2日目。
ホテルヨーロッパの特典で頂戴したチケットで、この日も朝からハウステンボス内へ。
園内のホテルに宿泊すると、開園(10時)の1時間前にインパークできるというディズニーみたいなシステムがあると知り、夫と娘だけ昨日乗れなかったアトラクションのために行ってみようということに。
ディズニーと違ってそんな大したことないやろうと思っていた私たちが間違っていた。
一番人気と言われている「疾風」(1人乗りのジェットコースターのような、ジップラインのような)に一目散で行ったみたいだけど、100分待ち。その後、一般客入場時間には、なんと150分待ち。
待機列はそれほど人数いないけれど、とにかく進みが悪い(安全上準備に時間が掛かるのと、回転が悪いアトラクション内容)。でも、これだけは乗りたいと娘がいうもので、結局1時間半ちょっと待って乗ったみたい。所要時間2分ぐらい・・・・
スリルはあったけど、1回でいいって・・・・
私は母を連れて園内を散策。
ミッフィーバスに乗ったり、おみやげを買ったりのんびりと。
無料券ゆえの贅沢使いで、ハウステンボスとはお昼でお別れ。ハウステンボス前でレンタカーして、昼からは波佐見町へ。
我が家は白山陶器を愛用しているので、本社ショールームへ行ってみたくて。
来店価格として、デパートなど量販店での価格より3割引(一部限定品を除く)。知らなかったので嬉しくて、母も私たちもいくつか旅の記念に購入。
ランチは、近くの陶農レストラン「清旬の郷」へ。
長崎産のアジフライ定食。ふかふかで肉厚のアジが美味しかっただけでなく、店員さんが暖かくて優しいところも嬉しいお店だった。
車で走ること1時間半ほどで、今晩のお宿「雲仙宮崎旅館」へ。一休で適当に選んだのだけど、これまた大正解。2023年のグッドデザイン賞を取ってらして、外観、内装全て素晴らしく素敵であった。
創業約100年の旅館を、3年前に地盤から作り替えたらしく。
旅館のホスピタリティを備えた現代的なホテルのようで、私の好みドンピシャであった。
客室はシンプルだけど、ロビーやレストンなどの共有部のデザインが美しかった。
温泉の性質上、ロビーに香る硫黄の匂いはなかなかのパンチがあり、五感繊細児の娘はうぅぅ・・・となっていたけれど、小さいころと違って、自分に適合しないと思うこともなんとかコントロールできるぐらいの成長はしているので、問題なし。
お部屋の匂いはロビーに比べるとかなりマシだけど、とにかく硫黄の香りは無理という人には勧めません。
それもそのはず、旅館自体が雲仙地獄の上に立っているので、ちょっと裏に出たらこのようの湯けむりがモクモク。
硫化水素そんなに吸い込んでいいのか!?と思うので、吸うより吐きながら散策した・笑
途中、雨が降り出して足場が悪く、母は早々に宿に戻ったけど、私は温泉の地獄めぐりしたことなかったので初体験を楽しめた。
夜ご飯は、宿のレストラン個室にて。
1品ずつ丁寧に仕上げられたコース。娘もこういった食事を難なく食べてくれるのでやりやすい。
長崎の漁港で水揚げされた魚のお造りのネットリ濃厚なうま味よ。
波佐見焼がふんだんに使われており、目でも楽しめた。
モダンで洗練されたお料理群で、正直、地方の旅館ってどんなもんやねんって思ってたけど、期待を裏切りまくり。
決してお安くはないけれど、東京や大阪でこのクオリティをこの価格では提供してもらえない。
一休ダイヤモンド会員特典として、有料の貸切風呂を2つお借りできた(2部屋予約したため)ので、貴重な硫黄風呂を楽しませて頂けた。
匂いより効能が勝るのでしっかり暖まって旅の疲れを癒す2日目の夜であった。