外側広筋のトリガーポイントについて
今回でラストです
痛みのコントロールとかの内容です
くりかえしますが
悪循環の要因、の項目はあまり気にしないでください
気にして気にして、動きが制限されて、悪化する
そういう悪循環がよくあります
ご相談いただければ、こうすれば良いよ、というのはお伝えしますのでどんどん聞いてください
悪循環の要因:身体の非対称性、歩行不規則性、
悪い姿勢、ハイヒールの靴またはブーツ、骨盤または腰の不安定、
不動、外傷、膝伸展エクササイズマシンの使用、
ハムストリングと大腿筋膜張筋のTrP、
腸脛靭帯の緊張。長時間ひざまずいたり、しゃがんだりすると、これらのTrPを招き入れてしまう。
足を体の前で伸ばして長時間座るのは避けましょう。
潜在している外側広筋のTrPはインシュリンやその他の注射によって活性化する可能性がある。
膝の内側や外側のTrPによりBucklingKnee(膝崩れ)が引き起こされることがある。
コントロールのヒント(患者さん):この関連痛のエリアで雷のような痛みや神経痛が発生した場合、
この筋肉への圧迫する治療法を試すときは注意が必要です。
ライトタッチで、軽く触診しましょう。
ストレッチもマッサージも繰り返ししつこくやらない。
最初は一番軽い方法から試して、慢性化の要因をコントロールしてください。
温めたり冷やしたり、そのエリアの微小循環を改善するためにできることをしましょう。
穏やかにやさしく、振動系のマッサージ機やローラーを試してみましょう。
もしそれを試してみても強烈な痛みが出ない場合は、指圧棒やテニスボールの助けを借りましょう。
押さえると圧痛が強い場合は、最初はよりソフトに表面から試してみましょう。
ストレッチ:この筋肉によく行われる片足立ちストレッチは効果がなく、危険を伴うこともある。
外側広筋は、体の最大の骨の外側に横たわっており、
マッサージとモビライゼーションの手技がもっともよく伸ばすことができる。
昔はよく外側広筋のトリガーにもガンガン鍼を刺していましたが(;^ω^)
テキスト的にも個人的な経験でも
やはり刺激がキツすぎることがあります
この内容を読んでからは、大腿部は手加減して
鍼は少なめで他の手技を併用することが増えました
特に外側広筋はいわゆる刺激過多、オーバードーゼ
薬で言えば過剰摂取と呼ばれるような
副作用が重すぎるパターンになりやすい部分です