あがさ博士ってすごいおじいちゃんみたいに見えるけど、なんと52歳。
博士に限らず、コナンの登場人物(特に大人)って、年齢に比して老け見え。青山先生の感覚か。
青山先生の仕事部屋を再現。ガンダムのフィギュアがあり、ご自身もファンなのだろうなー。安室透の声を、古谷徹にしてもらうなんて感無量では。
青山先生にまつわる色んなものも展示されていたけど、私と夫が感激したのが、小学校6年生の時の夢(直筆のものが展示されていた)。
「夢は私立探偵です。でも、運動神経が悪いので、なれないと思います。だから、私立探偵が出てくる漫画家になりたいです。」みたいなことが書いてあり、まさに実現してる・・・。小学校の時の夢を叶える事が出来た大人って、いったいどれだけいるのか。並々ならぬ努力、そして才能があってこそだろうけど、信念の人なんだろうな。
世界各国で翻訳されているとは知ってたけど、北欧でも。
先生、凄いです・・・・!
韓国語とコナン君。
単行本は現在98巻まで。現物がただ展示してあるだけでなく、表紙のコナン君がアクリルパネルみたいなので作ってあって、浮き上がってる。展示の仕方も凝っていて、見所多いふるさと館。
ちなみに、うちに単行本は一冊もない。これ買い出すとキリがないので、娘が繰り返し読んでるのは、単行本のいいとこだけを集めた特別版。
放っておくと何時間でもふるさと館に居そうな娘を連れだし・・・・
ふるさと館から、JR由良駅(通称・コナン駅)までの1.4キロの道のりには、コナンにまつわるいろんなものが町を彩っており、それらを写真に納めながら歩くだけで笑顔弾ける娘。
まずは、コナンが住む町を再現した場所へ。安室透が働いている設定の「喫茶ポアロ」でランチすることに。働いているのが女性だったのが惜しい・・・!ここまで頑張って町作りしているので、できれば安室に寄せた金髪のお兄さんをお願いしたい(それは無理か・・・)。
私と夫は、アニメーションより、こういった直筆イラストを見るのが特に楽しかった。当たり前だけど、やっぱり上手い。
コナン君のお洋服に乗せてもらったナポリタン。何も期待していなかったけど、ちゃんと作ってらっしゃるお味がしました。
ここにも若い女子で安室ファンと思われる方がたくさん。
どこもかしこもコナン。むかしから北栄町に住んでらして、コナンに全く興味のない方には、ひっくり返るような町のコナン化。観光客の増加による住みにくさと、観光収入で得られるものとを天秤にかけたら、どちらに傾くのだろうか。
マンホールまで。見つける度に娘が写真撮るので、なかなか進まない。
図書館にもコナン。中には入らなかったけど、コナン単行本全部あるらしい。いいな。
図書館の前では新一が待ってます。
コナン駅。私は、何事も中途半端は好きじゃないので、ここまで振り切ってコナンに寄せている北栄町のスタンスがあっぱれだと思う。
最後に寄ったのは、青山先生が幼少期に通ったという「朝倉書店」さん。
都市部では見なくなったような、昔ながらの本屋さんという店構えだけど、何が凄いって、先生が、32年前から毎年1枚ずつプレゼントされているという直筆色紙が店内に飾られているところ。
写真の枚数制限の関係上、全部載せられなかったけど、ここ最近の色紙は、毎年公開されているコナンの劇場映画にちなんだものだった。2019年は怪盗キッド、2020年(未公開だけど)は赤井秀一。ふるさとへの心遣い、素敵です。
鳥取でしか買えないオリジナルグッズもたくさん作られていて、思わず娘にいくつか買い与えたけれど、私が自分のために買ったのはこちら。北栄町オリジナルの切手。
切手はここ数年ゆるく集め続けているけれど、これは北栄町の観光案内所でしか買えない(通販もしていない)ようで、貴重なものだと思う。まず使えないのでコレクション入り。
日帰りとは言え、まる1日使った旅行。何より、娘の興奮が凄かったので、連れて行って良かった。
漫画ばっかり読まんといて、と思う時もあるけれど、夢中になれるものに出会えることは、人生に非常に大切な要素だと思うので、適宜応援していきたい。