ピラティスで未来へつながるカラダへ */and Pilates/* -2ページ目

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07Jan
- Singin' in the Rain.【雨に唄えば】
  2021年になりました。前回のブログで外国のCMをシェアさせて頂きました。そして今回も、別のCMのリンクを貼りますね。見た後に、ちょっとウキウキした気持ちになれるかも。このCMかっこよすぎて2分が一瞬。 pic.twitter.com/v0KCHMcp7n— 濱田英明 (@HamadaHideaki) November 10, 2020Burberryです。CGを使っているのは氷だけ。洋服ブランドのCMなのに、最後に服を脱いでしまうんだなぁ、と初見のときとても驚きました。　落ちてくる氷は、気候変動のことを示唆しているようです。社会問題を取り入れながら、エンターテインメントに昇華させているのが素晴らしい。学生のときにA4サイズが入るblue labelのナイロン素材の長方形型のバッグを使っていました。技師の国家試験のときも、教材を詰めたそのバッグを自転車のカゴに入れて緊張しながら会場に向かったな、とCMを見ながらを懐かしく思い出しました。使用頻度は少なくなりましたが、愛着があって手放せなくて、今もクローゼットに置いています。
30Dec
- 2020年の終わりに。
  明日で2020年も終わりですね。今年は大変な年でした。生き方を変える必要があると、人生を深く考えた年にもなりました。こういった状況になると、　『生きてる』　ってほんとうにたまたまというか、幸運が重なっただけなんだな、と思います。だから、与えられた時間を無駄にせず、活かしたいですね。そういえばサンディエゴでIHを学んでいるとき、マチルダがこう話してくれました。『おぼえていてください。あなたは神様さまからのギフトです。あなたの生き方は、あなたから神様へのギフトです。』話は変わりまして・・・ちょっと時期がズレましたが、クリスマスの素敵なCMを見つけたので、ここでシェアさせて下さいね。【追記　2021.1.7】リンクしたCMが削除されたようなので、別のＣＭを貼っておきます。バレエは過酷な芸術ですが、美しい。今年はこういう状況もあいまって感動大作の多い海外のクリスマスCM。中でもこちらのアマゾンUKのにはグッときた。全体的に素晴らしいけど、さりげなくでてくるAmazonの存在感。そして、そのライト欲しい、というところ。 pic.twitter.com/Kj5PS9k8P6— 萩原幸也 ®️ (@onipro) December 25, 2020　The show must go on. 　ショーは続かなければならない。どうぞみなさまも健やかに、ぶじにお過ごしください。2020年、ほんとうにお疲れさまでした。
06Oct
- 頭と体をリラックスさせて、深く眠る方法。
  (スペイン　マラガ)朝夕はすっかり寒くなりましたね。コロナに加えインフルエンザの心配もありますし、日々健康に留意したいところ。そして健やかに過ごすのに大切なのは"質の良い睡眠"ですね。寝付きの良いときはあっという間に眠れるのに、冴えているときは数時間ベッドの中で目を閉じているだけ、なんてことが以前は度々ありました。先月ネットで目にした記事の中で米軍の入眠方法を実践したところ、かなり寝付きがよくなり眠りも深くなりました。ここでシェアさせて頂きますね。https://www.harpersbazaar.com/jp/beauty/health/a80024/bse-secret-military-trick-help-fall-asleep-two-minutes-lift1/たった２分で眠りにつける、米軍直伝のコツ自然治癒やエネルギー補給、ウェルネス増進と並び、体とメンタルの健康向上にとって睡眠は不可欠。上質の睡眠をきちんと....www.harpersbazaar.com＊記事の中の、上腕は肩→肘までを、前腕は肘→手まで、を指します。実際やってみて、全身の力を意識的に抜きリラックスするととても心地がいいです。そして普段いかに無意識に体や顔、頭に力が入っているかを実感します。私はいつも青空の中、砂浜に仰向けに寝て波の音を聞いているイメージで眠りに入るようにしています。最近は体をリラックスさせている最中にいつの間にか寝ています。なかなか眠れないときに試してみてください。
07Jul
- コロナウィルス、感染リスクの高い行動とは？
  コロナウィルス、東京では日々感染者が増えていますね。心配です。気を緩めず、引き続き手洗いと消毒、換気を徹底していきます。　上の画像はネットで見つけたもので、Texas Medical Associationが引用元です。https://www.texmed.org/感染の低~高リスクを分かりやすくグラフにしてくれています。リスク1:メール開ける。　とあって、えっ　メールチェックもリスクなの？？と驚きました。【追記：↑"メールを開ける"のがリスクではなくて、"封筒を開ける"ですね。メールの場合はe-mailですよね。恥ずかしい・・・。】他にいつくかピックアップすると・・・リスク2:テニスをすること、リスク3:他の人と一緒にウォーキング、ランニング、自転車に乗ること。リスク4:病院の待合室で座って待つこと。リスク5:誰かと一緒に家で夕食を摂ること。　　　　ビーチに行くこと。リスク6:公共のプールで泳ぐこと。リスク7:結婚式やお葬式に出席、参列すること。リスク8:ビュッフェで食事すること。　　　　ジムで運動すること。リスク9:大きな音楽コンサートに行くこと。当たり前ですが、人が密集するところはリスクが高いですね・・・。ちなみに映画館へ行くのはリスク8。休業期間中に金曜ロードショーで「天使にラブソングを」が放映されました。何度か観たことはあるのですが、素晴らしい歌声と人々が助け合うあたたかいお話に、こんな状況だからこそ、より胸が震えました。こちらもネットで見つけた街角の演奏の映像です。よろしければぜひ。少女がお金を恵んだらオーケストラの大演奏のサプライズyoutu.be
03Jun
- スタジオを再開しました。
  コロナウィルスの影響で約1ヶ月スタジオを閉めておりましたが、5月25日から営業を再開しました。実際にお客様にお会いしてレッスンをさせて頂けるのは、ほんとうに嬉しいです。自主トレーニングのためスタジオには休業中も何度か行っていました。エクササイズを時間をかけて行い、自分の筋肉の緊張を確認しながらカラダの可動域を広げていくことは爽快であり、また心も満たされるものでした。(台湾基隆)そして休業期間中は時間が十分にあったので中国語を学び始めました。英語もまだまだだけれど、興味が出たものはやってみたい。中国語、取り組んでみると発音が難解です。ローマ字で発音表記もあるけれど、そのまま読めないものもあり、声調といって4種類の音の高低・変化があります。うへぇ。　初日は少しやっただけで空を仰ぎました・・・。でも違う言語を音にして発するのは楽しいです。コロナウィルスが完全に収束したらまた台湾に行ってみたいですね。
12May
- 自分のために、誰かのために。
  日本も世界も大変な状況ですね。自分のできることは、せめて家にいること。スタジオは4月25日からお休みにしていています。(サンフランシスコ　Golden Gate Bridge )IHをサンディエゴで学んでから、日々自分の環境に感謝し手を合わせています。祈ることは、自分の心を鎮ませてもくれます。以前にもこのブログに書いたことがありますが、私の好きな祈りをシェアさせてください。この世が続く限り、生きとし生けるものすべての苦悩が続く限り、私もここに残ります。すべての苦しみがなくなるよう力になるために。ダライ・ラマ14世『抱くことば』よりみなさま、どうぞお元気でお過ごしください。
03Feb
- 雪道で転倒、仙骨を強打したお話。③
  前回の続きです。ここ数年、冬の通勤ではレインブーツを履くことが多くて、軽く転んだり滑ったりすることは何度かありました。でもそんなに大きなダメージを受けることもなかったので履き続けていたのですが、もうこれは靴を変えよう、と転倒してから数日後に靴屋さんへ行きました。声を掛けてくれたスタッフさんに、「絶対に滑らない靴が欲しいんです。」と訴えると、「あー、それは…ないですね。」と即答されました。…ですよねー。はは。「でも、うちのお店で一番滑らないのはこの靴です。」とおすすめされたのがBOGSのブーツ。その場ではじめて知ったメーカーでしたが、底がスタッドレスタイヤのようになっています。ふむ、確かに滑らなさそう。試着してみると軽いし暖かい。これも予防医療費だ、と即決。BOGSを履いて1ヶ月以上経ちます。絶対に滑らない、とは言えないですがほぼ滑らないし、歩いているときにすごく安定します。別のブーツやパンプスを履いたときにBOGSがいかに滑りにくいかを実感します。レインブーツは重たかったのもあって、BOGSの軽さは天国。しかも足はポカポカ暖かい。店員さんに訊いてみるものですね。今回は転倒の怖さを身をもって体験しました。もし骨がもろかったら、骨折していたかも知れません。余談ですが、「実は転倒した後体調不要が続いていて、カイロの施術ですごく良くなったんですよー。」とグループクラスの生徒さんに話した際に、「先生、ちゃんとして！」と叱られました。笑「先生に何かあったら私たちが困るんだから。そういうときはすぐ病院へ行って！」と。そのクラスはみなさん私よりも年上で、母親と同年代の方もいらっしゃいます。一部の生徒さんにすると娘を見ているような気持ちになるみたいですね。最近は叱られることもなくなったので、愛(?)のあるお言葉が嬉しかったです。健康第一。ちゃんとします。長くなりましたね。お付き合いありがとうございました。
02Feb
- 雪道で転倒、仙骨を強打したお話。②
  前回の続きです。転倒後、体調は優れないけれどお腹を直に触っても冷えていないので、内蔵には問題なさそうでした。でも貧血のようににフラフラするし、右脚が冷えている感じ。胡座をしようとすると右股関節が痛くて開かない。下腹もときどき鈍痛がする。転倒の衝撃できっと背骨がずれたのだろうな。だけど整形外科に行ってもレントゲンを撮って湿布を渡されるだけな気もするし・・・。結局ピラティスで調整しながら病院には行かず様子を見つつ、めまいは鉄分不足かも、と鉄のサプリを摂ったりしていました。サプリでめまいは多少よくなったようにも感じましたが、やはり体調不良は改善されずに10日ほど過ぎ、生理も遅れていたので婦人科へ行くことに。転倒の衝撃で卵巣や子宮になにかあったら怖いとも考えました。婦人科では内診と、血液検査で鉄分も調べてもらいましたがとくに問題はありませんでした。生理の遅れは転倒の影響かはわからないけど、子宮も大きくなっているし間もなく生理は来るでしょう、とのこと。診断結果には安心したけれど、体調は変わらず。うーむ、これはもう自力でなんとかできる範囲を超えている。人の手を借りないと回復しないな、と自覚。そして数日後の12月22日(日)、この日はスタジオのオーナーにカイロの施術をしてもらう予約を転倒前から入れていました。体調が良くなくて、たぶん転んだせいだと思います、と伝えて診てもらうと後頭骨がずれていて、右の股関節は亜脱臼していました。＊転倒した際、頭は打っていません。後頭骨はコチラ。緑色の部分です。自分では気付かなかったけれど、頬骨も左右の高さが違っていたようです。←なので顔も歪んでいた。頭がずれているってことはもちろん背骨もずれているし骨盤の傾きも変わるわけで、そうなると骨盤にはまっている大腿骨(太ももの骨)の角度も変わるんですよね。右の股関節はこちら。あ、だから右の股関節が痛かったのね、と納得。そして頭もずれているので脊髄液の流れもスムーズにはいってなかったのです。転倒前の脊髄液の流れが直線道路だとしたら、転倒した後は歪んだ道になっていたというか。めまいの原因はこれですね。施術で右股関節に大腿骨を正しい位置にはめてもらって、もちろん背骨、後頭骨のずれも調整してもらいました。施術後はすっきり。視界が明るい。めまいは無くなって、右股関節は痛みや違和感が完全になくなるまで施術後4日ほどかかりましたが、しばらく続いた体調不良からは解放されました。オーナーの技術の高さに改めて感服。信頼できるカイロプラクターが身近にいるのはほんとうに有り難いです。続きます。＊もしカイロプラクティックにご興味のある方はこちらから問い合わせできます。ヒーリングセラフhttp://www.healing-seraph.com/オーナーは女性で、柳瀬先生です。HPに記載されている割引は対象外であり、現在施術料金に消費税10%が別途かかります。
01Feb
- 雪道で転倒、仙骨を強打したお話。①
  今年は雪が少なくて暖冬ですね。歩きやすく過ごしやすいものの・・・地球の温暖化やオーストラリアの火災、氷河の減少など、気になることがたくさんあります。とくにオーストラリア火災は、一刻も早い鎮火を願うばかりです。（オーストラリア火災はネットから寄付ができます。私は本当にわずかですが Koala Hospital に寄付をしました。クレジットで決済後、振込完了のメールがきちんと届きます。ご興味のある方はぜひ。)さて、前回のブログに転倒して大変だった、ということをすこし書きました。今日はそのお話を詳しく書いてみます。昨年12月の初旬、仕事の帰り道に大通りのNHK前の歩道を歩いていたら、ツルツルに凍ったところですってーんと転びました。何かにつかまる間もなく、ひっくり返った、という表現がぴったり。そのときに仙骨をかなり強く打ちました。↑緑色の部分が仙骨。すごい衝撃と痛みで、すぐには起き上がれず。でもこのまま転がっていると誰かに声を掛けられるかも知れない。それは恥ずかしいぞ・・・、と何とか両手をついて、立ち上がり歩き出しました。その後図書館に寄る予定があって、イスに座って作業もしていましたがめまいもするし座っているのがしんどい。すぐに自宅に戻りましたが、時間が経つにつれ痛みは強くなり、ぎっくり腰のように腰をまったく動かせなくなりました。打った場所がちょうど仙骨だったので腫れることはなかったけれど、姿勢を変えるのもつらい。横になって寝ているのが一番ラクでした。通常なら冷やすのだろうけど、この辺りを冷やすと下半身も冷えそうでイヤだな・・・。と考えて、冷湿布で冷やすか貼るカイロで温めるか自分で筋反射をとってみると、カイロを選択。強打した部分に服の上からカイロを貼ると、すこし痛みがやわらぎました。(完全な自己判断です。おすすめはしません。)翌日はお休みだったのでカイロを貼りつつ安静にして過ごしていると、痛みは半分くらいにひいてきました。ただそれと引き換えに、体調が優れない。続きます。
26Dec
- 【年末年始の休業お知らせ】
  【年末年始の休業お知らせ】2019年12月29日(日)～2020年1月3日(金)までスタジオをお休みさせて頂きます。どうぞよろしくお願い致します。＊HPのお問い合わせフォームから12月28日までにご連絡頂きましたメールは年内にお返事をさせて頂きます。12月29日以降に頂いたメールは1月3日以降のお返事となります。ご了承下さいませ。
- 雪山からアラスカへ思いを馳せる。
  2019年も間もなく終わりますね。今年は長期で旅に出ていたせいか、旅以外に1年間、何をしていただろう？と記憶が曖昧な感じです。先日JRタワーの展望台に行ったときに、冠雪した手稲山や大倉山が見えて、アラスカで見た雪山と重なりました。(アラスカ)仕事からの帰宅途中に月が見えると、「この月は真っ黒の海を照らしていた船上から見たあの月と同じなんだなぁ。」と思うこともあります。(船上より)世界ではこの瞬間に朝の国も夜の国もあって、違う人種の人がいれば話す言語も違うし、信仰も異なる。でも、自分の生活の延長上にそれはあって、自分が誰かを大切に想うように、どの国の人にも、どの人にも大切な人がいる。世界は繋がっているんだな。そう感じられるようになったのはいろんな国をまわって、その国の人と多少なりとも交流することがあったからだと思います。船のデッキから眺めていた青い海と空。ヨーロッパの強烈な日差し。アイスランドの澄んだ空気。自分の気持ちを向ければいつでもそこに繋がれて、そのときの満たされた気持ちが蘇ります。(アイスランド)おっと、転んだ話を書こうと思っていたのに話が大幅にそれました。氷の上で仙骨を強打して、ちょっとダメージがありました。それはまたいずれ。いまは回復して元気です。
08Dec
- ジャンプでヒップアップ。(骨密度もup)
  最近、自分のトレーニングでよくジャンプをしています。ジャンプすることって・・・ありますか？大人になるとあまりする機会がないし、膝に負担がかかりそうですよね。私も立った状態でジャンプしているわけではなくて、リフォーマーに寝た状態でジャンプしています。え？どういうこと？とたいてい首を傾げられるので動画を撮ってみましたー。(56秒:飛んでるだけです)脚力の強化や運動量を上げるため、以前からお客様とのレッスンや自主トレーニングに取り入れてはいたのですが、ジャンプした翌日は"お尻が確実に違う！"と気づきました。お尻が上がる＝ヒップアップするんですよね。それに骨に衝撃が加わるので、骨密度も上がります。股関節や膝、足首に問題がある方には注意が必要ですが、恩恵は大きい。バレエダンサーの方は、飛ぶときの安定感が増したと仰っていました。ジャンプは、ゼェゼェと息切れするくらい運動量があります。でもやり終えたあとは達成感が残るし、楽しんでくれる方も多いです。さらに私はお客様のモチベーションを上げるため、『ジャンプはお尻が上がるんですよー。』とはじめる前に一言お伝えしています。『それならやります！』と皆さん他のエクササイズよりも熱量高く、真剣に取り組んでくれます。ちなみに通常こうなっているリフォーマーの足元Jump boardを立てた状態これでジャンプ出来るから便利！リフォーマー、チェア、キャデラックと、ピラティスの機械はとても機能的だし、個人的には設計も美しいと感じます。機械についているスプリング(バネ)があることで、筋力不足をサポートしたり、逆に負荷をかけてチャレンジしてもらうことも出来ます。
16Nov
- 【Bcube on Tour 名古屋 2019】受けてきました。
  先々月のお話ですが、9月6・7日に名古屋へ1年振りにWSを受けに行ってきました。今回は3タイトル、＊アスレティックコンディショニング・オン・スタビリティクッション＊アスレティックコンディショニング・オン・ザ・マット＊フィットネスサークル　チャレンジスタビリティクッションフィットネスサークル繰り返しスクワットや腕立て伏せをしたり、腹筋強化のエクササイズも多数あり。名古屋から新千歳空港に到着後、階段を下りようとしたら大腿がすでに筋肉痛で、手すりにつかまってカクカクしながら下りました。今回のような即効性のある筋肉痛はAR(アドバンスリフォーマー)以来かも。懐かしいです。スタビリティクッションに乗ってスクワットや片足でバランスなど、グラグラと揺れるなかで試される体幹。自分のカラダに集中して、指導を受けながら没頭する時間は久しぶりでした。スポーツ経験が豊富な方や男性の多くは、アウターの筋肉(浅層筋)が強いために繊細な動きを実感してもらうことが難しい場合もあるのですが、今回受けたWSはそういう方に向けられているものがいくつもあって、お客さまの顔を思い浮かべながらレッスンで取り入れるのを楽しみに帰ってきました。お客さまに実践して頂くと即効性もあるし、ご自身の体の左右差や、使う筋肉をより明確に感じられています。レッスンの早い段階で理想的な姿勢(ニュートラル)になる方も多いですね。スタビリティクッションの上に片脚を乗せて立ち、バランスを取るのに苦戦していたお客さまは、『これはもっと(ピラティスを)頑張ろう！と気合いが入りますね。』と笑っていらっしゃいました。そういえば昨年のWSでは地震の起きたその日、9月6日に名古屋へ発つ予定だったのですが・・・空港は封鎖、飛行機は欠航、自宅は停電。けっこう絶望的な状況でした。でも翌7日の早朝、いちかばちかでタクシーで空港に向かうと、名古屋行きはお昼頃から運航が再開され、ぶじ搭乗できました。名古屋到着後は夕方からWSを受講して、1泊で札幌へ戻ってきました。私の居住地域では8日20:00頃に停電が解消されたらしく、帰宅して電気が点くのがほんとうに嬉しかったな・・・。名古屋はふつうに明るくて、スーパーに行けば物は豊富に売られていて、もちろん充電し放題だし、なにごともない日常生活の有り難さを実感した出来事でした。食べものや寝る場所があるのは、当たり前じゃないんですよね。
26Sep
- ドブロブニク②
  ドブロブニク寄港、前回の続きです。城壁を1/3ほど歩いた後、ピレ門近くで外に出ました。実際は城壁のうち1kmも歩いていなかったと思うのですが、けっこうな疲労度。快晴なのは嬉しいけれど日差しが強烈！それに加えて急な階段の上り下りと、城壁内の道のアップダウンに体力が奪われます。城壁の途中にはカフェもあります。さて、現地で有名な老舗チョコレートショップ、Krasを目指してプラッツァ通りを進むと、お店が閉まってる！えぇぇ〜…楽しみに来たのに残念…。さらに疲労感が増したのを感じながら、近くの聖ヴラボ教会に入りベンチに座らせてもらってすこし休憩。ここは気持ちの良い場所でした。体がらくになってきたので、青空市場を見に行きます。オレンジピールとイチジクのドライフルーツを試食させてもらうとまぁまぁ美味しい。3つで10ユーロ。ということは130円計算で1つ433円くらい。お土産用にと3つ購入。サングラスをかけたレジのお兄さんが、「アリガト。ヨイイチニチヲ。」と片言の日本語でお礼を言ってくれました。嬉しい。市場をさらに歩いていると、自動ドアに吸い込まれる人が見えました。KONZUM.覗いてみるとスーパーマーケットのようです。やった！外国のスーパーは大好き。乳製品や冷蔵商品を素通りしてお菓子コーナーへ行くと、さっき閉まっていたチョコレートショップ、Krasの商品もありました。2枚購入した板チョコがとても美味しかった…。(画像がなくてすみません)スーパーを出たあと、すこしカフェで休むことにしました。ココアのつもりでホットチョコレートを頼むと、"チョコレートをほんとうに湯煎したのでは？"と思うほど濃厚なものが出てきました。5.71€。飲もうとしてカップを口に運んでも、ねっとりし過ぎて流れてこない！飲み物がすすれないなんて初めてです。びっくり。結局スプーンですくって飲みました。飲み終えて間もなく、自由時間は終わり。船に戻りました。ドブロブニク、素敵な街でした。お天気に恵まれて幸運です。ただ日向と日陰の温度差が激しく、城壁を歩いたときにかいた汗が日陰に入ったときに一気に冷えて、この後喉を痛め、発熱はしませんでしたが数日体調不良でした。この日を境に、船の中で咳をする人が増えたように思います。ドブロブニクに行かれる方は、首をあたためるスカーフやストールがあったほうが良いかも知れません。そして日差しが強いので、帽子と日焼け止めは必須です。日傘は外国ではあまり使われていないので、UVカット生地のつばの広い帽子をオススメします。にゃー。ドブロブニク編でした。
19Sep
- ドブロブニク①真っ青な空とオレンジの屋根。
  船旅でクロアチアのドブロブニクに寄港したときのお話です。5月11日(土)ドブロブニク寄港。7:00着岸。快晴。この日は7:30集合のツアーに申し込んでいました。日差しが強く、日向と日陰の温度差がかなりあります。日向にいると汗ばむのに、日陰は寒いくらい。バスで城壁に囲まれた旧市街まで移動して、ピレ門→オノフリオの噴水→プラッツァ通り→ドブロブニク大聖堂へと歩きます。早朝でしたが、すでにたくさんの観光客がいました。準備中のアイスクリーム屋さん。"幸せは買えないけど、アイスは買えるよ！"ここで楽しみにしていたのが全長2kmの城壁を歩くこと。城壁から見下ろす旧市街の景観が素晴らしい、といくつか記事を読んでいました。ジブリの『紅の豚』の舞台にもなったそうです。城壁を歩けるのは自由散策の時間になってから。それまではガイドさんと同じツアーの方と一緒に行動します。早く城壁を歩きたいなー、と大聖堂を眺めながら気もそぞろになってきた頃、ガイドさんが最初に行く予定だった入口近くのフランシスコ修道院に戻りましょう、と言いました。修道院内にあるマラ・ブラーチャ薬局が有名で、そこはヨーロッパで3番目に古い薬局だそうです。それもツアーの行程に組み込まれていたんですね。到着したときは早朝でまだ開いていなかったので、修道院の薬局を見てから城壁の入場チケットを渡します、とのこと。(＊城壁を歩くのは有料です。)城壁は出入り口が3カ所あり、一方通行で反時計回り。私は大聖堂近くのスポンザ宮殿の横から入場しようと決めていました。なぜなら城壁の1番高い位置、ミンチェスタ要塞に最も近く、そこからの旧市街の眺めが絶景、と聞いていたからです。薬局に行ってから再度スポンザ宮殿へ戻るには距離もあるので時間がかかる。薬局近くにも城壁への入口はありますが、そこから入ってしまうと位置的にオレンジの屋根はしばらく見られず、城壁を1周しなければなりません。1周は2kmですが、ゆっくり見て回ると1時間はかかるらしく、この強烈な日差しの中ではなかなか厳しい。というわけで、ガイドさんにお願いして先に城壁チケットを渡してもらいツアーから離脱。宮殿横にある城壁の入口へ向かいました。(石階段を登って入場します)道はすれ違えるくらいの広さはありますが結構アップタウンがあり、時々現れる階段は狭く急勾配。旧市街を見下ろすと、オレンジの瓦屋根は美しく、石や石膏(？)で作られたベージュの外壁と相まってとても可愛らしい。ロマンチックというかメルヘンチックというか、現代とは思えないほど。視界に広がる、暖かみのあるオレンジの世界を満喫。ミンチェスタ要塞から街を見下ろすのももちろん良かったのですが、私が歩いたスポンザ宮殿からピレ門近くまでの間は終始旧市街のオレンジ屋根が見えて眼福でした。洗濯物が掛けられていたり、瓦を修復中でブルーシートがかけられているところなどもあり、生活感があるのも良かったですね。続きます。
18Sep
- ラピュタを見て思い出す20代のある年末。
  (アラスカ)9月も中旬になり、すこし肌寒くなってきましたね。今日はピラティスでも旅日記でもなく回顧録です。(長いです)８月末にラピュタがTVで放映されていました。何回も観ているけれど、これはいつ制作されたのだろう、と調べたら1986年でした。30年以上前だったのか・・・。20代のとある年末、私は肺に水(胸水)が溜まって入院していました。検査や投薬をする中で、結核の疑いあり、と診断され大部屋から隣の使われていない4人部屋にひとり隔離されまして。後に郊外の専門病棟へ転院させられるのですが、その転院前の数日は4人部屋にひとりだったわけです。消灯時間を過ぎても同部屋の誰かに気を遣う必要がないためTVを観ていたら、そのときもラピュタが放映されていて、暗い病室でひとりで観ていたんですよね。それからも幾度となくラピュタは観ているのですが、前回の放送時に入院してたときのことがなぜか鮮明に思い出されました。ちなみに私は結核ではありませんでした。当時私は医療従事者(検査技師)だったのですが、私の検体が私の勤めていた検査センターに送られ、私の職場で結核菌の有無を調べる培養がされていました。結核菌の培養は当時は確か3ヶ月くらい追跡して観察していたはずなのですが (うろ憶え)、上司から「太田の検体からは(菌が)出なかったよー。」と職場復帰した後に報告を受けました。なぜ胸水が溜まったのかは未だ不明のままです。結核を疑われたのは、胸水に有効である抗生物質が私には効かず、日毎に胸水が増えて行ってたんですね。胸水が増えると肺が詰まって呼吸が出来なくなるので、最初は主治医が注射器で私の肺に針を刺して胸水を抜いていたんですよ。(麻酔もなく激痛だった...)それで、結核患者に使われる抗生物質に変えたら胸水が減ったので、「これは結核の可能性がある！」ということで隔離されました。結核ではなかったと数ヶ月後わかるわけですが、当時はその可能性を否定できなかったため、結核の専門病棟に救急車で移送されました。確か母が来てくれて、移動中はふたりで救急車の中に座っていましたね…。(横になるほど重体ではない)ちなみに抗生物質を服用していたので、結核菌をほかの患者さんからもらう、ということは無いのです。移送された病院で年越しをして、元旦はちゃんとお雑煮が出て嬉しかったなぁ。肺には他にも炎症が起きた形跡があったようで、、元々肺が強くないのかも知れないね、と私のレントゲンを見たお医者さんが話していました。でもそれ以来、肺は問題なく過ごしています。ピラティスのおかげで深い呼吸も出来ますしねー。そう、呼吸といえば胸水が溜まっていたときは起床時に体を起こすと、水が動いて呼吸が出来なかったんですよ。ゲホゲホむせて、ゼーゼー言いながら水の動きが収まるのを数分待ち、やっと普通に息が出来る感じでした。自力で吸えて吐けるって有難いことだわ…。というわけで、ジブリ繋がり？で次回は「紅の豚」の舞台となったドブロブニクに寄港したときのお話を書きたいと思います。
04Aug
- 船旅から戻りました。
  毎日暑いですね。久しぶりにブログを書きます。4月から3ヶ月休職をして旅に出ていました。今回はピラティスに関係なく、完全に私的な旅です。船に乗ってシンガポール、ドバイ、ヨーロッパ、北米、アラスカといろんな国を周ってきました。(アラスカの氷河)長い旅だったので体調が優れないこともときどきありましたが、そんな時はひたすら睡眠を摂り運動をし、ぶじ旅を終えました。船には医務室もあって、3ヶ月の間インフルエンザが出たり風邪をひく方も多く、医務室はいつも混んでいたそうです。ちなみに医務室では血圧を測るだけで＄100(約1万円)、風邪薬を処方された方は＄400(約4万円)請求されたとか。(！)海外旅行保険に加入していた方は(私も一応加入していました。)帰国後にお金は戻ってきますけれど、高額でびっくりです。たくさんの国を周るなかで、私が最も惹かれたのは最後の寄港地、アラスカでした。視界に広がる大きい山と深い緑の森。視界を超えたその先にも、原野が広がっていることが感じられました。圧倒的な大自然の中にただ立っているだけでとても幸せで、ここに、このまま何時間でもいたい。そう思う場所でした。アラスカについてはまた改めて書きます。3ヶ月の間、グループクラスは代行の先生にレッスンをお願いして、プライベートのお客様には事情をお話しし、帰国後よろしければまたいらして下さい、とお伝えしていました。出発前の4月に、帰国後の7月の予約を入れて下さるお客様もいらっしゃって、長期で休職した後もレッスンをさせて頂ける場所があるというのは、ほんとうに有り難いことでした。札幌に戻ってから、スタジオで久しぶりにリフォーマーに乗って体を動かした後はすごく爽快！体幹の安定度がぐっと上がり、脚も軽くなって立つのが楽になりました。ピラティスはやっぱり良いなぁと実感。旅のことはこれから少しずつ書ければと思います。(アラスカ白夜の夕日)
07Apr
- 『あした、死ぬかもよ？』
  (今日は長いです)グループクラスで降りる地下鉄の駅で、毎月5日間ほど古本屋さんの催事があります。私の好きな本やポストカードが置かれていることが多く、時間のあるときは立ち寄って物色しています。思いがけない本や作家さんとの出会いがそこで何度かありました。先日タイトルに惹かれて手に取ったのがこちら。『あした死ぬかかもよ？』ひすいこたろう著パラパラ立ち読みしてみると.....『今日があなたの人生最後の日です。病院のベッドの上で、ひとり。天井の蛍光灯をぼんやり眺めています。あなたの一生は、どんな人生でしたか？』『想像して下さい。あなたはあと30秒で死にます。』........『はい、あなたはたったいま死にました。』冒頭からこんな始まりでした。その先がとても気になり、興味をそそられたので購入。地下鉄で読みながら帰りました。本を読み進めると、課題が頻繁に出てきます。『これをやり終えるまで次のページは開いてはいけません。』と書かれているので、真剣に考えているとなかなか先へ進まない。早く読みたいのにー！と思いつつうんうん唸って答えを出していました。生きる時間は有限だと頭で分かっていても、今日と同じようにまた明日は来ると思っているし、まだまだ先まで生きられると錯覚している。そんな確証はどこにもないのに。私の父は2年前に他界しました。父を亡くして、自分の人生の残り時間を考えるようになりました。元々思い立ったことは早めに行動に移すほうではありますが、より切実になりました。いつ命が終わるとしても、『あのとき別の選択をすればよかった。』ではなく、『あのときあの選択をして良かった。』と思いたい。本の中で、もしあした死ぬとしたら、いまの悩みなんてどうでもよくないですか？という一文があります。確かに明日で命が終えるなら、悩みに時間を使うなんてもったいない。日々の生活で理不尽だなぁと感じることもときどきありますが、それも掘り下げていくと自分の感情の問題だったりします。私は混乱したり、心が波立つ出来事があると、とりあえず全部書き出してみて頭を整理します。頭に血が登ると視野が狭くなって攻撃的になったり被害者になったり。最近はポメラを買ったのでとりあえずポメラに打ち込んでいます。(ポメラ、ネットに繋がらないところが最高。便利です。)本の中で江頭2:50さんの言葉が掲載されていました。”これをやったら次回出られなくなるんじゃないか、なんて考えないようにしている。人間いつ死ぬかわからないから、その時のすべてを出しきりたいんだ。おれはいつ死ぬかわからないし、見ている人もいつ死ぬかわからない。視聴者が最後に見た江頭が、手抜きの江頭だったら申し訳ないだろ？”出典:ウェブ石碑名言集江頭さん、いつも全力でのパフォーマンスと、東日本大震災でのボランティア活動を知って、とても好きになりました。(エガちゃんかっこいいよー！！)今日が最後の一日かも知れない。そう思うと、今日という日が愛おしい。大好きなひとにも、ちょっと苦手なひとにも、愛と感謝を送りたい。そんな気持ちにさせてくれる本でした。＊4月8日(月)〜7月19日(金)までの間、プライベートレッスンをお休みさせて頂きます。
03Apr
- IHを学ぶ【インナーチャイルド3】
  (昨年11月のサンディエゴ。サンタがサーフボードを持っています。)昨日はすごい雪でしたね。4月に入っても吹雪くのが北海道。毎年実感します。前回より少し間が空いてしまいましたが、『インナーチャイルド』の続きです。母から共感を得られなかった悲しいいくつかの出来事は、歳を経るにつれ記憶から薄れていったのですが、2015年に受講した子宮WSの中でイズミさんにキネシオロジーのデモをしてもらった後は、母に関する過去のことを芋づる式に思い出すことになりました。今年のお正月に高校からの友人にこの話をしていると、『よくそんなにはっきり憶えてるね。私は子どもの頃のことは、ぼんやりとしか憶えてないなぁ。』と言っていました。私もキネシオロジーを知るまではぼんやりしてたんだよなぁ....。話がすこし逸れましたね。そんな訳で、いろんな子供時代の苦く悲しい思い出を癒すのが、インナーチャイルドのワークでした。子供のときの自分を抱きしめてあげる。聞きたかった優しい言葉をかけてあげる。そうやって大人になった自分が、こどもの頃の自分へ親に変わって愛情をかけられるのだとわかったのは嬉しい驚きでした。ちなみに私のインナーチャイルドが聞きたかった言葉は『そばに居てあげられなくてごめんね』。両親がずっと働いていたからですね。両親が毎日休みなく働いてくれたからこそ、私はご飯を食べて、学校へ行き教育を受けることも出来ました。私には私の寂しさはあったけれど、育ててくれた父と母にはとても感謝しています。そして現在自分で独立して仕事が出来ているのも、真摯に仕事を続ける両親の姿をずっと見ていたからだと思っています。インナーチャイルド、長くなりました。最後まで読んで頂いてありがとうございました。＊4月8日(月)〜7月19日(金)までの間、プライベートレッスンをお休みさせて頂きます。
02Apr
- 4月8日(月)〜7月19日(金)までレッスンをお休みします。
  【お知らせ】4月8日(月)〜7月19日(金)までの間、プライベートレッスンをお休みさせて頂きます。ご迷惑をお掛けしますが、どうぞよろしくお願い致します。