好かれようとしなくても | 「魂が震える話」ブログ

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成功者の名言、いい話、泣ける話、気付きのブログ。この「魂が震える話」を見て、多くの人が元気になって頂けたら幸いです。


自分の生き方についてのお話しです。


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石川遼君はインタビューの際の受け答えを見ているだけでも、あの年齢にしてものすごい礼儀正しさを感じます。


それはインタビューの時だけでなく、たとえば洗面所を使ったあとは周りをきれいに拭くなど、日頃の行いもしっかりしているのだそうです。


でもそれは、誰かに気に入られようとしてやっているわけではないと思います。


もはや自然の所作として身についたことで、「これをやったから何か見返りがほしい」と、そんなことはおそらく考えていません。


しかし、気づかいの所作を続けていけば、必ず誰かが助けてくれます。


たとえば仲間を集めた飲み会の幹事でもやってみて、感じのいいお店を選んでみたらどうでしょうか?


友人がそれで楽しんでくれたら、嬉しくならないでしょうか?


自分の気づかいに喜ぶ人がいる、それを知るだけで気づかいのレベルは上がります。


好かれようとしなくても、募ってくれる人が増えていきます。


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日本人にしかできない「気づかい」の習慣

上田比呂志 著

クロスメディア・パブリッシング


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岡本太郎さんの言葉に、


「友達に好かれようなどと思わず、友達から孤立してもいいと腹をきめて、自分をつらぬいていけば、ほんとうの意味でみんなに喜ばれる人間になる」


というものがあります。


人の目を気にして、おべっかを使ったり、上司の前だけ取り繕っても100%バレます。


いつも思いやりのある人と、その時だけの人とでは、発する言葉や仕草が大きく異なります。


しかし、その時だけの人たちは、相手が見抜いているとは微塵も思っていません。


でも不思議と伝わるものです。


人間は、「言語情報」よりも「視覚情報」を頼りにする生き物です。


ちょっとした仕草や、瞳孔の開き方、口角や視線の移し方など、相手が「怒っている」「機嫌が悪い」「その話は聞き飽きた」「はいはいやればいいんでしょ」と思っていること位は、きっと中学生にもなればバッチリ伝わります。


だからこそ、何気ない普段の「所作」が大事なんです。


いつも思いやりのある人は、わざわざそういう自分を演技しなくても良いので自然体です。


最後に笑福亭鶴瓶さんの言葉をご紹介致します。



「自分を忘れ、余計な計算で横にそれたりするとダメになる。


あくまで自分のラインを貫くことがすごく大事なんです」




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「魂が震える話」


発行人:けい