自閉症スペクトラムの息子(小学3年生)と
保育園の指摘で療育を受けていた
頑固娘(小学1年生)の母です。
思い通りにならない日々を綴っています。
娘は食が細く、なかなか食べてくれません。
なので、少しでも多く食べて欲しくて
立ち歩いた後でも食べさせていました。
口頭では立ち歩きを注意するものの、
実際には許していたんです。
児童発達支援でも、
心理士の先生からも
立ち歩いたらご飯を終わりにすれば
立ち歩かないようになると
聞いてはいました。
でも、食べることを優先していたんです。
保育園では立ち歩いていないそうなので、
家では良いか、
大きくなったら自然と直るかと思って。
で、現在。
どうなったかというと
小学1年生になっても、
立ち歩きは直りませんでした
自然となんて直りませんでした。
で、食べる量も増えたのと、
この本で
「イエローカード」を出す親は多いが
「レッドカード」を出す親は少ない。
イエローカードだけ出していても悪化するだけ。
というのを読んで、
やらなければ!
と思ったんです。
これもABAの考え方で
Aご飯を食べる
↓
B立ち歩く
↓
C怒られるが、ご飯を食べられる
これを
Aご飯を食べる
↓
B立ち歩く
↓
C怒られないが、ご飯を食べられない
こうしてみました。
「ご飯中に立ち歩いたら片付けるよ」
と食事の前に伝え、
一度立ち歩いた時に
「次に立ち歩いたら本当に片付けるからね」とチャンスを与え、
二度目の立ち歩きの際に実行に移しました。
すると
食べたい!食べたい!
と大泣き!
今までここで
「食べたい!」
と言わない可能性があって
手を出せなかったんですが、
今回シナリオ通りの反応をしてくれてホッ。
泣きわめいて食べさせると
「泣きわめく」という行動が強化されるので、絶対に食べさせないようにしました。
すると、翌日以降。
なんと一度も立ち歩いていません!
立ち歩きそうになったら
「あ、危ない、立っちゃいそうになっちゃった」
「ソース取りたいから立っても良い?」
なんて、自分で気をつけるようになって。
しかも、
実践した日に娘から言われたことは
って。
解ってたんかーい!
ということは、
立ち歩いてもご飯を食べられる
ということも解っていたんですね。
これで本当にイエローカードを出し続けてもなかなか効果が出ないんだなってハッキリ解りました。
ちなみに、
この方法で効果が出るのは
普段の良い行いを褒めている場合だけです。
良い行動は褒められず、
悪い行動の時だけ良いことが起こらないとしてしまうと、
何をやったって意味がないと思ってしまうので、要注意だそうです。
私の特性として、
感情やテクニックだけ言われても理解ができないので、
行動分析の考え方は論理的で解りやすくてとても為になります
ABAはこの本で勉強しました↓