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『バレンタインによせて』中川えりか

湯煎で溶かしたチョコレートに、お湯がとっぷり入ってしまって、

いつまでも固まらないチョコレートを作ってしまったことがあるなかがわです。



バレンタイン、ですね。

こういう女子~なイベントは、個人的には苦手です。


昔からそうなのですが、

なんかイベントごとにどっぷりはまるのが恥ずかしいのです。



クリスマスにトナカイの着ぐるみを着たり、

花火に浴衣、

成人式の振袖、

結婚式のパーティドレスですら、

張り切っている感じが気恥ずかしくて、やだなと思っていました。

いつでも、ジーパンにTシャツでいいじゃないか、と。


でも、ある時言われたんです。


「せっかくのイベントなんだから、

敢えての服装も含めて、丸ごと楽しまないともったいないよ。

それもたしなみの内だ。」


目が覚めました。

知らなかったんです。

みんな、敢えてやってるんだということを。


ハレとケ、という言葉があります。

祭りと日常、ですね。

現代文では読んだことはありましたが、それは、あくまで文化についての論文の中の話でした。

でも、実生活として、普通にみんなやってることだったんです。


ハレの日を楽しむ。


変なテンションになってしまうのではなく、

たしなみの一つとして。


それ以来、相変わらず苦手ながらもイベントごとをたしなんでまいりました。

開き直って。

傍目にみたら、そりゃもう張り切って。


そして、今年もまた。


クリエ八犬伝組が本番中です。

差し入れとして、バレンタイン的なクッキーを焼いていきました。


お腹が痛くなってる人がいたら、私のたしなみのせいです。

どうぞよろしく。




理屈っぽくなりましたが、

なんだって人生楽しいのが一番だと思っています。


チョコレートが固まらないからなんだって話です。

楽しんだもん勝ちです。

みなさま、素敵なバレンタインを♪



Member's BLOG-き


これ、頂いたポストカードです。

木目からインスピレーションを受けたイラストが描かれています。

海にそびえる高い岩に腰かける少女。

・・人魚姫なのかな。

薫るような温かい木目と、童話的な淡いイラストの雰囲気がとても気に入っています。


『優れたところ』 岩崎大輔

ども

女王陛下からありがたい名前を頂いた


岩崎エロ男です。

以外と嬉しかったりします。

変態ですね。



さてさて、7SEEDSの新刊は勿論読みました。キスネバも近距離も。
意外と読んでまする


さてさてさて、自分が人より優れている能力があると思っていませんか?
ドラゴンボールやワンピースを見ていると自ずと錯覚してしまいがちですね。

ちなみに僕は視力が低い分、聴覚、味覚、嗅覚はずば抜けてると勘違いしています。

誰よりも足音に敏感なのと
誰よりも自分の臭いに敏感なのと
誰よりも味にうるさい

はずです。


犬年だからでしょうか?
このまま行けば八犬士に選ばれますね。
こまっちゃうな。


ちなみに、何が言いたいかというと、男はみんな匂いに敏感です。

電車で隣に座った女性が良い匂いだったら、テンション上がる感じです。

バレンタインは、匂い付きですかね。

変態発言

ごちそうさまです。

『読書』 永島真之介

忙しくなると電車に乗って、たまたま座れても寝てしまったりする事が多くなります。

でも稽古などが無いときは本を読んだりしていたりします。

先日、良子さんから伊坂幸太郎さんの『砂漠』をお借りしてから読書ブーム、というより伊坂幸太郎ブームが復活していまして家にあったものを含め、読み直しています。

やっぱり一番好きなのは『ゴールデンスランバー』です。
堺雅人さん主演で映画化もされている作品なんですが、この映画もよく出来ていて大好きです。
2010年に観た邦画で、最初に観て、一番好きだった作品でした。

最後にいろいろつながった瞬間、伊坂さんの『どや感』を感じるんですが、それでも『あなたはすごいですよ・・・』と思ってしまいます。。。すごい。

昔は小説を読むのも軽い気持ちで流し読みしたりしてましたが、最近はじっくり時間をかけて読むのが好きです。

2011年は忙しくても活字に触れる機会を増やしたいと思います。

しっかりと時間を作って百冊くらい読みたいなぁ。

しかしまだ四冊くらい。

今後は伊坂幸太郎以外にも手を伸ばしていこうと思います!

アンドレは読書好きが多いのでおすすめを借りたりしようっと。。。

『節分でっせ』音野暁

やってきました節分。いつの間にか定着しようと企んでる恵方巻は食べましたか?
あれは元々は京都辺りの発進なんですよたしか。
違ったらごめんなさい。
ちなみに僕は豆も巻き寿司も食べてませんが、節分の思い出を振り返ってみる事に。


…しかし、たいしてないんですよ節分って。皆さんありますか?

唯一思い出したのは、小学生の時に給食で出た節分豆を数人でぶつけ合って遊んでいたら、担任に激ギレされてど突かれたあげくに教室に散乱した豆を食べさせられた事とくらいです。
確か三年生だったかな。
この時に食べ物の大切さと教室のホコリの味と掃除の大切さを教えられました。
いい思い出です。

先生ありがとう。

十数年振りに思い出しました。
先生だけじゃなく、当時はめっちゃ怖かったけど、素敵な大人が周りに沢山いてくれたんだなと、この年になって思います。

今年から節分は、食べ物に感謝する日にしたいと思います。

『持ってる論とペンペンコ』 加藤靖久

いやぁ、もはや今更感もありますが


アジアカップ決勝は興奮しましたねぇ。




あんな深い時間だったけど


皆さん各所で盛り上がったことでしょう。




僕は自宅で観てたんですけどね


お隣さんは若者が結構な人数で観戦中だったようで




李選手の漫画みたいな華麗なボレーが


決まった瞬間なんかは


「ウオォォォォォォウ!!!!!!!」


って怒号が響いてきました。




(あと岡崎選手がヘディングシュートを外したときなんかも


同様の叫びがwww)




で、勝利が決定したらもういっちょ


「ウオォォォォォォォォウゥゥゥッ!!!!!!!!!」


という歓声のあと、盛大に乾杯しておられました。




かくいう僕も壁を隔てて一緒に祝杯をあげました。


美味かった。


勝利の味は格別でした。






んでね。


本題はココから。




昨年中よく話題になってた


【持ってる】ってあったじゃないですか。




サッカー代表の本田選手の発言しかり


今えらい事になってる斉藤祐樹選手しかり。


(あ、件の『持ってるのは、仲間です』という


彼のナイスすぎる気の利いた発言は一回置いといて)




あれね違うんです。




あの人達は持ってるんじゃない。


今世紀最高の天才の一人に数えられるであろう


イチロー選手だって違うと思うんです。




今から、


すっごい普通の事書きますよ。




いいですか??




あの人達は【やってる】んです。




それぞれの分野で


あれだけの注目を集めるようなステージで


あれだけの素晴らしいパフォーマンスを披露する。




そう。


まさに披露です。




来るべきステージのために


研鑽を続け


研究を続け


自己を分析し


環境に順応し


ひたむきにひとつの事に向き合ったからこそ


あれだけの喝采を集め、結果を残した。




あれらはやってきた事を披露したに過ぎないのです。




すべくしてした結果。


積み重ねてきた過程の結果。


だからこそ観客の心を捉える。




それだけの境地に達した人間だけが


【持ってる】発言を許されるんだと思ったんです。




そりゃ中にはね。


神様と呼ばれる存在から与えられた資質のみで


勝負している人、


通用しちゃっている人もいるでしょう。




(努力すら女々しいと言い放ったキャラクターもいたねwww)




でもそうじゃない。


成功している人。




や、成功がゴールではないか。




支持する人の数や


評価を受けたタイミング、


残したパフォーマンスは一旦度外視するとして




観る人の心に圧倒的な感動や刺激を与えた表現者たちは


すべからく【やってる】んです。


そして【やり続ける】んです。




自己採点が厳しく


より高みを目指すから。








ペンペンコ知ってますか?




あれは2009年の末。


いとこ達とPCでいろんな動画とか観てたんです。




その時に


「こんな子知ってる?」


と教えてもらったのが彼女との出会いでした。




画面の中には


9歳の女の子が熱唱する姿が映っていました。


凄かった。


とにかく凄まじかった。




声質がどうとか、


技術がどうとか、


表現力がどうとか、


もうそんなの全てを超越した


完成された歌い手さんの姿がそこにありました。




「あ~この子は与えられちゃってるんだなぁ」


ぽか~んとそんなことを感じたのを良く覚えています。




そして去年。


18歳になった彼女は


シャリースという名前で世界デビューを飾ります。




日本のTVでもCMが流れたり


彼女の半生が番組で紹介されたりしたので


ご存知の方もいらっしゃるかも知れません。




久しぶりに彼女の歌を聴きました。


言葉になりませんでした。




あれだけ持ってた彼女は


信じられないようなサクセスストーリーを歩みました。


それこそまんま映画になるようなドラマティックなものです。




でも彼女は


その中でやり続けたんです。


自分にはこれしかないと信じて


ひたすらにやり続けたんです。




結果。


本物の表現者が放つ眩いまでの迫力と


圧倒的なパフォーマンスを彼女は手に入れました。




正直ハンパないなこの子は!!


というのが僕の素直な感想です。




何が彼女をそこまで突き動かしたのだろうか―。








AND ENDLESSは


皆さんに支えられ15周年を迎えました。




僕にとっての場はここです。


僕はここでやり続けるしかない。




もう少し信じてみようと決めました。


自分を。集団を。環境を。


ここを信じないで何を信じるんだと。




持ってるかどうかは問題じゃない。


やれるかやれないか。




それだけです。








すっげえ遅くなりましたが、


今年も宜しくお願いします!!!!!!






加藤靖久