⬇︎写真は神奈川県動物保護センター(平塚市)からしっぽ村入りした
大地くん(ダイチ)です
動物は
何かしらの心がなければ、私たちに
こうして手を差し出すこともありません
これは 私たち人間においても同じでは
ないでしょうか?
おさんぽに行きたい時、
ごはんやオヤツを要求する時。
とりわけ
その感情をわかりやすく伝えてくれる
大地くん。
要求に対する私たち人間の対応に
期待する眼差しは人間に対する信頼を
根拠とするものに違いありません。
ワンコにゃんこの幸せは
私たち人間の意識により大きく左右され
ます。
「生まれ(産まれ)たからには
幸せになる権利があるはず!」
この言葉は
私たち清川しっぽ村を含む
多くの動物愛護家さんたちの
動物愛護・動物福祉においての理念のベースとなるフレーズであることは皆様もご同意されるところであると思います。
一方、
権利とは義務を果たした上で主張できる
人間社会であるのが世の常となった昨今。
飼い主を選ぶ権利を持たない犬猫たちの
権利を代弁することは
私たち人間である
ことも他ならない事実です。
さて、
前置きが長くなりましたが…
私は 本日
厚木市(神奈川県)と厚木市動物愛護推進協議会の主催する
動物福祉・動物愛護
市民シンポジウムに参加させていただきました。
「人と動物との調和のとれたより良い生活環境の実現を目指し、厚木愛甲獣医師会を始め、関係団体の皆様のご参加を得て、本年7月に厚木市動物愛護推進協議会を設立し、動物福祉・動物愛護の精神と適正な飼育についての普及・啓発を推進していくことになりました。このシンポジウムを通じて、命の大切さや動物と人との関わりについて、皆様とご一緒に考えていくことができればと期待しております。」
(主催者発行のフライヤーより)
短時間のシンポジウムでしたが
ペット社会の裏側、
(ブリーダーによる繁殖行為の現状)
地域猫に対する取組みの重要性、
災害時のペットに対する備え
などを学ぶことのできた
実に有意義な時間であり
後の動物保護活動において多いに
学習できる場となりました。
また、
動物福祉の観点について 身近で
実現可能な理想を知り、
私たちの意識て遂行可能な範囲の
動物愛護のあり方を
感じることができました。
一般に取り沙汰されがちである、
動物福祉の
理想と現実との歩み寄りの限界を
強く感じることもなく、
今の私たちにの進む方向性が見えた
ようにも思えるシンポジウムでした。
啓発により民意は動き
理想が現実となる!
しかしながら、
現状は
⬇︎の写真のとおり。
殺処分 年間12万8,000頭(最新の統計)
想像を絶する、また安易には想像
できない 恐ろし数字です。
1頭1匹でも多くを救いたいと
活動する者にとっては
その無力ささえも
感じさせる脅威的な数です。
(本日いただいたポスター)
何か?
直面する毎日の中で
私たち 清川しっぽ村に出来ることを
地道に、地道にそしてコツコツと
進めてゆくこと。
一頭、一匹の幸せを保証し、
そして
救済を求め、その権利を主張しているで
あろう 命の 幸せを確実なものにする
努力をしなければ。
本日は
私たち清川しっぽ村が日々取り組む
動物愛護・保護活動が
多くの動物愛護家の求める活動で
あることを改めて認識できた
有意義な一日でした。
素敵なシンポジウムが身近に開催された
ことに感謝。
清川しっぽ村