自閉症スペクトラムの息子(小学3年生)と
保育園の指摘で療育を受けていた
頑固娘(小学1年生)の母です。
思い通りにならない日々を綴っています。
自閉スペクトラム症の息子。現在小学3年生。
息子は2年生から習い事を始めました。初めて彼が話したことは・・・
自閉症児の習い事について
運動スクール
息子は2年生(正確に言うと1年生の3月)から運動系の習い事をしています。
3歳~小学3年生までが対象の習い事なので、2年間で運動神経が少しでも良くなるといいなと思って始めたんです。
運動神経は生まれつきのものではなく、後天的なもの。
5~8歳頃にいろいろな運動を体験することで体内に様々な神経回路を張り巡らせて、9~12歳で神経系の発達はほぼ完成する。
娘が体を動かすのが好きで、その習い事を探していたら、
これは体の使い方が苦手な息子こそやった方が良いのでは?
と思って、もう7歳も終わり頃だったのでちょっと遅かったんですが、やらないよりは良いでしょ。
という感じで始めたんです。
で、3年生も終わりに近づいてきて、4年生になったらやめなくちゃいけない。
そのことに対して息子は、
「ああ!辞めたくない!
もっと行きたかったな。」
って言ってたんです。
そしたら、
最近になって
「4年生になっても辞めなくて良いってコーチに言われた!」
って。
コーチに本当に続けられるのか聞くと、今の3年生15人がそのまま4年生になっても残るだろうとのこと。
よかったー!
息子がこんなに楽しんで自ら通うのはここだけなので、続けられるのはありがたい♡
そして、息子が突然こんな話をしてきました。
習い始めて少し経った頃。
「運動スクールに行きたくない」という時期があったんです。
ちょうどその頃は、コロナが猛威を振るっている時期でもあったので、無理に行かせなくてもよいか、と3か月ほど休ませたんですよね。
それを「自分がサボった」と思っていたなんて知らなかった
さらに
「そうだったんだ。で、怖かったけど続けてみてどう?今は?」
「すっごい面白い!
コーチ面白いだけで全然怖くなかった。」
「そっか。続けてみて良かったね。」
「うん!良かった!」
こんな風に息子が思っていることを自分から伝えてくれるなんて
なんか、ちゃんとした会話になってる!
まさか1年半前の息子の気持ちを聞けるとは。
今までは推測するしかなかったけど、これからは聞けば教えてくれるのかな?
息子は依然、このコーチが面白いからこの習い事が好き。
このコーチじゃなかったら辞めてたかも。
なんて言っていたので、
「来年コーチが変わるかもしれなけど、違う人になったら辞める?」
「辞めない!
他のコーチでもやる!」
ということで、コーチが面白いことがきっかけで楽しくなったことで、習い事自体も好きになったみたい。
定型児用の習い事なので、息子にとっては難しいことが沢山ありすぎるくらいあるんですけどね。
進級も出来ないだろうな、と思っていましたが、ビックリするくらい色々出来るようになりました。
運動が得意な娘はどんどん進級して、そのスピードには追い付けないけど、「妹よりできない自分」に関してはそれほど抵抗がないみたいで。
コーチはここ↑をすごく心配してくれるんだけど、意外と大丈夫なんですよって伝えています。
息子が楽しいと言っている間は通わせてあげたいな。
なんか、
療育でも習い事でも無駄なことなんてないんだなって思えてきました。
この話をきっかけに小さい頃の話もしてくれるようになって、また一段と成長したなと感じたことがあったんですが、長くなったので、また次回に。
つづく
息子は絡まりづらい&重さで回りやすいビーズ縄跳びを使っています。
長さ調節もこんな感じで結べば切らなくてもOKです。
小さい頃は保育園推奨の「ミサトっ子草履」を毎日どこへ行くにも、真冬でも履いていました。
娘は2歳後半でデビューして、体の使い方が上手に。先輩ママさんに、かかとにゴムをつけると脱げにくいよって教えて貰いました。
かかとのゴム、自分で作らなくても売ってた知らなかった!