3日目。
シドニーを旅するには行かないと、というブルーマウンテンズへのツアーを予約したのは”Get Your Guide"というアプリ。
このアプリ、夫がインド赴任していた時に、タージマハルに行きたいと思い立って個人ガイドを探した時に利用したもの。
ヨーロッパ発のアプリなので、そちら方面のラインナップが多いけど、インドでの手配もちゃんとしていたという夫の弁&口コミを見ていると欧米人の利用が多そうなので、日本人ができるだけいないツアーを選びたかった私はちょうどいいや、と利用。
ブルーマウンテンズへは、個人で行けなくもないようだけど、距離もあるし、少人数のいいツアー(Andersons Toursという業者のプラン)を見つけたので予約。いくつかのホテルがピックアップ場所として指定されていたので、その中の1つ、パークロイヤル・ダーリングハーバーホテルに宿泊したという次第。
AM6:45ホテル前ピックアップ。
もう1件ピックアップに回ったホテルは、フォーシーズンズ。全員で15人ちょっとの小さなツアー。私達と台湾のカップル以外は欧米の方たち。運転手兼ツアーガイドはジェイっていう身体大きめのオーストラリアン。彼がとにかくよく喋る喋る。多分1日中喋ってた。
勉強のために英語ネイティブツアーに参加したかったから自己責任だけど、私たちのリスニング能力+オージーイングリッシュで、2割ぐらいしか聞き取れなかった・・・。早い、、、
1時間ぐらい車で走って、小さな街でコーヒー&トイレ休憩。運転の間もジェイはずっと喋っている・・・ラジオDJなみ
更に車で走って1つめの目的地、ブルーマウンテンズ国立公園の名所、スリーシスターズに到着。
「ブルー」マウンテンズという名は、山を覆うユーカリから揮発した油分が、日光に反射して青く霞んで見えることからつけられたそう。この絶景を楽しむためには「日光」が必須条件なので、晴れて本当に良かった・・・!
でも、さすがに冬の山は寒い。5度ぐらいかな、風も強くて防寒しても娘はさむいさむい~と言い続けていた。
ブルーマウンテンズには、シーニックワールドという絶景を楽しむためのアトラクションが3種類用意されていて、今回のツアーには全ての利用料金が含まれている。ジェイについて行ったら、全部スイスイ乗れます。
1)レールウェイ
トロッコ列車で52度の傾斜を急降下するスリル満点の乗り物。これ、安全上大丈夫なのか!?というレベルだけど、世界各国の観光客が楽しんでるから大丈夫だろうと信じて乗った。こ、こわかった・・・
この角度。まっさかさまですよ・・・
レールウェイで下った後は、ジェイの解説聞きながら樹海散歩。「ここに鉱山が・・・」とか一部聞き取れたと思ったらその続きはもうだめ・・・みたいな私らのレベルでよくこのツアー参加したわ。でも、集合場所とか時間とか、命に関わることはちゃんと聞き取った!!さすがに娘は「何言うてるかわからんし、日本語ツアーが良かったわ。」とぶーぶー言ってたけど、これが海外旅行なんです!!ママらも分からないけど必死に聞いてるんです・・・
分からないなりに、ツアー仲間達と歩いて2つめの乗り物へ。
2)ケーブルウェイ
これは日本の山岳地帯でもよくある大型のロープウェイ。
3)スカイウェイ
こちらもロープウェイみたいなもの。ケーブルウェイと違うのは、床の一部がガラス張りで、足下に270メートル直下の樹海が広がる。落ちたら終わり・・・。娘は喜んで上に乗ってたけど、高所恐怖症の私は色々とギリギリ。。
もう1カ所眺めがいいところに連れて行ってもらった。壮大な眺め。この光景を3人で見ることが出来て何よりの旅。
ランチも含まれていて、ルーラという街のレストランへ移動。
行きのバス内で紙を回されていて、何種類かのメニューから希望のものに名前を書いて提出→多分ジェイがレストランに連絡してくれているんだと思う。店に入ったらすぐに食事が運ばれてきた。
我が家はレストランに入るのが遅くて、相席しか残ってなくて(席の数はあるけどグルーピングとか考えられていない)。私と娘はオランダ人の4人家族と相席。小学生の娘さん2人連れて、オーストラリアを23日間かけて移動するとか。私、6泊でも決死の覚悟だったんだけど、スケールが違うわ。
夫は、アメリカ人の若者と、イタリア人カップルと相席。若者は4週間かけて1人で世界を回っていると。カップルは、女性の学会に合わせてシドニーに来たとのこと。嗚呼日本人、もっと休んで海外に出よう。
食事を終えた後は、またワゴンバスに乗って移動。この間もジェイはずっと喋ってた。
朝早かったから、もうみんなジェイのおしゃべりにも慣れて、どんなに喋ってても寝られた。
シドニー市内に帰る途中に位置する、シドニー動物園とセットにしているブルーマウンテンズツアーは多いようで、今回のツアーも例に漏れず。
動物園にはそんなに興味ないわと思っていたけど、思いのほか楽しかった。
動物との距離が近かったからかな。ワラビーに餌やり。
オーストラリアと言えば、のコアラ。もちろん寝ている。
シドニーがあるニュー・サウス・ウェールズ州では、コアラの抱っこは禁止されているけど、隣で写真を撮ることは可能(もちろ有料)。私たち家族は淡路島でよくコアラ見ているので、特に感動もなく、写真も撮らず。かわいいけどね。
1時間半も時間つぶせるかなと思ってたけど、
動物園後は、船着き場へ移動。
このツアーの〆として用意されていたのが、フェリーでパラマタ川を下ってシドニーハーバーへ戻るというイベント。
うまいこと考えてあるわ、ルート。ジェイは車なので、ツアー客はここでジェイとお別れ。
1日中一緒にいたから、もっと感動的な別れ方かと思いきや、全員あっさり「Bye!」のみ。
30分ぐらいで、シドニーハーバーブリッジの下をくぐり・・・
海側からのオペラハウスを眺め・・・