コンクールの締め切りが迫っている。
今まで、プロのシナリオライターを目指していると言っておきながら、コンクールに出した事は一回しかなかった。
プロになるための代表的な方法はなんと言っても、コンクールに作品を出して、入賞する事だろう。
なのに今まで、コンクールに作品を出さなかったのは、まだまだ本気になっていなかったという事なんだと思う。
もっと本気にならなければ!!
という事で、久し振りにコンクールに出す事にします。
狙いは、フジテレビヤングシナリオ大賞とTBS連ドラ・シナリオ大賞の二つだ。
TBS連ドラ・シナリオ大賞に入賞した人はデビューが早い。もう4名デビューしている。
それだけTBSのドラマ制作部が本気という事なんだろう。
ヤングシナリオ大賞は長い歴史を持つコンクールで、テレビドラマのシナリオライターを目指す人達の憧れの賞だ。
対策など考えないで、自分の書きたい作品を書いて行けばいいと思うのだが、どうしても考えてしまう。
とくに、審査員の方々がよく口にする「どこかで見た事のある作品は入賞出来ない」という言葉を思い出すと、自分の書くスピードがピタッと止まってしまう。
これは、物語を書くライターの人は、誰しも経験がある事なのかもしれない。
「あれ?今自分が書いてる作品って、どこかで見た事あるなぁ~」と勝手に自分が思ってしまい、落ち込んでしまうのだ。
そんな時、救いを求めるかのように、過去の受賞作品を読んでみる。
どこかで見た事がある作品とはどういう事なのか?先が解かってしまうという事なのか?キャラクターが新鮮じゃないという事だろうか?
そのへんを知るために、最近、受賞したヤングシナリオ大賞の「輪廻の雨」を何度も読んでいる。
過去の受賞作品よりも、あっと驚く展開があるわけではなく、誰もが気軽に見れる娯楽作品ではない。けれど作品がもの凄くしっかりしていて、構成がガッチリしている。
大賞を取ったんだから当たり前のだが、やはり基本を大事にしなければならないという印象を持った。
結局、シナリオ、脚本はディテールが勝負のような気がしてならない。
「輪廻の雨」に似たような作品だって過去の映画史、テレビドラマ史を探せばきっとあるはずだ。
きっとあの作品が評価されたのは、「見た事ない作品だからではない」。構成、キャラクター、セリフに対するディテールの追求が評価されたんだと思えてならない。
そして、ディテールの追求は、忍耐強くなければならない。あれ?結局、精神論になってしまった(笑)
ありもしないコンクール対策を探すよりも、やっぱり自分の書きたい作品、キャラクターを真正面から書くしかないなぁ。
よし、シナリオ書きに戻ります。休憩終わり(笑)