トリガーポイント鍼治療の反応:局所単収縮反応 LTR その2 | はり灸ガルボのアメブロ

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歩けないほどのギックリ腰も歩けるように
加古川市 鍼灸院 トリガーポイント アクティベータ・カイロプラクティック

 

 

わかりにくいですが撮影してみました

もっとわかりやすいのが撮影できたらまたブログやホームページ等でアップします

 

鍼を刺した後の局所単収縮反応(LTR:loca twitch response)がわかるでしょうか?

抜く直前画面右端あたりの肉のラインがピクピク動いているのが確認できると思います

 

やった後とてもスッキリしました

 

このLTR

論文によっては「直ちに望ましい効果を得るには、刺針中にLTRの誘発が不可欠」

というような書き方がされる場合もあります

(トリガーポイント注射とトリガーポイントへの鍼治療を比較した論文で、注射のほうが治療後の違和感が軽く短期間で済むため優れている、という内容でした↓)

 

 

 

 

さてはたしてどうなのでしょうか?

個人的な経験からは鍼治療中に大体このLTRは発生しますし

これが起きると強くヒビイて直後に軽くなります

 

人によってはその後少し痛みが強くなったように感じる場合があり

その後徐々に元の痛みと同時に減っていきます

 

 

筋肉のコリを「トリガーポイント」と最初に名付けたテキストには

 

「LTRが起こると針が治療効果のあるトリガーポイントへ到達したことを知らせます
LTR は TrP の存在の強力な証拠となります」


と書かれています
同時に

「LTR が誘発されると患者に法外な苦痛を与える可能性があり、」

 

とも書かれています

 

trigger point manual より

 

 

 

 

 

 

 

 

↑このテキストがトリガーポイントのことを最初に書いた本です

トリガーポイントは、

日本ではトリガーポイント注射が健康保険適応になっており

痛みを引き起こす「発痛点」というように翻訳されるような医学用語です

 

カタカナでトリガーポイントと書かれることが多いですが

何故か日本では筋肉をマッサージするフォームローラーのメーカー?が商標登録してしまっており混同されがちです

 

 

針が問題のあるトリガーポイントへ到達した証拠ということは
LTRがなければ効果がないのか?
 
 
実際はそうでもありません
 
そのあたりのことを研究した論文が前回載せたこちらです
 
 
今日から翻訳していこうと思ってましたが
動画も撮ったし
今回はこのぐらいにして次回から翻訳を載せて紹介していこうかな~と思います
 
 
 
 
 
 
 
 
局所単収縮反応って長くて漢字嫌いの人がアレルギー起こしそうですが
local twitch response
局所的な 痙攣の 反応
ってことで
「単」はどこから来たんでしょうね?単体の筋肉が収縮するから?ちょっと謎
最初は誰の翻訳なんでしょうね
 
やっぱ日本のトリガーポイントのパイオニア?の加茂先生でしょうか