多裂筋
多裂筋にトリガーポイント(痛みの引き金)ができると
- 背骨の動きが強く制限される
- トリガーポイントのエリアで神経の絞扼障害(知覚過敏や知覚鈍麻、しびれなど)が起こる場合がある
- どの神経が絞扼されるかで症状は多彩
- 多裂筋のトリガーポイントが慢性化すると関連する筋肉の萎縮が起きる(特に慢性腰痛の患者 Wallwork et al. 2009)
※椎間板変性にも影響があるかもしれない
この考え方がもし正しければ
筋肉や筋膜のトリガーポイントはOA(変形性関節症)の原因になりうるのか?
慢性化の要因
- 急に背中を曲げたり、ねじったりする負担の強い動き
- むちうち
- ダイビングの事故やその他のスポーツ障害
- 頭や脊椎への打撃、衝撃、疲労、
- 妊娠中の腰痛
- 長期間の第二次産業の仕事
(第二次産業:製造加工業など、一次産業で作られたものを加工する仕事。一次産業は農業や漁業などのこと)
これらは避けたほうが無難とされています
が、過剰に運動を避けすぎて極端な運動不足になると
全身の体力も落ちますし筋力も落ちてしまいます
できる程度のことはある程度やるのがリハビリにもなりますね