自閉症スペクトラムの息子(小学3年生)と
保育園の指摘で療育を受けていた
頑固娘(小学1年生)の母です。
思い通りにならない日々を綴っています。
自閉スペクトラム症の息子。現在小学3年生。
うすうす自分が発達障害だと気づいているよう。
重い腰をあげて告知の準備をしています。
のつづきです。
発達障害の告知
この本を参考にしています↓
参考にしていますが、本を読んで私がこうしていこうかなと思ったことを書いているので、本の内容と一致しない部分もあります。
告知の副作用
告知することで心配なのは、
「どうせ発達障害だからできない」
「発達障害だから人より劣っている」
と思ってしまわないかということ。
これを回避したくて、既に息子の中にあるネガティブな感情を取り除きたいなと思っていたけど。
本の中に書いてあったことは、
「どうせ俺なんか」
が
「どうせ発達障害だから」
に置き換わっただけだと書いてあって。
そう言われてみれば、そうだよねって。
「どうせ俺なんか」だと努力してもできない自分を責めるだけだけど、
「どうせ発達障害だから」なら「発達障害にはこういう手立てがある」と知ることで良い方向へ行くかもしれない。
ただ、周りとの違いに気が付いていない時期だと落ち込んだり、感覚刺激に没頭したり、甘えが出たりするそうなので、時期の見極めは慎重にした方が良いかなと思いました。
告知後について
告知の時期や手段よりも大切なのは、告知後の支援があるかどうか。
結局、適切な支援が何より大切ということでしょうか。
告知後の支援次第で、時期が異なっていたり、思いがけない知り方をしても挽回できる。
告知をすることで、
「自閉症には〇〇なことがよくあるけど、はるかの場合はどう?」
と本人に直接聞けるので、親があれこれ想像するよりも、より本人に合った支援をすることができるようになる。
WISCの結果も見せながら、こういう得意と不得意があると教えることもできるし、だからこうした方が良いんだよと具体的に伝えることもできる。
特性に対しては強みと弱みをセットで伝えるのが大事で、例えば「こだわり」なら、「決まりを守る」という強みがあるよね。反対に「予想外のことに混乱する」という弱みがあるんだけど、じゃあどうしたらその弱みに対策できるかな?
なんていうように。
そして、もっと大きくなると問題行動を解決した時には、本人に振り返りをしてもらうことで自己理解を進めてもらう。
他にも本には色々載っていたけど、中学や高校頃の年齢で行うことかなと思ったので、とりあえず我が家はここまでで。
この本のおかげで、何のために告知をして、どう活用していくかが整理できて良かったなと思います。
おわり
この本もとても良かったです↓
当事者用に。告知用に使える本だそうです↓