一週間で保育園を追い出された
自閉症スペクトラムの息子(小学2年生)と
保育園の指摘で療育を受けている
頑固娘(保育園5歳児)の母です。
思い通りにならない日々を綴っています。

 

 

 

通級の先生に勧められて始めた

コオーディネーショントレーニング。

 


我が家が通っているスクールは

「運動が苦手な子」&「発達障害の子」向けに運営してくれています。

 

 

なので、てっきりワイワイ楽しくやるスクールかと思ったら、ガッツリ本格的にやっててビックリびっくり

 



コーチは声を荒らげたりはしないものの、ちゃんと並ばなかったり、目標と反省を言えなければきちんと言えるように等指導してくれる。

自閉症、ADHD、知的障害色々な子がいるけど、皆意外とついていっている。

 

 

そして、そんなスクールを

息子が続けられていることもビックリでびっくり

 

 

頑張って半年間通った効果をまとめたいと思います。

 

 

コオーディネーショントレーニングとは?

 

脳科学や運動生理学の見地から開発され、脳・神経と筋をはじめとする運動を調整する機能を開発・改善することを目的としたものがコオーディネーショントレーニングです。

※東京都教育委員会より引用

 

状況を目や耳などの五感で察知し、それを頭で判断し具体的に筋肉を動かすといった一連の過程をスムーズに行う能力のこと。 また、運動能力だけでなく、 ワーキングメモリ(短期記憶)との関係も指摘されるなど、認知機能の向上との 関係も大きく注目されています。

※草津市HPより引用

 
 
運動神経だけかと思ったら、ワーキングメモリ、認知機能も向上するなんて!
これはやりたくなっちゃいますよね。
 
 
どんな効果がある?

 

運動神経って生まれつきの能力かと思ったら、

違うんですって。

 

 

運動神経は後天的なもの。

 

 

だから、トレーニングによって高められるんだそうです。

 

 

ただ、年齢によって効果が異なり、

5〜8歳が一番トレーニングの効果が出る。

 

 

「プレ・ゴールデンエイジ」と呼ばれる5歳から8歳頃は、神経系統が著しく発達し、体内に様々な神経回路が張り巡らされていく時期です。この時期にいろいろな運動を経験しておくかどうかが、その後の動作の習得に大きな影響を及ぼすと言われています。

※山口市HPより引用

 

 

この5〜8歳のうちに色々な運動をしておくと、ゴールデンエイジと呼ばれる9〜12歳には、あらゆる動きを見ただけでできるようになるんだそうです。それを「即座の習得」というのですが、8歳までに色々な運動をしていないとこの効果は現れない

 

 

ゴールデンエイジとは、9歳から12歳頃をいいます。神経系の発達がほぼ完成し、動きの巧みさを身につけるのに最も適している時期です。また、一生に一度だけ訪れる、あらゆる動作を短時間で覚えることのできる「即座の習得」を備えた時期として重要視されています。ただしこの「即座の習得」は、それ以前の段階で様々な運動を経験し、神経回路を形成している場合にしか現れません。だからこそ「プレ・ゴールデンエイジ(5〜8歳)」が重要になるのです。

※山口市HPより引用

 

 

 

 

なんの為に始めた?

 

我が家がコオーディネーショントレーニングを始めた理由は、通級の先生に

 

「体を思ったように動かせない」

 

という特性を話した際、

 

「コオーディネーショントレーニングをやると良いですよ。12歳までは伸びるけど、それ以降は伸びないから今のうちにやった方が良い」

 

とアドバイスをもらったからです↓

 

 

体育で嫌な思いをしないよう、今のうちに少しでも運動神経を高めておこうと思ったんです。

 

先生は家でボールをつかってやるくらいのアドバイスだったんですけど、私がこんな性格なので、検索しまくった結果スクールに通わせるまでになりました。

 

 
現在の効果は?

 

通い始めて半年。

 

効果を感じ初めています。

 

 

まずは、運動。

 

我が家は運動系は2つ通っているんですが、

1つは上で書いたコオーディネーションスクール。

もう1つが同じように神経系の発達を促すスポーツジムのスクール。

 

スポーツジムの方は1年ほど通っているんですけど、人数も多いので、なかなか指導もして貰えなくて上手くならないなーという感じだったのが、コオーディネーショントレーニングに通ったら「え?こんなこともできるの?」と驚くほどできるようになりました。(とは言っても、平均には及びませんが泣き笑い

 

苦手な縄跳びも出来るようになって、

昨日はスポーツジムのテスト日だったのですが

片足跳びも10回ずつ飛べるようになっていました飛び出すハート

 

 

 

それともう一つ。

 

会話ができるようになってきた!

 

一方的に話すことが多かったり、ちょっとイントネーションというか話し方が独特だったのが、普通に近づいてきましたおねがい

 

 

会話をできるようにしたいなら、まずは運動から。

これを実感しています。

 

もちろん、年齢が上がったからというのもありますが。

 

それでも、もうちょっと早くコオーディネーショントレーニングを取り入れていればもっと発達を促せたのにな。

5〜8歳が最も伸びる時期で、息子は既に8歳。

もっと早く知っていればなと思わずにいられませんが、知らなかったし、知ったときにはコロナで外に出られなかったし仕方ない悲しい

 

 

娘は6歳で始められたので、「即座の習得」を獲得できるかなと期待しています。

 

娘は0歳時クラスから体をよく動かす保育園に通っていたおかげで、年少で逆上がりが出来たり、雲梯や登り棒が出来たりしていたので、基礎は既に出来ていたかも。

 

年少から公立の保育園に移って、発達が止まった&退行した感があるので、コオーディネーションスクールで取り戻したいなと思います照れ

 

 

 

発達障害の基礎知識に役立った本↓

最新図解 自閉症スペクトラムの子どもたちをサポートする本 [ 榊原洋一 ] 発達の気になる子の「困った」を「できる」に変える ABAトレーニング [ 小笠原恵 ] 高機能自閉症・アスペルガー症候群「その子らしさ」を生かす子育て 改訂版 高機能自閉症・アスペルガー症候群 [ 吉田友子 ]

 

 

発達障害児の成長に役立った本↓

拝啓、アスペルガー先生 異才の出張カウンセラー実録 [ 奥田健次 ] 発達障害の改善と予防 家庭ですべきこと、してはいけないこと [ 澤口 俊之 ] 叱りゼロで「自分からやる子」に育てる本 (だいわ文庫) [ 奥田 健次 ]

 

 

 

小学生になってから役に立った本↓

「小学校で困ること」を減らす親子遊び10 6~12歳 発達が気になる子を理解して上手に育てる本 [ 木村 順 ] 家庭で育てる 発達が気になる子の実行機能 [ 鴨下 賢一 ]