2022年 芦原温泉へ(かるたの旅再び)① | イトオカシ

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姉、時々、妹。
姉妹のフィルターを通しての記録

(2005年1月~2019年8月まで、ヤプログにて。
2019年8月~アメブロにて。)

姉です。

妹のディズニー旅行記が残り1回あるのだけど、時間が取れないようなので割り込み。

 

我が家の秋旅行@芦原温泉

大阪からサンダーバードで2時間。雅治コンサートで1人で鯖江に行って以来の福井県。

 

私がホテル派の人間なので、温泉旅館にはあまり行かないのだけど、 今回なぜ芦原温泉かと言うと、やはり「ちはやふる」。夏の滋賀県近江神宮に引き続き、娘のリクエストにより。

 

 

福井県、リアルに競技かるたが盛んな地域らしく、主人公の相手役の男子が、福井県芦原市出身設定。ということで、いくつかのシーンに芦原市が登場するのだけど、あくまでそれだけと言うか、近江神宮のように実際にかるたの聖地となっている場所とは違い、ただ、漫画に芦原市が登場するっていうレベル。

それだけの理由で、この地域を旅行先にする意義はあるのか?と家族で話し合うも、「新(キャラクターの名前)の話している福井弁を感じたい」だとか「一瞬しか出てこないシーンでも、実際に末次先生(作者)が描いた場所なら見ておきたい」だとか、娘は引き下がらない。

 

まぁ、こんな風に親との旅行に一生懸命になってくれるのもあと数年だろうし、泊まってみたい旅館が見つかったこともあり、娘の意向を汲むことに。

 

いざ行くとなったら、いわゆる聖地巡りしないと私も気が済まないので、ネットでサーチ。でも、コナンにはまっていた時に行った鳥取県北栄町とは違い、情報が少ないことこの上なし。

 

市が、漫画とコラボレーションして、関連イベントを行っていた時期もあったようだけど、今はしていないし、特設ウェブサイトが作られているけれど情報薄くてよく分からない。

半ば諦め半分で、芦原市役所観光課に電話して、何かプラスアルファの情報がないか質問してみたところ、期待を超える対応をして戴き、過去のイベントのパンフレットなど一式を郵送して下さった。感動!

実際、芦原市に行ってもちはやふる関連のパンフレットやシール、どこにも置いてなかったし、娘は大喜び。市役所の方、本当に有難うございました。

 

 

秋晴れの中、芦原温泉駅前に到着して、あまりの閑散具合に言葉を失ってしまったのは事実だけれど、まずはランチ。

市役所の方に頂いた観光パンフレットも参考に、旅のディテールを詰める夫が決めていたお昼ご飯は、お蕎麦屋さん。

 

越前そば 福乃屋

おろしそばが有名で、コシのあるお蕎麦と共に美味しく頂いた。

 

 

 店内にたくさん菊を飾ってらして、すごく綺麗で明るい雰囲気だった。

 

 

ランチ後は、ひたすら15分ぐらい歩いて、こちらの書店へ。

高橋尚文堂

いわゆる街の本屋さん。

 

 

数年前のイベント時に、あわら市がコラボして作ったグッズを今でも販売しているのはこの本屋さんだけと教えてもらったので、テクテク歩いて行きました。

確かに店内の一角にコーナーがあったけど、数年前のものですという感じがありありと出てた。コナンの街とはそこら辺が大きく違うかな。あの街は、作者の生誕の地なので、気合の入れようが違うから当然かもしれないけど。

 

 

書店を後にし、路線バスや徒歩で次の目的地を目指す。今回はレンタカーなしで、公共移動手段を活用することにしていたから、車無しで住むのが難しい地域だということを実感した。

 

至る所に聖地づくしという訳ではないから、次が遠い遠い。でも、娘は目をキラキラさせていたので、これで良しと思い、引率する我ら。

 

そして到着したのが、あらた坂

漫画で重要な場面の一つとして描かれた場所(春は桜並木で美しい)なので、石碑まで建てられてます。

娘の中では、聖地中の聖地なんだけど、私たち以外誰も居ないという、、、!

 

 

そして、次なる目的地は、またしてもひたすら歩いて、こちらの和菓子屋さん。

 

甘党本陣 嵯峨

作者のサインやらイラストが店内にたくさん。

 

 

漫画に登場するキャラクターの焼印をつけたどら焼きで有名なのだけど、イラストは作者書き下ろし。ファンには嬉しいけど、ファンじゃないと、ふーん、で終わると思う。

 

 

私たちは娘の影響で、これ見た途端に「スノー丸!」と叫ぶぐらいには興味あります。

 

 

私たちが思っている以上に、今はもう、ちはやふる依存していない市ではあったけど、娘は満足した模様。すっかり夕方になったので、楽しみにしている旅館へ。

続く。