夏至とは...??
『夏至今日と思ひつつ書を閉ぢにけり』(高浜虚子)
二十四節季のひとつ。
6月21日頃に当たり、
一年の中で最も昼間が長く、夜の短い日 です。
冬至(12月22日頃)に比べると、
昼間の時間差は4時間50分もあります。
夏至: 昼14時間35分 / 夜 9時間25分
冬至: 昼 9時間45分 / 夜14時間15分
暦の上では夏にあたりますが、
実際には梅雨でうっとうしい時期です。
また、日本と 違って暗く長い冬が続く北欧では、
この日は特別の喜びを持って迎えられ、
各国で盛大に夏至祭が行われます。
冬至にかぼちゃを食べるように、
夏至にも何かを食べる習慣がありますが、
何を食べるかは地方によってまちまちです。
例えば、関東での夏至には
小麦粉でつくる焼もちを食べるようです。
関西地方では、
タコの八本足のように稲が深く根を張ることを祈願して
タコを食べるそうです。