イトオカシ

イトオカシ

姉、時々、妹。
姉妹のフィルターを通しての記録

(2005年1月~2019年8月まで、ヤプログにて。
2019年8月~アメブロにて。)

5日目の朝。

ラディソンホテルでは朝食をつけたので、ビュッフェでいただきます。

 

 

この日は、夫と私&娘で分かれて過ごす1日。

夫は、ハンターバレーという地域のワイナリーツアーへ。

これも、ブルーマウンテンズツアーと同じく、Get Your Guideアプリから予約。私はアルコールほとんど飲まないし、子連れ参加は不可だったけど、ワインラバーの夫にはぜひ参加してほしくて、1人でも行ってきたら?ということに。

 

以降、夫からの伝聞。

ホテル前までバンが迎えにきてくれて、ハンターバレーへ。シドニー市内から北に車で約2時間。

参加者は、香港からの富裕層と思われるご家族3人と、同じく香港のご夫婦、そして夫の6人。アジア人のみ。

 

3箇所のワイナリーを巡り、ランチとチーズティスティングをして終了という簡単なツアーで約2万円。

移動費と、何種類かのワインテイスティングとランチ費用でこの値段なので、安いのかな。基本的には気に入ったワインをそれぞれが購入するというのがこのツアーの仕組み。

 

 

カリフォルニアのナパヴァレーに行くのが夫の夢の1つだけど、オーストラリアでもこのようにワイナリーを巡ることができて何よりだったもよう。何事も一見に如かず。

 

 

ランチはよくあるカツレツ。でも写真からすると美味しそう。

 

 

チーズの食べ比べは、ワイナリーツアーとは独立していて、なぜかかここでは水とチーズ・・・

 

 

ワイナリーツアーと言えど、まぁ試飲会みたいなもんなので、気に入ったものを購入するリストを渡される。

もちろん買わなくてもいいけれど、夫は3か所のうち2か所で、赤と白をそれぞれ1本ずつ購入。

 

 

富裕層と思われる香港マダムが、出されるワインに次々とNOを突きつけるものの、最終的に夫が買った2本に対しては「買うならそれが正解よ」と仰って下さったようなので、夫のワイン舌もマダム並か!?

 

ワインの他にもこういったものが売っていたので、私にお土産に買おうかとLINEしてきてくれたけど、値段聞くと辟易してしまう価格だったので遠慮。買うならスーパーでいいかな。

 
 
まる1日のツアーで、帰ってくる頃にはあたりは暗くなっていた。
素晴らしいワインを飲みに連れて行ってもらうというよりは、異文化交流しながら、自力では行けない所に連れていってもらったという感じのツアーかな。が、また経験値が上がったことでしょう。
 
続きは私と娘の5日目。

 

続き。

 

この日は、ホエールウォッチングを予約していたものの、天候不良でキャンセルとなってしまった。

天気はよかったけれど、風が強かったからか?ホテルのコンシェルジュを通じて予約したので、理由はよく分からず。でも仕方ないので、ノープランから組み直し。

 

朝の予定があいたので、あえてゆっくりしてランチをちょっといいレストランでとることに。

ロックス地区へ。
 

 

Fish at The Rocks

地元の方に人気というレストランをネット予約して訪問。

 

 

てきぱきとした女性スタッフが1人でフロアサービスされていて、とっても気持ちのいい雰囲気。

どのくらいの量が出てくるかわからなかったので、尋ねつつオーダー。

エビ大好きな私、エビ入りラビオリを前菜に。

 

 

パスタ好きの娘は、シーフードのリングイネを。

 

 

フィッシュアンドチップスも。さっくさくでめちゃくちゃおいしい。

もう1品、シーフード料理をオーダーしてちょうどおなかいっぱい。名前のとおり、ロックス地区で食べるシーフード料理としては最高だった。あと、アルコールやジュースを頼むと、超高級店でないにせよ、ランチで2万超えは仕方ないかなという感じ。

 

 

夫が飲んだビールは、近くのLord Nelson Brewery Hotelから持ってきていると説明を受けた。

ホテルと名前がついているが、オーストラリアではパブを意味する。こちら、シドニー最古の老舗パブ。
 

 

昼からはノープランだったので、フェリー乗り場近くをぶらぶらしていたら、ボランティアのガイドさんがいたので、ここからどこかいい観光地ない?と聞いてみた。

フェリーに乗って行けるちょっとレアな場所を教えてくれたので、お勧めに乗っかってみようと思ってフェリー乗船。こんなにも予定に追われることのない旅なんて久々。シドニー6泊の余裕。

 

 

目的地は、コカトゥー島。シドニーハーバーから30分ぐらいで到着。

 

 

何があるかというと・・・

ほぼ何もない・笑

 

 

その昔は、イギリス人服役囚の収容施設として使われていたそう。

後に、造船所としての役割を担うようになったため、そういった施設が残ったりしてはいるが、基本的に人がいない。2010年にユネスコの世界文化遺産に登録されたらしいが、本当に観光客が少ない。

キャンプができるようになっていて、宿泊施設もあるけれど、誰が利用してるの・・・って感じ。

 

ただ、つまんないかと言うと、娘と夫は意外と目を輝かせて残された施設を見学したり、見慣れない鳥の写真を撮ったり、観光地として知られにくい場所のわりには楽しんでいた。私も、これはシドニーの人よりシドニーを知った瞬間かもと思ったわ。

 

 

フェリーの時間に合わせて観光を終え、またのんびりと風に吹かれて市内に戻って今日のホテルへ。

3か所目のホテルは、ラディソン ブル プラザ ホテル シドニー。クラシカルで重厚な造り。

 

 

部屋もわりと広くてこざっぱり。天井が高くてよかった。

この日もテイクアウトで部屋食したので、部屋が広いとのんびりできる。

 

 

夫と私は、ホテルのジムでストレッチと筋トレ。

かさばるけど、ジムセット持ってきていたので、どこのホテルでもジムを利用できて体はほぐしやすかった。

 

 

この日も、部屋でのんびりと阪神戦を楽しんで、あぁ時差がないって最高と娘は喜んでいた。

4日目終わり。

3日目。

 

シドニーを旅するには行かないと、というブルーマウンテンズへのツアーを予約したのは”Get Your Guide"というアプリ。

このアプリ、夫がインド赴任していた時に、タージマハルに行きたいと思い立って個人ガイドを探した時に利用したもの。

ヨーロッパ発のアプリなので、そちら方面のラインナップが多いけど、インドでの手配もちゃんとしていたという夫の弁&口コミを見ていると欧米人の利用が多そうなので、日本人ができるだけいないツアーを選びたかった私はちょうどいいや、と利用。

 

ブルーマウンテンズへは、個人で行けなくもないようだけど、距離もあるし、少人数のいいツアー(Andersons Toursという業者のプラン)を見つけたので予約。いくつかのホテルがピックアップ場所として指定されていたので、その中の1つ、パークロイヤル・ダーリングハーバーホテルに宿泊したという次第。

 

AM6:45ホテル前ピックアップ。

もう1件ピックアップに回ったホテルは、フォーシーズンズ。全員で15人ちょっとの小さなツアー。私達と台湾のカップル以外は欧米の方たち。運転手兼ツアーガイドはジェイっていう身体大きめのオーストラリアン。彼がとにかくよく喋る喋る。多分1日中喋ってた。

勉強のために英語ネイティブツアーに参加したかったから自己責任だけど、私たちのリスニング能力+オージーイングリッシュで、2割ぐらいしか聞き取れなかった・・・。早い、、、

 

 

1時間ぐらい車で走って、小さな街でコーヒー&トイレ休憩。運転の間もジェイはずっと喋っている・・・ラジオDJなみ

 

 

更に車で走って1つめの目的地、ブルーマウンテンズ国立公園の名所、スリーシスターズに到着。

「ブルー」マウンテンズという名は、山を覆うユーカリから揮発した油分が、日光に反射して青く霞んで見えることからつけられたそう。この絶景を楽しむためには「日光」が必須条件なので、晴れて本当に良かった・・・!

でも、さすがに冬の山は寒い。5度ぐらいかな、風も強くて防寒しても娘はさむいさむい~と言い続けていた。

 

 

ブルーマウンテンズには、シーニックワールドという絶景を楽しむためのアトラクションが3種類用意されていて、今回のツアーには全ての利用料金が含まれている。ジェイについて行ったら、全部スイスイ乗れます。

 

1)レールウェイ

トロッコ列車で52度の傾斜を急降下するスリル満点の乗り物。これ、安全上大丈夫なのか!?というレベルだけど、世界各国の観光客が楽しんでるから大丈夫だろうと信じて乗った。こ、こわかった・・・

 

 

この角度。まっさかさまですよ・・・

 

 

レールウェイで下った後は、ジェイの解説聞きながら樹海散歩。「ここに鉱山が・・・」とか一部聞き取れたと思ったらその続きはもうだめ・・・みたいな私らのレベルでよくこのツアー参加したわ。でも、集合場所とか時間とか、命に関わることはちゃんと聞き取った!!さすがに娘は「何言うてるかわからんし、日本語ツアーが良かったわ。」とぶーぶー言ってたけど、これが海外旅行なんです!!ママらも分からないけど必死に聞いてるんです・・・

分からないなりに、ツアー仲間達と歩いて2つめの乗り物へ。

 

2)ケーブルウェイ

これは日本の山岳地帯でもよくある大型のロープウェイ。

 

 

3)スカイウェイ

こちらもロープウェイみたいなもの。ケーブルウェイと違うのは、床の一部がガラス張りで、足下に270メートル直下の樹海が広がる。落ちたら終わり・・・。娘は喜んで上に乗ってたけど、高所恐怖症の私は色々とギリギリ。。

 

 

もう1カ所眺めがいいところに連れて行ってもらった。壮大な眺め。この光景を3人で見ることが出来て何よりの旅。

 

 

ランチも含まれていて、ルーラという街のレストランへ移動。

 

 

行きのバス内で紙を回されていて、何種類かのメニューから希望のものに名前を書いて提出→多分ジェイがレストランに連絡してくれているんだと思う。店に入ったらすぐに食事が運ばれてきた。

我が家はレストランに入るのが遅くて、相席しか残ってなくて(席の数はあるけどグルーピングとか考えられていない)。私と娘はオランダ人の4人家族と相席。小学生の娘さん2人連れて、オーストラリアを23日間かけて移動するとか。私、6泊でも決死の覚悟だったんだけど、スケールが違うわ。

 

夫は、アメリカ人の若者と、イタリア人カップルと相席。若者は4週間かけて1人で世界を回っていると。カップルは、女性の学会に合わせてシドニーに来たとのこと。嗚呼日本人、もっと休んで海外に出よう。

 

 

食事を終えた後は、またワゴンバスに乗って移動。この間もジェイはずっと喋ってた。

朝早かったから、もうみんなジェイのおしゃべりにも慣れて、どんなに喋ってても寝られた。

 

シドニー市内に帰る途中に位置する、シドニー動物園とセットにしているブルーマウンテンズツアーは多いようで、今回のツアーも例に漏れず。

 

 

動物園にはそんなに興味ないわと思っていたけど、思いのほか楽しかった。

動物との距離が近かったからかな。ワラビーに餌やり。

 

 

オーストラリアと言えば、のコアラ。もちろん寝ている。

シドニーがあるニュー・サウス・ウェールズ州では、コアラの抱っこは禁止されているけど、隣で写真を撮ることは可能(もちろ有料)。私たち家族は淡路島でよくコアラ見ているので、特に感動もなく、写真も撮らず。かわいいけどね。

 

 

1時間半も時間つぶせるかなと思ってたけど、めちゃくちゃ大きいワニがいたり、さすが大自然の国の動物園って感じでかなり隅々まで楽しめた。

 

動物園後は、船着き場へ移動。

このツアーの〆として用意されていたのが、フェリーでパラマタ川を下ってシドニーハーバーへ戻るというイベント。

うまいこと考えてあるわ、ルート。ジェイは車なので、ツアー客はここでジェイとお別れ。

1日中一緒にいたから、もっと感動的な別れ方かと思いきや、全員あっさり「Bye!」のみ。

 

30分ぐらいで、シドニーハーバーブリッジの下をくぐり・・・

 

 

海側からのオペラハウスを眺め・・・

 

 
シドニーハーバーに到着。
天気もあいまって最高のプランであった。
ちなみに、料金は大人2人+子供1人(17歳まで子供扱い)合計77000円ほど(その時の為替レートによる)。お値段以上の価値はあったと思う。
もっとオージーEnglishを聞き取れたらよかったけど、毎日勉強あるのみ。最高のツアーでした。