イトオカシ

イトオカシ

姉、時々、妹。
姉妹のフィルターを通しての記録

(2005年1月~2019年8月まで、ヤプログにて。
2019年8月~アメブロにて。)

姉です。

 

私は物持ちがいい方で、「気分転換に買い替える」ということはあまりしない。

娘の育休から復帰する時に購入した(つまり約13年前)ゴヤールのサンルイが、毎日お弁当やらなんやらを入れて使いすぎて持ち手あたりのところが破れかけて、もうだめかな・・・と思うものも大事に持っている(さすがにもう軽いものしか入れられないが)。

お財布も然り。数年おきに買い替えるということを想定していないため「どれぐらい長く綺麗に使えるように工夫するか」に主眼を置いて使う。今使っている5年ぐらい前に買ったロエベのお財布も、カバンに直接入れず、布袋にさっとしまうようにしているので、傷もなくつい最近買ったもののよう。

 

そんな私だけど、さすがに汚くなったものを後生大事に・・・ということでもないので、10年以上前に購入した定期入れ(夫と色違いで買ったイルビゾンテの赤レザー)とはサヨナラすることにした。

通勤時の定期入れなので、自分しか目にしないもの。ただ使いやすさを追求するならば、リールがついている実用的なものをカバンにぶら下げてたらいいのだけど、それはなんか違うなと。妹は、ゴヤールのカードケースにマーカージュを入れて、何年経っても見るたびに可愛いと思うらしい。私もそういうのが欲しい。散々いろんなものを見て調べた結果、自分の「好き」が詰まっているものを見つけた!

 

シャネルのグレインドカーフスキン(いわゆるキャビアスキン)のカードケース。

カーフスキンに加工を施すことで、ちょとやそっとの傷が目立たくなる。カジュアルとリッチの中庸のような。なるほど、マトラッセのキャビアスキンチェーンバッグが時代を超えて名品と呼ばれる所以はこれか。

私の物持ちの良さを考えたら、定年まで使えそう。

 

 

わりとカードを入れる場所が多いのだけど、この切込みから何かが見えてる状態より、このデザインのまま見ていたいなと思って、定期1枚を、真ん中の深いところに入れているだけ。贅沢な使い方だとは思うけれど、毎朝毎夕可愛いなと思いながら電車に乗ってます。

 

 
こちらを購入しただけなのに、いろんなバッグを持たせてもらって、CHANEL 22がものすごく可愛いし自分に似合うのでは?と思ったけれど、自分の生活に分不相応と判断し、購入は見送りました。

姉です。

 

こちら、公開後速やかに鑑賞してきた。

ライブの投稿でも書いたけど、なんせファンクラブ歴20年なもので、「福山雅治が絡んでいるものは一応チェックする」という行動が染みついているこの身体。

もちろん、これは私好みではないなというコンテンツはスルーしてきたけれど、東野先生×福山雅治となれば、ガリレオを生み出したスーパータッグなので、観に行かないわけにはいかない。

 

映画中のマジックは、本人がプロマジシャンから習って、リアルにしています。すごいです。

56歳にもなって新しきことにチャレンジしている雅治氏のことは本当に尊敬しているし、そういうところがいつまでもファンでいたいと思うゆえん。また、ロケ地である岐阜県郡上八幡のレトロな街並みや、愛知県の香嵐渓の紅葉は素晴らしく、映画館の大スクリーンで見る価値はあった。

だがしかし!

彼の横にいるバディは柴咲コウでいて欲しいという気持ちが強すぎるのか・・・「脇役が主役並みの演技をする」という韓国ドラマに慣れすぎているのか・・・はたまた犯人を取り巻くストーリーがそれほど刺激的ではないからなのか・・・

ものすごく心を持っていかれるということはなかったのが正直な感想。

 

 

一方。

映画公開にあたり、n回目の「容疑者Xの献身」のTV放送。まぁ観たくなりますよね。

TVはCMが入るのが嫌なので、アマプラで再視聴。

何度観ても哀しいし、苦しいし、誰も幸せにならない結末。文字にすると、私が映画やエンタメ作品に最も求めないキーワードが並ぶけれども、この作品だけは例外。17年前の作品だし、きっと映像技術なんかは今とは比べられないほど古いものなんだろうけど、作品自体に古臭さを感じないというか、引き込まれる。古畑任三郎的な「犯人は分かってるんですけどトリックを明かしていきましょう」というストーリー作りも好き。雅治氏がビジュアル的に最も輝いていた40代に入る前の作品というミーハーな気持ちはもちろんあるけれど、それを凌駕する堤真一の陰鬱かつ感情を表に出さない演技、からの最後の慟哭。

 

時に、ミュージシャンとしてどうなの?とか言われる雅治さんだけど、主題歌「最愛」は「容疑者Xの献身を要約した歌を作れ」と言う命題に200点(満点は100点)で返した作品だと思っている。 

 

「愛さなくていいから 遠くで見守ってて」

「愛せなくていいから ここから見守っている」

 

堤真一演じる石神さんの、全気持ちを表したような詩とメロディ、そして、それを共演の柴咲コウが歌い上げるというパーフェクトなエンディング。ストーリーは哀しいものだけど、私を含め、多くの人の心に何十年経った今も残っている邦画の代表作。

 

雅治氏が絡んだコンテンツが、興行として成功することは常に願っています。

姉です。

 

母を連れて出かけること年数回。

今回も、大阪でランチ+クラシックコンサートの定番プラン。

 

ランチは、3月にオープンしたグラングリーンのレストランを選択。

BRIANZA OSAKAにて。関東にいくつか店舗があるレストランが、大阪初出店とのこと。

緑を目の前に見ることのできる良い席でした。

 

 

名物のトリュフと卵のオーブン焼き。目の前でトリュフをかけてもらうテーブルサービス付き。

いい香りでした。

 

 

1皿ずつのポーションは軽めで、少ないかなと思いつつ、私も母もデザートが終わる頃にはもう夜ご飯いらないわ~って言うぐらいにはおなかが膨れました。でも、うちの夫みたいによく食べる男性なら、もう少し量が必要かな?

グラングリーン自体が新しいから、レストランはもちろん、トイレの内装もおしゃれできれいだった。母の生活圏内ではこういった商業施設もないので、どんな所も喜んでくれて何より。

 

 

さて、ランチを終えた後は、シンフォニーホールへ移動。

昨年も同コンビ(指揮者・マリンオルソップ×ソリスト・角野隼斗)の公演へ行き、大満足だったので、今年もツアーが行われると知って即申し込んだ。

 

from Liu Kotow’s Instagram 
 

FC枠で申し込んだA席だったけど、2階席での案内。角野人気を実感。

幸いなことにここ2年ぐらい、1年に数度、角野さんの演奏を聴くことができているけど、聴くたびにその美しい音色にうっとりする。もはや「世界の角野」になっているので、いつまでもこんな感じで公演に行けるとは限らないかも。。

 

クラシックコンサートに行くたびに思うけど、休憩挟んで2時間強、スマホなど使うことなく耳を傾けるだけの時間って、興味のない人にはなんてタイパの悪い時間なんだと言われそうな。実際、穏やかな曲調の場合、本気で寝ているお客さんを見つけることも多々あり・笑。

クラシックに限らず、コンサートや映画館に赴くというのは、「~ながら」を断つ貴重な時間。

その空間で行われていることだけに集中することができるという時間は、いつまでも大事にしていきたい。

スマホがある時代、常に2つ以上のことができてしまうし、そういった時間の使い方に慣れてしまっているので。

 

【プログラム】

バツェヴィチ:弦楽のためのディヴェルティメント
ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21(ピアノ:角野隼斗)
ブラームス:交響曲第4番 v

 

【アンコール】

 

 

協賛のヒガシマル醤油さんから、昨年に引き続きお土産あり。

社長がクラシックに造詣が深いのかな?

 

 

余談。

往路、母が乗っていた特急列車に、指揮者のマリンオルソップさんが乗ってらしたようで(前日の富山公演からの移動と思われる)新大阪駅のホームに降り立たれたところを見たらしく。

そんなちょっとしたラッキーがこの1日を更に彩ってくれたようで、何よりでした。

 

姉です。

 

岡田イズムが大好きな私だけど、チームが優勝して嬉しくないわけがない。

 

 

阪神電車梅田駅にて。

たかがポスター、されどポスター、一眼レフ持ったおじさまなど、多数の方が撮影されておりました。

 

 

仕事前にちらっと寄った駅で、記念入場券を売っていたので、思わず買ってしまった。

 

 

今年は、甲子園2試合、京セラ2試合、SGL1試合のみ現地観戦。

CSチケットは取りたいけど、、、難しいかな。

自宅から全力応援。

 

私は、阪神を通じて友達もできたし、娘は、中学校の先生や男の子とも野球ネタで盛り上がれるというコミュニケーションマルチツールともなる阪神。

まだシーズン終わってないけど、これからも楽しく追っていきたい。

姉です。

 

8月の京セラドーム3回目。

と言っても今回は野球ではなく。

 

 

なんだかんだでファンクラブ歴20年の彼のライブ。

ドームツアーは7年ぶりらしいけど、7年前ももちろん行っていた。その時は、夫が赴任中だったけど(もう7年も経つのか・・・)今回は一緒に行けた。

 

 

21歳の時にデビューしたマシャが35周年ツアーということは。いま、56歳ですよ、56歳。 

私はこの20年ほどのファンなので、彼が30代の頃から、熱量の差はあれど、追い続けている。

人は皆歳を重ねていくもので、あの頃と今の福山雅治の見た目はもちろん異なるけれど(若い時のカッコよさは特筆すべきものでありました)いつも、今の彼が1番好きだと思えるぐらいには活動や思考を追ってます。

 

1番熱狂的な頃は、出演番組を全てDVDに焼いて保管、雑誌はスクラップしてファイル保存するっていう、推し活の原点と言えるような行動をとっていたなぁ。

 

ドームツアーの座席運がわりとある私。今回もアリーナ前から6列目という脅威の良席。とはいうものの、端っこの方だったので、真正面に来てくれた2回ほどしか6列目の真価は発揮できなかったけど。それでも、肉眼で見ることができる距離で歌を聴けるなんて贅沢なこと。

演出テープも降り注ぐありがたい席。

 

 

若い時みたいに、ステージを縦横無尽に走り、観客に水かけて、というパフォーマンスはなりをひそめ、基本的に中央でギター弾きながらの歌唱。または、センターステージでの歌唱。なんなら、MCは観客を座らせつつ自分も座る。バラードもずっと座って聴く感じ。雅治氏と一緒にファン層も歳を重ねていっているのでそこへの配慮もあると思うけど、歌唱力を最大限とさせるためならそれでいい。激しい曲の後はインストゥルメンタル曲を挟むなど、セットリストも慎重な構成。

むかしは、その場のノリで喋っていたようなMCも、今では台詞のようにモニターに映されているし(一言一句読んでいるわけではないけど)失言などしないよう全方位に気を配る、できるサラリーマンの権化のようなスーパースター。私は、完璧なショーを求めている訳でもないから、そこまでしなくても、、、と思う時もあるけれど、なんでもすぐに炎上させられるような世の中なので、彼のプロ魂には尊敬しかない。

 

前の席だと、スタッフに指示を出す姿や、暗転時に水を飲む姿も見ることができ、「テレビの中のスター」ではなく、「真に実在する人間、福山雅治」として見ることが出来て貴重な3時間。

 

来年に入ると、次はアリーナツアーも予定されているのでチケットが取れたら行きたいな。いつまでも元気でいてほしい。

 

参加した8/31のセットリストを記録。

興味がある方は反転でどうぞ。

1. 追憶の雨の中
2. ステージの魔物
3. vs. ~知覚と快楽の螺旋~
4. HELLO
5. 零 -ZERO-
6. Popstar
7. Good night
8. Squall
9. 想望
10. Walking with you
11. 道標
12. 家族になろうよ
13. 未来絵
14. KISSして
15. 無礼者たちへ
16. 幻界
17. 虹
18. 万有引力
19. クスノキ 

~アンコール~

20. 明日の☆SHOW
21. 桜坂
22. 幸福論