一週間で保育園を追い出された
自閉症スペクトラムの息子(小学3年生)と
保育園の指摘で療育を受けていた
頑固娘(小学1年生)の母です。
思い通りにならない日々を綴っています。

 

 

 

自閉スペクトラム症の息子。現在小学4年生です。

 

前回娘の話を先に書きましたが、

 

今日は本題。息子の面談についてです。

 通級面談

普通級の面談は6月に延期となりましたが、通級は「個別支援計画の作成」の為にいつも通り4月に面談がありました。

 

 

最近の困りごと。

なんだろ?

 

 

癇癪も大分おさまり、今気になるの?は漢字くらい?

 

コミュニケーションは未だにつたないけど、今までに比べれば大分できてきたし。

 

 

何を話すか思いつかないまま面談の時間がきてしまいました。

 

学校での様子

先生

「3年生の後半は通級ではすっごい楽しそうに過ごしてましたよ。大きな声でよく笑ってましたね。」

 

 

「通級ではホントのはるかなんですよね。クラスでは話が出来る子と別のクラスになっちゃったらしくて、また話せる子がいないって、学校に行きたくないって言ってます」

 

 

先生

「ああ、そうだったんですね。担任も男の先生になっちゃったから、どうかなと思ってたんですが」

 

 

「あ!それは、はるかは女性より男性の方が好きなので、本人は男の先生で良かったって言ってました。でも、やっぱり怖いっていうのも言ってましたけど」

 

 

先生

「そうですか。男の先生の方が良いなら良かった。

では、支援計画についてですが、去年はコミュニケーション面で自分の気持ちを言うことを目標にしましたが、今年はどうしますか?」

 

 

「あ、今年も引き続きでお願いします。最近は、放デイも学童もどこの場面でも落ち着いていて、先生たちからも表情が穏やかになったよねって言って貰ってます。」

 

 

先生

「良かったですね。学童でも大変でしたもんね。はるかくんは、早いうちから通級に来ていて良かったですよね。すごく良い例だと思いますよ。」

 

 

と言って貰えました。

(この時に娘の話をしていたので、娘も本人が困る前に通級に行けたら良いんだけどという話になりました)

 

 

息子は1年生の3学期から通級を利用していて、本人が荒れてしまう前、通級の先生もこの子は通級不要かな?と思っているくらいの時に児童精神科の先生にすすめられて利用を始めたんです。

 

あの時の精神科の先生のすすめがなかったら、利用が遅れてもっと荒れていたかもしれないと思うと、先生に感謝感謝ですね飛び出すハート

定年退職してもうお会いできないのでお礼を伝えることができないけど。

 

 

この時厳しく言って貰ったおかげです↓

 

 

 

論文にチャレンジ

 

先生

「そろそろ論文書いてみましょうか?」

 

「できますかね?」

 

先生

「子供新聞を使って、定型文に選択肢をあてはめるだけで論文が完成するようにしてるので、ちょっとやってみましょうか。そうすると自分の気持ちも表現できるようになるかもしれないので。気持ちが荒れちゃうようだったらすぐやめますし」

 

ということで、論文を書く練習をお願いしました。

これをすると作文や感想文も書けるようになるそうです。

 

 

子供新聞の天声人語を使うって言ってたかな?

 

 

天声人語に興味を持てなくても他の記事を読んだりして、夢中になって読む子もいるそうで。

 

社会の教科書を読み続ける息子には合ってそうな気がする。

ストーリーのある本は全く読んでくれませんけどね。

 

あ、「青鬼」の物語だけは読んでたわ。

買って欲しいってお願いされるくらい。

好き・得意から苦手へ繋がっていくってこういうことかなと思ったことの1つです。

 

 

それと、

「漢字の形が覚えられなくて、障害まではいかなくても、書字障害の傾向があるんじゃないかと思っていて。」

 

と話すと

 

「実は私もそんな気はしていました。

でも、全く書けない訳じゃないのと、5、6年生で突然書ける子がいるんですよね。もう、この子は書字障害だろうと思っても、本人がやる気になると突然できてくることがあるので、もう少し様子を見ても良いんじゃないかと。

近隣の病院だと書字障害の診断を付けてくれるところもないですし、こんなにできなくても診断がつかないのか・・・ということがほとんどです。診断さえつけばタブレットを使うとか配慮しやすいんですけどね。」

 

 

ということで、書字障害については様子見、とにかくいまは無理矢理書かせず、書字自体を嫌いにならないようにしていこうと思っています。

 

 

 

中学について

で、4年生になったので、

「○○中学と高校に行かせたいと思ってるんですが・・・」

 

と話すと・・・

 

「お!受験しますか!」

 

となんか、先生がすごく活き活きして笑い泣き

やっぱり先生なので、お勉強の話は得意ですよね。

 

「そうしたら、この中学の対策に得意な塾を探して下さい!」

 

 

 

って言われて・・・

 

 

ふえーーーーー絶望

中学受験ぽくない学校だから選んだのに驚き

 

 

うちの子はお勉強の前にやらなきゃいけないことが沢山あるから、受験勉強はちょっとなー・・・

 

 

「えっと、この中学でも塾が必要なんですか?」

 

 

「はい。

中学校の偏差値って低く出てるんですけど、実際はプラス10くらいだと思ってください。

だから、偏差値50を越えている学校はとんでもなく高いと思った方が良いです。」

 

 

って滝汗

 

 

いや~、一気に行かせる気が萎んでいきましたチーン

 

 

息子が年中さんの頃、一緒の療育に通っていた子が障害枠のある私立小学校へ行ったんです。発達障害に理解があるっていう理由で。

小学校は間に合わなかったけど、中学はここも良いかなと考えていたら、発達障害児へのいじめ問題が発覚して。

 

学校側が理解があると公言してても子供たちの間ではこんなものなのか・・・とかなりのショック、もう本当に落ち込むくらいのショックを受けたんですよね。

 

この学校、実際にはインクルーシブではなく、ダンピングだったそう。

 

問題が発覚したからか現在は障害枠もなくなってました。

 

 

なので、お勉強も運動もできるタイプではない息子は普通の私立は楽しめる可能性もあるけど、いじめの対象になる可能性も高いので、確率がギャンブル過ぎて手を出せない滝汗

 

 

とりあえず、もう一回志望校に実際に通っている子のママさんに話を聞いてみようと思います。

 

 


おわり

 

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2年生から使っている漢字の本。

他のも買ったけどこれが一番わかりやすかったです。

語呂合わせの表現の仕方が、この文字とこの文字を組み合わせてこの字ができてるのか!

という感じで書きやすい。覚えないけど不安

単語帳にもできるけど、しない方が使いやすいです。

 

小学全漢字おぼえるカード [ 学研プラス ]

 

 

 

息子が唯一読むストーリー性のある本↓

 

 

 

あとは読むのは伝記くらいです不安

放デイの伝記を読み漁ってるらしい。

 

10分シリーズなら名作も読んでくれるかな?

 

 

 

 

 

発達障害の基礎知識に役立った本↓
 発達の気になる子の「困った」を「できる」に変える ABAトレーニング [ 小笠原恵 ] 高機能自閉症・アスペルガー症候群「その子らしさ」を生かす子育て 改訂版 高機能自閉症・アスペルガー症候群 [ 吉田友子 ] 最新図解 自閉症スペクトラムの子どもたちをサポートする本 [ 榊原洋一 ]

 

 

 

発達障害児の成長に役立った本↓

マンガ 奥田健次の出張カウンセリング【電子書籍】[ 奥田健次 ] 拝啓、アスペルガー先生 異才の出張カウンセラー実録 [ 奥田健次 ] 叱りゼロで「自分からやる子」に育てる本 (だいわ文庫) [ 奥田 健次 ]

 

 

 

小学生になってから役に立った本↓

「小学校で困ること」を減らす親子遊び10 6~12歳 発達が気になる子を理解して上手に育てる本 [ 木村 順 ] 家庭で育てる 発達が気になる子の実行機能 [ 鴨下 賢一 ]

 

 

障害告知に役に立つ本↓

自閉症・アスペルガー症候群「自分のこと」のおしえ方 診断説明・告知マニュアル (学研のヒューマンケアブックス) [ 吉田友子 ] あなたがあなたであるために 自分らしく生きるためのアスペルガー症候群ガイド [ 吉田友子 ]