最近、昔の写真のデータを整理しているのですが
10年ほど前に中東に旅行した写真が出てきました。
富士山が世界遺産登録されたこともあり、
この時期は世界遺産に注目が集まるのですが、
シリアでは内戦の影響で、国内にある6つの世界遺産すべてが
危機にさらされている世界遺産に指定されてしまいました。
そこで、在りし日のシリアとレバノンを
3回に分けて紹介しようと思います。
シリアへの日本からのルートは、
関西空港からエミレーツ航空で、
ドバイを経由しました。
ダマスカス国際空港から市内へはバスで移動。
乾燥地域のせいか、青い空がどこまでも広がっていました。
ダマスカス中心部はこのような感じでした。
到着して早速腹ごしらえしました。
シリア料理は少し脂っこい気がしましたが、
美味しかったですよ!
鶏肉と野菜・豆がふんだんに使われた料理が多いように感じました。
ダマスカス市内の名所のひとつは、
旧市街のスーク・ハミディエ。
ダマスカスのスーク(市場)は迷路型になっていて
うっかりすると外に出られなくなります(^_^;)
スークの中は食料品や日用雑貨のほか、
香辛料や衣料品など、
生活に必要なものから観光用の商品を売る店が
所せましと軒を連ねています。
チャイハネと呼ばれるカフェでは
水タバコを堪能する若者がたくさんいました。
タバコと言っても通常のたばこではなく、
タバコの煙をイチゴ味やリンゴ味などのフレーバーで楽しめるようです
驚きです(゚_゚i)
水タバコを堪能するお兄さんたち
そしてチャイ。
暑いのに暑いものが飲みたくなる不思議・・・
こちらは、現存するモスクの中で世界最古と言われる
ウマイヤド・モスクの中です。
洗礼者ヨハネの聖堂
小さい男の子がお祈り中でした。
真ん中にいるのが私です。
イスラム圏では女性はあまり肌を出していけないことから
入り口でマントを借ります。
ねずみ小僧になった気分・・・
実は、モスク内は土足厳禁。
皆、裸足で歩いています。
石がひんやりとしていて気持ち良かったです^^
しかし、今年4月には、
このモスクの尖塔が破壊されてしまったというニュースを見て、
胸が痛くなりました。
夕暮れのダマスカス市内
この写真は、カシオン山から見た
ダマスカス市内です。
小高い山になっていて、市内が一望できます。
旧約聖書によると、この山で人類最初の殺人が
起こったのだそう・・・
何とも歴史を感じる場所です。
次は、進路を一路砂漠へ。
パルミラを紹介します。