長崎旅行3日目。
雲仙宮崎旅館での食事は、レストランにて。
まだまだ部屋食提供の旅館は多いとは思うし、部屋食ならではの気やすさが高齢の方に支持されるのは理解できるけれど、人手不足を考えると、食の提供はレストランへ集約することも良い変化だと思う。
4人分の朝食、テーブルに乗らないぐらい盛りだくさん。彩り美しくお味もよく。
地方を訪れると、食べたことのない食材に出会えることも楽しみの一つ。島原納豆(もろみみそ)がとても美味しかったので、お土産に買って帰った。無くなったらリピートしたいレベルで好み。
ハード面、ソフト面全てに満足できたこちらの旅館を後にして、最終日の3日目は島原市へ。
島原へ下る道について調べていたところ、グネグネ山道と、観光バスも通るなだらかな遠回り道があることが分かり、私たちは後者で下山。歳を重ねるに連れ、危険の事前回避力が高まってきたため、多少時間がかかっても安全な方にシフト。
山を降りた後、まずは島原城。武将隊という方たちが演舞を披露されていて、観光客呼び込みを頑張ってらした。
「鯉の泳ぐまち」も島原の街おこしのキーワード。
湧き水が豊富で、島原の中心部には水路が掘られており、鯉が放たれている。確かに水が綺麗で、つい覗き込んでしまう。身近にはない光景。
観光センターとなっている「清流亭」で足を休ませてもらいつつ、池の鯉を眺める。
島原から武雄温泉駅まで向かい、レンタカーを返した後に特急へ乗車して博多まで。
博多からは新幹線で帰路についた。
母も高齢になっているため、私たちと同じ速度では歩くことができないけれど、夫が適宜車を回してくれることで実現できた長崎の旅。私1人なら駅から駅にしか行けないので、この旅はプランニングできなかった。
長崎市内とはまた違った旅内容となり、母だけでなく私たち家族も満足のできた二泊三日の旅記録。