Ob Bell納品
以前のブログに書いた製作中だったOb Bell


無事に納品となりました。
何度か試奏と削りをして内径が決まった後、お客様と試奏感や抵抗感のバランスを確認しながら
外形等を決定。
今回はオーケストラでの使用が前提なので敢えてキーは製作せず、通気用のホールのみを開けて
仕上げました。
当然low Bbは出ませんがオーケストラでは使用する事は無いでしょうから。
どうしてもlow Bbが必要な時だけは元々のオリジナルベルを使用すると言う事で対処する
事としました。

で、効果としては。
全体的に音のツボが落ち着いた感じになり、下管のE/F辺りの音程が落ち着きました。
これは製作前の想定通り。
お客様にも気に入って頂けた様で「遠慮無くブログで画像使っちゃって下さい!」と言って
頂けましたので今回御紹介となりました。


無事に納品となりました。
何度か試奏と削りをして内径が決まった後、お客様と試奏感や抵抗感のバランスを確認しながら
外形等を決定。
今回はオーケストラでの使用が前提なので敢えてキーは製作せず、通気用のホールのみを開けて
仕上げました。
当然low Bbは出ませんがオーケストラでは使用する事は無いでしょうから。
どうしてもlow Bbが必要な時だけは元々のオリジナルベルを使用すると言う事で対処する
事としました。

で、効果としては。
全体的に音のツボが落ち着いた感じになり、下管のE/F辺りの音程が落ち着きました。
これは製作前の想定通り。
お客様にも気に入って頂けた様で「遠慮無くブログで画像使っちゃって下さい!」と言って
頂けましたので今回御紹介となりました。
中古ファゴット
久しぶりの更新になってしまい申し訳ございませんでした。
昨年11月にブログに書いたファゴット。
その内1本、オーバーホール作業を致しました。
Oscar Adlerのファゴットで製番が#76**ですので製造から25~30年位経っていると思います。
しかし或る団体の備品として長期保管されていた楽器なので年数を考えれば非常に綺麗です。
使用頻度もそれ程では無かったのでは無いでしょうか。
管体に目立った傷等も無く、メッキの状態も年数を考えれば非常に良い状態で、
内部にも特に問題や水の侵入や腐食等も有りませんでした。
今回は通常のオーバーホール作業をしましたので、パッド/コルク等は全て交換済みです。
新品とはいきませんが、手頃な価格の中古楽器をお探しの方がいらっしゃいましたら
お譲り致します。
当工房での半年間の調整保証を付けてのお渡しです。
価格は27万を予定しておりますが、若干のご相談には対応可能ですのでお問い合わせ下さい。
勿論、御試奏も歓迎致します。
お問い合わせはお電話 042-727-0603でお願い致します。
またメールanchesjp@yahoo.co.jpでも受け付けております。
昨年11月にブログに書いたファゴット。
その内1本、オーバーホール作業を致しました。
Oscar Adlerのファゴットで製番が#76**ですので製造から25~30年位経っていると思います。
しかし或る団体の備品として長期保管されていた楽器なので年数を考えれば非常に綺麗です。
使用頻度もそれ程では無かったのでは無いでしょうか。
管体に目立った傷等も無く、メッキの状態も年数を考えれば非常に良い状態で、
内部にも特に問題や水の侵入や腐食等も有りませんでした。
今回は通常のオーバーホール作業をしましたので、パッド/コルク等は全て交換済みです。
新品とはいきませんが、手頃な価格の中古楽器をお探しの方がいらっしゃいましたら
お譲り致します。
当工房での半年間の調整保証を付けてのお渡しです。
価格は27万を予定しておりますが、若干のご相談には対応可能ですのでお問い合わせ下さい。
勿論、御試奏も歓迎致します。
お問い合わせはお電話 042-727-0603でお願い致します。
またメールanchesjp@yahoo.co.jpでも受け付けております。
仕事納め
本日で本年度の営業を終了させて頂き、新年は4日からの営業になります。
ご利用のお客様には来年も変わらぬご依頼をお待ちしております。
年末年始、何かとバタバタ致しますが楽器のトラブルに見舞われない様に願っております。
さて現在進行中の試作品です。
オーボエのベルです。
まだ内径の仮設定と外形の荒削りの段階ですが・・・・・
通常のベルと並べてみると。
はい、こんなに長くなっています。
1/2インチ長いです。
効果の程や、バランス/試奏感等に関してはまた後日。
そして年度内にやっと手に出来たこちら。
某メーカーのクラリネット下管用キーパーツです。
ポスト以外はメッキ無しの状態。
通常このようなパーツでは出回らない事が多いのですが、今回はメーカーさんのご好意で出して頂けました。
事前に現地社長とメールをし、メーカーサイドとこちらの試作品が競合しない事を説明し
協力を頼んでいたのが良かったのかも知れません。
下管、バセットエクステンションの試作用です。
全て自作も可能なのですが、上管と合わせた時にキーデザインが一致する様に作るのは
難しいので純正品パーツを流用出来るのは助かります。
通常の修理以外にもこの様にいくつかの試作作業が進行しています。
来年は形にしてお見せ出来る事を目指して・・・・
では皆様良い新年をお迎え下さい。
木管楽器工房Anches
山田 直也
ご利用のお客様には来年も変わらぬご依頼をお待ちしております。
年末年始、何かとバタバタ致しますが楽器のトラブルに見舞われない様に願っております。
さて現在進行中の試作品です。
オーボエのベルです。
まだ内径の仮設定と外形の荒削りの段階ですが・・・・・
通常のベルと並べてみると。
はい、こんなに長くなっています。
1/2インチ長いです。
効果の程や、バランス/試奏感等に関してはまた後日。
そして年度内にやっと手に出来たこちら。
某メーカーのクラリネット下管用キーパーツです。
ポスト以外はメッキ無しの状態。
通常このようなパーツでは出回らない事が多いのですが、今回はメーカーさんのご好意で出して頂けました。
事前に現地社長とメールをし、メーカーサイドとこちらの試作品が競合しない事を説明し
協力を頼んでいたのが良かったのかも知れません。
下管、バセットエクステンションの試作用です。
全て自作も可能なのですが、上管と合わせた時にキーデザインが一致する様に作るのは
難しいので純正品パーツを流用出来るのは助かります。
通常の修理以外にもこの様にいくつかの試作作業が進行しています。
来年は形にしてお見せ出来る事を目指して・・・・
では皆様良い新年をお迎え下さい。
木管楽器工房Anches
山田 直也
Fg・・・・・
大変ご無沙汰して申し訳ございません。
ちょっと前になりますがFgの腐食修理です。
この楽器、以前から何度か調整で見ている楽器ですが、今回テナージョイントとロングジョイントの
接面に異常が見られたので診断です。

内部から腐食が発生してしまっています。

腐食周辺の点は腐食範囲を特定する為に極細の針で刺した後です。
これで見る限り表面の腐食に対して内部の広がりが想像出来ます。
そして実際に腐食部分を取り除いてゆくと・・・・

フィンガーチューブ周辺を取り巻く様に腐食が発生/広がってしまっていました。
詳細に確認するとフィンガーチューブとボアインナーチューブの接合部に隙間が生じてしまい
そこから水が浸入、腐食を招いた様です。
更に腐食部を取り除き、最終的にスロットドリルでカットすると

此処迄腐食が発生してしまってます。
取り除いた部分の周辺にも木部に水が染みた痕跡が有りますが、木質自体はしっかりしていますので
周辺部はニスや薄い樹脂等を染込ませて補強/保護する作業を行います。
これは文化財等の修復にも使われる手法ですね。
当然、隙間の生じていたフィンガーチューブも補修して完全に水止めを行います。
乾燥と保護を何度か繰り返した後、削り取った部分を木ブロックと木紛(どちらもメープルを使用)
で補修し、最後に木蓋を被せます。

最後に、今回はニス仕上げで周辺部に馴染む様に仕上げました。

ファゴットで一番怖いのが水の浸入に因る腐食です。
今回の様にテナージョイント部やダブルジョイント最下部で発生し易いトラブルですが
ちゃんと処理しなければ楽器自体の寿命に関わりますし、再発の恐れも有ります。
そして内部で発生している腐食は外から分かり難いと言う事です。
今回の様に外に症状が現れて初めて確認出来る事の方が多いと言えます。
持ち主の方にはショックですが、ちゃんと処理すれば大丈夫です。
さてファゴット絡みでもう一つ。
訳有って当工房で買取った楽器が複数有ります。
某団体の所有でしたが、仕舞って有った時間が長かった為か表面にカビ等が発生してしまっていました。
先日完全にバラして詳細に確認した所、表面だけのカビで木部への侵入等は有りませんでした。

そこで当工房で完全修理をして出来るだけお安くお譲りしようと考えています。
取り敢えず現段階では1本です。
楽器はOscar AdlerのFgで多分30年位前のモデルだと思います。
年数の割には使用頻度が低かったと思われ、保管に因るカビと汚れ以外は良好です。
木部にも腐食等の問題は有りません。
金属部分も気になる腐食等見られません。
これから時間を見ての作業になりますので実際にお出しする次期は未定です。
・・・・・がもしご興味の有る方はご連絡下さい。
御希望が有ればその分優先的に作業する事も可能です。
また表面仕上げやメッキ等のご相談(カスタマイズ)も作業前なら可能です。
ちょっと前になりますがFgの腐食修理です。
この楽器、以前から何度か調整で見ている楽器ですが、今回テナージョイントとロングジョイントの
接面に異常が見られたので診断です。

内部から腐食が発生してしまっています。

腐食周辺の点は腐食範囲を特定する為に極細の針で刺した後です。
これで見る限り表面の腐食に対して内部の広がりが想像出来ます。
そして実際に腐食部分を取り除いてゆくと・・・・

フィンガーチューブ周辺を取り巻く様に腐食が発生/広がってしまっていました。
詳細に確認するとフィンガーチューブとボアインナーチューブの接合部に隙間が生じてしまい
そこから水が浸入、腐食を招いた様です。
更に腐食部を取り除き、最終的にスロットドリルでカットすると

此処迄腐食が発生してしまってます。
取り除いた部分の周辺にも木部に水が染みた痕跡が有りますが、木質自体はしっかりしていますので
周辺部はニスや薄い樹脂等を染込ませて補強/保護する作業を行います。
これは文化財等の修復にも使われる手法ですね。
当然、隙間の生じていたフィンガーチューブも補修して完全に水止めを行います。
乾燥と保護を何度か繰り返した後、削り取った部分を木ブロックと木紛(どちらもメープルを使用)
で補修し、最後に木蓋を被せます。

最後に、今回はニス仕上げで周辺部に馴染む様に仕上げました。

ファゴットで一番怖いのが水の浸入に因る腐食です。
今回の様にテナージョイント部やダブルジョイント最下部で発生し易いトラブルですが
ちゃんと処理しなければ楽器自体の寿命に関わりますし、再発の恐れも有ります。
そして内部で発生している腐食は外から分かり難いと言う事です。
今回の様に外に症状が現れて初めて確認出来る事の方が多いと言えます。
持ち主の方にはショックですが、ちゃんと処理すれば大丈夫です。
さてファゴット絡みでもう一つ。
訳有って当工房で買取った楽器が複数有ります。
某団体の所有でしたが、仕舞って有った時間が長かった為か表面にカビ等が発生してしまっていました。
先日完全にバラして詳細に確認した所、表面だけのカビで木部への侵入等は有りませんでした。

そこで当工房で完全修理をして出来るだけお安くお譲りしようと考えています。
取り敢えず現段階では1本です。
楽器はOscar AdlerのFgで多分30年位前のモデルだと思います。
年数の割には使用頻度が低かったと思われ、保管に因るカビと汚れ以外は良好です。
木部にも腐食等の問題は有りません。
金属部分も気になる腐食等見られません。
これから時間を見ての作業になりますので実際にお出しする次期は未定です。
・・・・・がもしご興味の有る方はご連絡下さい。
御希望が有ればその分優先的に作業する事も可能です。
また表面仕上げやメッキ等のご相談(カスタマイズ)も作業前なら可能です。



