先日、ママ・キッズカフェ にて第3回医療従事者向け体験型離乳食講座を開催しました。
今回は私もサポートで最後まで。
遠くは九州方面から東北の各地より歯科医師、歯科衛生士、歯科助手、保育士、管理栄養士さんなどがご参加いただけました。
みなさん10分前には着席!
私が言うのも何ですが、すばらしい☆
出だしスムーズに、進みます。
最初はママ・キッズカフェの口を語れる栄養士:山中によるアツい座学から始まりましたw
皆さん真剣です。
中盤はこの講座のメイン、離乳食体験。
軍手&ビニール手袋をはめて支度をして、、、、
参加者には、このようなメニューが並びます。
はじめはだしの話。
そして、だしが味覚形成にどう重要かを実際の味噌汁で顆粒だし、セルフだしの味噌汁をだしで薄めたもの、お湯で薄めたものを比較。
「全然ちがーう!!」
盛り上がりながら、続いて離乳食の話へ。
「手づかみ食べはいつからだと思う?」
それぞれに離乳食時期により違いがあります。
掴めそうでつかめない感覚。
寄せる、掴む。食器の役割も知ることが出来ます。
食具はなんだっていいわけじゃないんです。
月齢により使い分けます。
スプーンサポートについても、違いを見てもらいます。
代表の先生に赤ちゃんになってもらって実感してもらいました。
モリモリとスプーンにのせられたおかゆ
取り込んでも口の外に溢れんばかりです
スプーンのやり方1つで離乳食が変わります。
スプーンの選び方ひとつで食が変わります。
お子さんのお口が変わります。
食べ方(噛み方)が変わります。
そして最後は子ども達の食べる動画を何枚か見ながら、実際の子どもの食を考察。
体感したからこそ気付く点も合ったはずです。
全てのメニューは一見凄くシンプルですが、月齢と合わせて、口の機能によって柔らかさや形態なども違います。
これも離乳食で出せるの?という意外なものもあったり。
食べてごっくんするだけが離乳食ではないです。
離乳食は食べるための経験学習をするものでもあります。
ところで、毎回そうですが「手づかみ食べしてみて下さい」と手を伸ばすと指で掴む(つまむに近い)
方がほとんど。
まず手を伸ばすことをはじめ、手のひらで掴む です。
そして、次第に親指、人差し指、中指 を使っての動きを習得していきます。
つかみ食べからつまみ食べへとなるわけです。
皆さんまだ大人感覚を捨てきれていませんでしたww
なので今回はつまみ食べ寄りかな?
手のひらでの掴み食べはやってみるとほんと困難です。
ただ、大人脳だからなんとかやろうとしてできちゃうw
掴むやら摘まむやら細かい話は別として、体験は参加者の方々にとってぎこちない手で食べるというもどかしさなどが体験できたかと思います。
そしてー、、、足元チェーック!!☆
発見!
最初は気を付けていても食べながら、足裏が足乗せや床についている方もいれば絡めていたり、足を組んでいたり。。徐々に姿勢も背筋をのばした姿勢から変わっていきました。
離乳食期であればこれもチェックしてママ達に椅子選びとともにサポートしてあげたいですね☆
これは離乳食講座のも体験感覚も基本の基。
今回の講座が来年と連動する離乳食講座を企画中です♪