ、いろいろあるんですが、その中でも知っておいてもらいたいのが
吸啜窩(きゅうてつか)
吸啜窩は上の写真で言うと、うわあご真ん中のダークホールw。。。
うわあごの真ん中にくぼみができているんです。
おぎゃぁと泣いた時覗き込んでみて下さい♪
そこにダークホールが、、、(しつこいww)
ただし、
ちなみに
その凹んだくぼみはなんのためにあるかというと、
おっぱいを深飲みするために乳首がこの凹みに入り込み
安定することでしっかりとした授乳(おっぱいを飲む)ができるんです。
そしてただ、安定し飲むことができるだけではなく、舌が乳首を押ししごく力はうわあごを押し広げる力にもなります。
つまり、うわあごの成長にとっても関係しているということなんです。
なので浅飲みをしているとその凹みに乳首が引き込まれないので、うわあごを成長させる力には吸ってる割にはあまりつながらないということになります。
ちなみに、乳首を噛まれやすい場合はママが思っているより浅飲み傾向になっていることが多いようです。
さて、この吸啜窩と呼ばれるくぼみは離乳食ととても関係が深いくぼみでもあります。
成長するに連れ、このくぼみがちいさくなり、うわあごが広がるなど口の中の形がかわることで、
固形状のモノが食べられる
ようになってきます。
つまり、今まで母乳やミルクといった液状のものからいわゆる離乳食(固体)が受け入れられる口に変化してきたということです。
反射的に吸っていた吸啜反射と言うものが消えていくのが5~7ヶ月と言われています。
おおよそそのあたりから口の中も食べる口へと変わってきていると目安にしてもいいかもしれません。
ただ、それは口の変化や機能発達には個人差があるので、離乳食スタートはママの見極めが大事になってくると言っても過言ではないと思います!!
つづく
ロイヤルむし歯予防マイスター®歯科衛生士
安齋 友美