10月1日は「都民の日」でもあり、
『日本酒の日』でもあり、
【醤油の日】 でもあることをご存知でしたか?
そば屋にとっては切っても切れない調味料「醤油」...
特に醤油の銘柄や味で
「汁」の味は大きく変わってきます。
ひとくちに...醤油といっても、種類があります♪
《こいくち醤油》
全国のしょうゆ消費量の約82%を占める、最も一般的なしょうゆ。
塩味のほかに、深いうま味、まろやかな甘味、さわやかな酸味、
味をひきしめる苦味を合わせ持っています。
調理用、卓上用のどちらにも幅広く使える万能調味料です。
《うすくち醤油》
関西で生まれた色の淡いしょうゆで、
全生産量の約15%を占めています。
発酵と熟成をゆるやかにさせるため、
食塩をこいくちより約1割多く使用。
素材の持ち味を生かすために、
色や香りを抑えたしょうゆです。
炊きあわせやふくめ煮など、素材の色や風味を生かして
仕上げる調理に使われます。
《溜まり醤油》
主に中部地方で作られるしょうゆ。
とろみと濃厚な旨味、独特な香りが特徴。
古くから「刺身たまり」と呼ばれるように、
寿司、刺身などの卓上用に使われるほか、
加熱するときれいな赤身が出るため、
照り焼きなどの調理用や、佃煮、せんべいなどの
加工用にも使われます。
《再仕込み醤油》
山口県を中心に山陰から九州地方にかけての特産しょうゆ。
他のしょうゆは麹を食塩水で仕込むのに対し、
しょうゆで仕込むため、「さいしこみ」と呼ばれています。
色、味、香りともに濃厚で、別名「甘露しょうゆ」とも言われ、
刺身、寿司、冷奴など、おもに卓上での
つけ・かけ用に使われています。
《白 醤 油》
愛知県碧南地方で生まれ。
うすくちよりもさらに淡い琥珀色のしょうゆ。
味は淡泊ながら甘味が強く、独特の香りがあります。
色の薄さと香りを生かした吸い物や、茶わん蒸しなどの
料理のほか、せんべい、漬物などにも使用されます。
10月1日「醤油の日」はちょっと意識して、
「醤油」を使ってみてはいかがでしょうか?!
そばには“つゆ”が付き物です
そばつゆの善し悪しでそばが
台無しになってしまうこともあります。