行動が遅く、大きな音が苦手な娘の運動会について。
大きな音が苦手な子の運動会
学校からの電話
運動会まであと数日となった日。
仕事中に学校から電話がかかってきました。
どっちの何の用件だろう?
と思いながら出てみると
リリの担任でした。
最近は本人がもう大丈夫と言って、
イヤーマフを持っていっていなかったんです。
けど、
ピストルダメだったか〜。
まあ、意外でもなんでもないので
驚きもしないんですけど、
当日イヤーマフを忘れないっていう方が難しい・・・
私も娘も朝バタバタして忘れ物しがちなので
競技中も気が気じゃない
運動会当日、
予想通り慌ただしく送り出して。
この時、イヤーマフのことはスッカリ頭から消えていました
心配していた通りですね(笑)
イヤーマフのことを思い出したのは息子の運動会が終わる頃。
で、一回取りに帰ったんですが、そもそも娘は家に持って帰っていなくて、学校に置いてあったので、ただの無駄足だったっていう・・・
こんな時自分の特性が嫌になりますね~。
で、本題の運動会ですが。
行動は遅いけど、運動会や行事で目立って遅れることはないので、この部分はそんなに心配してないんですが。
問題は「音」
聴覚過敏ではなく、心理的な方かなと。
怖い。何でかわからないけど、なんとなく怖い。
そんな感じ。
運動会は太鼓での応援もあるので、ピストルだけでなくこの部分も怖くて。
ダンスだろうが徒競走だろうが
ピストルと太鼓で頭がいっぱいの娘は、
これを見た時、
何しだすのかとビックリしたよね
息子なら覚悟している行動も
予想していない娘がすると驚きも大きい・・
さらに、
徒競走のときも同じ行動を取っていて
またどこ行っちゃうのかと
そして徒競走では
イヤーマフを持っている先生を探してたそうです
そして、ダンスの時に歩き出しちゃった理由は、
ということで、とにかく大きな音のことで頭がいっぱいだったようです
学校側の対応としては、
徒競走の応援で6年生が大太鼓で応援してくれるんですが、それを5番目の子までは苦手な子がいるので無くしてくれたり、イヤーマフをすぐに手渡してくれたりと、とても有り難かったです。
同じクラスの子は怖くて泣いちゃう子もいて、
「リリ、もう大丈夫だから貸そうかと思ったんだけど、外したらやっぱり怖くて貸せなかった」
って。
翌日、各学年のダンスを見る時間に、またその子が怖くて泣いちゃったそうで。
我が家は上の子のおかげでイヤーマフという存在を知っているけど、普通は知らないもんな、ってちょっと切なくなりました。
娘のイヤーマフを見て、親御さんに伝えてると良いんだけど。
大きな音問題はあったけど、ダンスも家で沢山練習して楽しく運動会に参加して、本人は満足だったようです
娘のイヤーマフ↓
息子のイヤーマフ↓
小さく畳めるのが息子的に良いらしい。
娘はそれが難しくて嫌なんだそう。
イヤーマフは完全な防音ではなく、嫌な音が少し小さくなる程度。うちの2人はそれでも心理的に楽になるようです。
娘はイヤーマフがあれば太鼓もピストルも泣かずに聞け、息子は騒がしい空間にいられるようになります。
クラスの子に馬鹿にされたり、からかわれたりもなく、むしろ格好良いと思っているくらい。
発達障害の有無関係なく、抵抗の少ない低学年からの導入が良いと思います。
自閉症スペクトラムの息子(小学3年生)と
保育園の指摘で療育を受けていた
頑固娘(小学1年生)の母です。
思い通りにならない日々を綴っています。