降り出しそうな雨をなんとか凌ぐ
曇り空でした。
気温も上がらず寒い一日と
なりました。
さて、
今日はしっぽ村保護中の猫のお話を
お届けさせていただきます。
現状をお伝えするという観点から、
保護活動の裏側のシリアスな場面も
含まれることをご了承ください。
しっぽ村では
里親様とのご縁に恵まれ
幸せな家ねこ生活をスタートできる
ハッピーにゃんこたちと、
ご家族との出会いを待つ
元気いっぱいにゃんこたち
そして、
病気と闘いながら
健康回復を目指すにゃんこたちを保護
しております。
⬇︎ この子は
今週しっぽ村入りした
ナビスコちゃん ♀ 12歳~
(レントゲンの結果は異常無し)
保護当時は衰弱しており、
貧血状態でした。
しっぽ村入りするまでは
動物病院で看護を受け極度の貧血状態
からは回復
今後の健康管理に注意の必要な
ナビスコちゃんです。
そして
⬇︎こちらは
チャコちゃん ♀ 1歳半くらい
飯舘村で保護され、
しっぽ村保護スペースが空くまで
動物病院で保護されておりました。
保護中に不妊手術と予防接種を受け
(血液検査 陰性)
しっぽ村で里親様との出会いを
待ちます。
努力いたします!
さて、
今日のお話の核心はここからです。
⬇︎こちらは
しっぽ村にゃんズで隔離保護中の
つぐみちゃん
保護スペースです。
ノンキャリアの子たちとの接触は
猫の生活する場所。
しっぽ村の最深部と言っても過言では
ない場所です。
ここの猫たちの将来を考えると、(保護し
里親様へ繋ぐ活動をする立場としては)
最も不憫に思わざるを得ない保護猫
たちです。
つぐみちゃんは 白血病が発症し
ごはんをほとんど食べることが
できません
(管理表)
~_~;
2日置きにインターフェロンと
栄養注射を受けてますが
人馴れ度合いも高くはなく、通院の度の
ストレスも懸念されます。
普段の管理とお世話は
スタッフに任せている
にゃんズですが、
容態を考慮し
明日からは毎日、
皮下輸液を実施し脱水緩和をはかります。
つぐみちゃん
専門家(獣医師)による診断は
余命2週間。
哀しむこと以外に
やってあげれることは
きっも まだあるはず。
つぐみ 頑張ろう!
⬇︎こちらは
ナックルくん
体重も減少しておりましたので、
動物病院で預かりいただいており
ました(預かりボランティア先生)
なり、元気に走り回るくらい
成長しましたので
本日 しっぽ村へ戻りましたが、
ポッコリとしたお腹は
恐ろしい 猫の病気
「猫伝染性腹膜炎 」と診断されました。
重篤な病気や感染症については
掘り下げて調べてきましたので、
猫伝染性腹膜炎の発現した個体の
予後が良くないことは認識してる
つもりです。
(典型的な症状が現れると
ほぼ100%生存できない病気です。)
今、こんなに元気な
ナックルくん
2年、もしくはもっと早く……
元気な姿を知っているだけに
受け入れ難いことですが、
先のことはその局面で対応するしか
なさそうですので、
ナックルくんには
今を精一杯に生きてほしいと
願っております。。
様々な環境下より
保護したニャンコたちの
すべての幸せを願い、
すべての病を愁い、
それでも現実と向き合い
奮闘してゆくことが、
彼らの幸せを見出すことのできる
ひとつの方法ではないでしょうか。
清川しっぽ村の
願いは皆様と同じ、
ワンにゃんたちの幸せ探し成就!
すべての保護猫の心が
平安に満たされることを願います。
清川しっぽ村