差し出す手にキミは何を求める? | 今日のしっぽ村

今日のしっぽ村

東日本大震災を機に発足した犬猫保護団体。
2019年台風19号で被災した犬猫保護施設。

能登半島地震災害支援活動へのご支援をお願い申し上げます。

⬇︎写真は神奈川県動物保護センター(平塚市)からしっぽ村入りした

大地くん(ダイチ)です

動物は

何かしらの心がなければ、私たちに

こうして手を差し出すこともありません

これは 私たち人間においても同じでは

ないでしょうか?


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コミニュケーションをはかりたい時、

おさんぽに行きたい時、

ごはんやオヤツを要求する時。

とりわけ

その感情をわかりやすく伝えてくれる

大地くん。

要求に対する私たち人間の対応に

期待する眼差しは人間に対する信頼を

根拠とするものに違いありません。



ワンコにゃんこの幸せは

私たち人間の意識により大きく左右され

ます。

「生まれ(産まれ)たからには

幸せになる権利があるはず!」

この言葉は

私たち清川しっぽ村を含む

多くの動物愛護家さんたちの
動物愛護・動物福祉においての理念のベースとなるフレーズであることは皆様もご同意されるところであると思います。


一方、

権利とは義務を果たした上で主張できる
人間社会であるのが世の常となった昨今。


飼い主を選ぶ権利を持たない犬猫たちの

権利を代弁することは

私たち人間である

ことも他ならない事実です。



さて、

前置きが長くなりましたが…



私は 本日 

厚木市(神奈川県)と厚木市動物愛護推進協議会の主催する


動物福祉・動物愛護
市民シンポジウムに参加させていただきました。


「人と動物との調和のとれたより良い生活環境の実現を目指し、厚木愛甲獣医師会を始め、関係団体の皆様のご参加を得て、本年7月に厚木市動物愛護推進協議会を設立し、動物福祉・動物愛護の精神と適正な飼育についての普及・啓発を推進していくことになりました。このシンポジウムを通じて、命の大切さや動物と人との関わりについて、皆様とご一緒に考えていくことができればと期待しております。」
(主催者発行のフライヤーより)



短時間のシンポジウムでしたが

ペット社会の裏側、
(ブリーダーによる繁殖行為の現状)

地域猫に対する取組みの重要性、

災害時のペットに対する備え 


などを学ぶことのできた

実に有意義な時間であり

後の動物保護活動において多いに

学習できる場となりました。

また、

動物福祉の観点について 身近で

実現可能な理想を知り、

私たちの意識て遂行可能な範囲の

動物愛護のあり方を

感じることができました。



一般に取り沙汰されがちである、

動物福祉の

理想と現実との歩み寄りの限界を

強く感じることもなく、

今の私たちにの進む方向性が見えた

ようにも思えるシンポジウムでした。



啓発により民意は動き

理想が現実となる!



しかしながら、


現状は

⬇︎の写真のとおり。

殺処分 年間12万8,000頭(最新の統計)

想像を絶する、また安易には想像

できない 恐ろし数字です。

1頭1匹でも多くを救いたいと

活動する者にとっては

その無力ささえも

感じさせる脅威的な数です。

(本日いただいたポスター)
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では、現状で私たちに出来ることは

何か?



直面する毎日の中で

私たち 清川しっぽ村に出来ることを

地道に、地道にそしてコツコツと

進めてゆくこと。

一頭、一匹の幸せを保証し、

そして


救済を求め、その権利を主張しているで

あろう 命の 幸せを確実なものにする

努力をしなければ。


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本日は

私たち清川しっぽ村が日々取り組む

動物愛護・保護活動が

多くの動物愛護家の求める活動で

あることを改めて認識できた

有意義な一日でした。




素敵なシンポジウムが身近に開催された

ことに感謝。



清川しっぽ村