シナリオセンターのちから | 新人ライター奮闘記

新人ライター奮闘記

自分は今、制作会社に企画要因、プロットライターとして参加しています。

ブログには、プロデューサーとの打ち合わせや企画書の書き方についても書いていきたいと思います。


また、「文章の書き方」、「企画の見つけ方」なども書いて行きたいと思います

つい最近、「月刊 ドラマ」の最新号が発売されましたね?



日本中が大騒ぎしている中で、いつも愛読している雑誌を読むと、なんだかホッとします(笑)



僕が今月号で気になったのは



「シナリオセンター、40周年」についての特集です。



まず、「そんな昔から、あったんだ!!」と、驚きました!!(笑)



昔は、シナリオというものが今よりも文学、文化として認識されていたところがあったと思うので、創立者の新井一先生のご苦労は半端じゃなかったと思います。




「シナリオは勉強すれば誰でも、それなりに上手くなる」という新井先生の主張は、シナリオ才能論を重んじる大先生達の気持ちを逆なでしたのではないか?と思うんです(笑)




そんな逆風の中、シナリオセンターを存続させて来た新井先生の功績は、やはり素晴らしいと思います。




シナリオセンターが無かったら、今もシナリオは文学と同じように難しいものとして認識されていたかもしれません。




と、こんな事を書いていると僕をシナリオセンター卒業生と思う方がいるかもしれませんが、僕とシナリオセンターの接点はまったく無いんです(笑)




なんか卒業生っぽく書いちゃってすいません(笑)




僕がシナリオの勉強を始めたのは、日本映画学校(現在は大学)に入学してからなので、シナリオセンターとはご縁がありませんでした。




しかし、今、振り返ってみると、意外にシナリオセンターが指導されているような事を、自然に学んでいたのではないか?と考えているんです。




それは、なんで何だろう?と考えてみると、その原因がすぐに解りました。




僕は学生の頃、新井一先生の「シナリオの基礎技術「シナリオの技術」を読んでいたんですよ。




だから、シナリオセンターが指導されているような事を身体で覚えているんですね。




たとえば、ファーストシーンには、撫ぜ型と張り手型がある事、登場人物を描く時のリトマス法、シャレードの使い方、カセの重要性、起承転結の起でアンチテーゼを入れること、などなど。




今はシナリオやプロットを書く時に、自然に心がけている事ばかりです。




そう言えば、書いてて思い出しましたが、難しい事ばかり書いてあるシナリオ本が多い中で、新井先生の本をみつけた時、なんだかホッとした記憶があります(笑)




それだけ、新井先生の本は、他のどのシナリオ本よりも読みやすかった。




プロのシナリオライターの方の中に、「20枚シナリオは役に立たない」という意見を持っている方もいます。




業界に必ずいる、アンチシナリオセンターのライターさんですね(笑)




しかし、「ワンシーンワンシーンの積み重ねが、長編作品になるので、短いワンシーンの芝居をしっかりと描けなければ、結局、つまらない長編作品を書いてしまうのではないか?」という新井先生の主張は、一理あると思うのです。




だから、僕はシナリオセンターの教育方針を擁護(ようご)する派です(笑)




やっぱり、いきなり長編を書いたら、100パーセント途中で挫折すると思うんですよ(笑)

そこは、意見が分かれるところかもしれませんね。




様々な意見がある中で、シナリオを馴染みのあるものにしたのは間違いなく、シナリオセンターだったと思うので、何はともあれ、40周年達成、おめでとうございますとお伝えしたい。



遅くなりましたが、シナリオセンターさん、40周年、おめでとうございます。