エビマヨちゃん虹の橋へ | 今日のしっぽ村

今日のしっぽ村

東日本大震災を機に発足した犬猫保護団体。
2019年台風19号で被災した犬猫保護施設。

能登半島地震災害支援活動へのご支援をお願い申し上げます。


綾瀬市内の住宅での多頭飼育崩壊。


その現場から保護できたメンバーの中では

最も高齢だった

エビマヨちゃん(仮名)

推定年齢12〜13才くらい



空腹状態だったところ


ごはんを差し出すと、最初に


ヒョッコリと顔を出して


ご挨拶に来てくれたエビマヨちゃん




しっぽ村へお引越しして


見てみると、


全身は毛玉だらけでしたもやもや




体調を見ながら、ハサミで少しずつチョッキン✂️


コームで優しく整えてクシ




すると、エビマヨちゃんもだんだんと


心を開いてくれるようになりました😊





おヒゲとしっぽがとっても長い美猫さん🥰



入所して、しばらくの

この時期が最も元気でした




それからは、みんなと同じ広いお部屋へ


しばらく様子を見ていましたが、



やはりここは保護施設。


一見、楽園のように見えますが、


たくさんの猫たちには、それぞれの相性や


環境の合わない子も多くいます。



それでも限りがある空間で生活し、


ずっとの家族になってくれる方と


巡り会えるまでは


我慢しないとなりません😿





免疫力の低い子や

シニアの子にとっては、ストレスも

かかるのです😢


すぐに食欲が低下してきてしまった


エビマヨちゃん


お口の中の状態も悪い様子。


シニアの子には

麻酔のリスクも高いため

悪い歯を抜いてあげることも

容易にはできません…


お薬💊で効いてくれることを願って。



しかし、、、


様々な物を試すも、

何も食べてくれません😢



少しでも元気になるように願いを込め、


スタッフ(安川)自宅にて

保護の継続をすることにしました。



同じお部屋には、少し年上のおばぁちゃん猫。


同居生活の始まりです🐈





相性は良く


シニアさん同士の

穏やかな時間🕒が流れています




数日、何も口にしていなかったエビマヨちゃんでしたが、同じお部屋のノアちゃんが食べていると






あ!少しだけど食べてくれた☺️




でも、自分で食べてくれたのは


この時だけ…



あたたかい寝床で寝る姿


痩せた身体を見守ることしかできません



晴れた日☀️は、


日向ぼっこして





少しでも快適に過ごさせてあげたい




時折、顔をあげて私の姿を確認。



私の非番の日に合わせてくれたのか、


最期は、小さく 『ニャッ』と


お別れのご挨拶をしてくれました😢




10秒間ほど呼吸が浅くなり




スー…っと消えるように








 

がんばったね、エビマヨちゃん



ごめんね。新しい家族を見つけてあげれなくて。



どうか、やすらかに眠ってくださいね。




明日、3月23日 土曜日。


13:00

厚木動物メモリアルパーク(厚木市七沢)にて


エビマヨちゃんとの

最後のお別れ式を執り行います。


皆様のお祈りに

感謝いたします。



しっぽ村 安川