木管楽器工房Anchesのブログ -8ページ目

脅かされました

消費税増税後、初めてパッドの注文を入れました。


このところの円安や為替の変動、そして増税に影響で
「値段凄く上がっちゃってますよ~~~~。大変ですよ」
と脅かされました。

有る程度予想していた事態ですが、値段の上昇が今迄に無い幅の様です。

・・・・・とは言っても材料が無い事には作業が出来無いので注文しましたが。


届いて請求書を見た後に、場合に因っては修理代金の見直しが必要になりそうです。
先月予想と共にお伝えしている事態とは言え、避けたかったのも事実。
出来れば修理代に反映しないで済ませ、出来るだけ修理に出し易い価格設定で
お客様をお迎えしたいのですが。


その様な事態になりましたらご理解とご協力をお願い致します。

消費税引上げに伴うご心配に関して

消費税が5%から8%に引上げられましたがお客様から修理価格の変更に関してお問い合わせを何件か頂きました。

当工房では修理価格を出来るだけ抑え、その分気軽に/頻繁に調整に出して頂き楽器の状態を一定に保って頂きたいと言う思いから修理価格を変更せずにやってきております。

ここ数年修理関係の材料の値段は上がっております。
これは価格自体の値上げと輸入資材に関しては為替の変動等の影響からだと判断しておりますが、物に因ってはかなり高くなってしまっています。
材料の価格の上昇に関してはロスを抑え、何とか今迄修理価格に影響しない様にしてまいりました。

さてご心配の消費税の引上げですが、現段階では消費税の引上げに伴う修理価格の直接的な変更はしない予定です。
しかし消費税の引上げが今後の材料の仕入れ価格にどのくらい影響が出るのかは現段階では分からない状況ですが、次回の材料の発注分から値上がりされる事は充分予想されます。
これ以上材料代が上がってしまった場合はその分が修理価格に影響が出てしまう事は充分有ります。

取り敢えず現段階での値上げは予定しておりませんが、今後(1~2ヶ月)仕入れ価格の上昇に伴って変更せざるを得ない事は避けれないかも知れません。


もし大きな修理を近くご予定の方はお早めのご依頼をお勧め致します。


今後修理価格を変更せざるを得ない場合は出来るだけ早くお知らせする様に心掛けます。
皆様のご理解をお願い致します。

あっという間に

気付けばもう2月に入ってしまいました。

前回からブログ更新を暫くサボってるうちに年末年始も過ぎてしまい、失礼しました。

特に年末年始と言って区切りに感じている訳ではなく、工房の方も普段と変わらない作業が続いておりました。
大掃除も特にせず(汗

とは言っても年度の変わり目に何も考えない事も無いので修理そのものについて少しお話します。

当工房では特別変わった事を行っているとか特殊な事をやっている訳では有りません。
修理を学び、いくつかの工房やメーカーで作業する機会を通じて得た技術と知識に倣って楽器を当たり前の状態にする様に心掛けているだけです。

お客様の反応を見ていて、もしかしたら他と異なるかも知れないと思う事が有るのは全てをお客様に見せる事、基本的に楽器を吹かない事、製作の技術が根底に有る事・・・・でしょうか。
勿論、他でもその様にされて居る工房も有るでしょう。
しかし、修理にいらっしゃったお客様の反応を見ているとその様に感じる事が有るのです。

それらは全て今迄に学んだ技術と知識に従えば自然な事なのですが。


で、これら学んだ技術や知識は預りものと言うのが基本の考えです。
と言うのは私が学んだイギリスの学校、そしてフランスやアメリカの工房やメーカーで指導と経験を受けた際に私が感じた事だからです。
私に指導をしてくれた彼らも先人から受け継いだ技術と知識と言う考えを強く持っていました。
それらを受けとった後、大事に次に受け渡す責任が有ると彼らは言っていました・・・次に受け渡す時に自分が得た経験や知識をそれに付け加えて。
それが技術と知識の積み重ねで、日本より遥か長い楽器技術の歴史を持つ彼らの財産の蓄積だと言う事です。

で、その次の1人が私だった訳です。

だから私もその技術と知識を大事にしなければならないし、年度初めくらいその意味を考えて「もうちょっと頑張らないと」と再確認する次期だと思いました。






さて、私が受け継いだ技術と知識は大事に出来ているのかな。
そして次の誰かに引き渡す事は出来るのかな???

誰か興味持つ酔狂な方はいませんかね。
そう言う技術と知識に興味を持つ学校とか機関があれば面白いのですが。



と分かり難い文書になってしまいましたが、たまには独り言だと思って読み流して下さいw


近日中にもう少し分かり易い、技術的な事を紹介するブログを更新する様に心掛けます。


遅くなってしまいましたが、今年もよろしくお願いします。



木管楽器工房Anches
山田 直也

うっすらと

金色です。

前回のブログに書いたホワイトゴールドメッキのオーボエが組み上がりました。

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光のあたり具合によっては銀メッキかと感じますが、うっすらと金色が入り中々上品な色合いに仕上がっています。


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今回は

現在お預かりのオーボエ。
今回の仕上げはお客様のご希望でホワイトゴールドメッキになります。

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実はホワイトゴールドメッキ仕上げは初めて。


ちょっと見、シルバーメッキに見えますが微妙に金色が入っていて綺麗な仕上がりです。


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予定よりメッキに日数が掛かってしまいこれから組み立て作業ですが、仕上がった時の全体の雰囲気が楽しみです。