中東旅行の第二弾
シリアのダマスカスから北東約200キロ、
バスで約2時間のところに
世界遺産「パルミラ」があります。
ダマスカスからパルミラ行きのバスはかなりオンボロ・・・
しかも尋常じゃないくらいのスピードを出すので
到着するまで生きた心地がしませんでした^^;
パルミラに向かう途中、バスからの車窓です。
何にもない荒野が続き、乾いた大地が広がっています。
パルミラは、アレクサンダー大王の頃から発展を始め、
紀元前1世紀にローマ帝国の属州となり、
シルクロードを結ぶ東西交易路の中継地として存在感を高めてきました。
始めに向かったのは、高台にあるアラブ城砦です。
高台からパルミラ遺跡を見下ろすと、
砂漠の中にちょっとだけ緑があるのが分かります。
本当にどこまでもどこまでも続く青い空。
遺跡は灼熱の太陽の元、当時の繁栄を思い起こさせます。
遺跡の入り口ではラクダがお出迎え。
しかし、暑すぎるのか、微動だせず・・・
当時、この都市が最盛期を迎えた
ペル神殿は、パルミラで最大規模の遺跡です。
今もなおその姿を残す列柱からは
細かいレリーフも目を引きます。
レトロな車で遺跡付近を観光。
これは、貴族一家の共同のお墓だそうです。
パルミラの街中。
日中はさすがにほとんど人は歩いていませんでした。
あまりの暑さにダウンしながらも、観光を楽しみました。
このあとは、国境を越えてレバノンに入ります!