なつのおわりの本。 | 感傷的で、あまりに偏狭的な。

感傷的で、あまりに偏狭的な。

ホンヨミストあもるの現在進行形の読書の記録。時々クラシック、時々演劇。

毎年毎年夏の風物詩、それはお盆頃に突然ブログのアクセス数がはねあがる、である。

フィーバー!フィーバー!!

 

全国に数名いるとかいないとかいうコアなあもるファンならもうおわかりでありましょう。

そう、それは全国の学生たちを悩ませる「読書感想文」の存在が原因である。多分。

 

楽しい夏休みも半分が過ぎたお盆の頃、宿題の読書感想文という重たい存在に焦り始め、急になんとかせねばとジタバタし始めるのだ。

そしてみんなとにかくとりあえず何かを参考にしよう、とネットを巡回し、息も絶え絶えになりながら私のブログに辿り着く方がいるのであろう。

 ※念のためですが、引用する場合は著作権法「引用」のルール厳守でお願いします。

 

ちなみにお盆が過ぎた今、そのフィーバーもおさまった・・・な〜つのお〜わ〜り〜・・

 

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私のどんな本が参考に読まれているのか・・も気になるところだが、それ以上に読書感想文の課題図書ってどんなんがあるんだろ、と思い、ちょっと調べてみた。

 →『第64回青少年読書感想文全国コンクール

 

 

私「年齢が上に行けば行くほど、なんだか説教臭い内容っぽい・・」

 

戦争、障害・・いやいや、中身はきっとおもしろいのでありましょう。

しかしタイトルや説明だけを読んだ感想から言うと、確かにこれはおもーい!!!!

読書感想文を苦手としている子には、これはか〜な〜り、難敵。


げんなりする中、目を惹く一冊(小学校高学年の部)が飛び込んできた。

 

 

私「いやーん、かわえええええええ♪」

 

犬をこよなく愛するあもちゃん、そしてすっかり忘れていたが大学時代は江戸文学を専攻していたあもちゃんとしては、これはぜひ読んでおかねばならないワン!

というわけで、早速購入して、全く参考にならないおとなの読書感想文を書いてみたいとおもいます笑

しかし今日の段階で未入手。

いつ書くことができるんだか・・

きっと、な〜つのお〜わ〜り〜・・にも、間〜に合わ〜な〜い〜笑

 

そんな感じでこの課題図書サイトを流し見していた私、読書感想文の指定字数に驚いた。

中学、高校の読書感想文がなんと2000字以内(400字詰め原稿用紙5枚)!

少なっっっっっ!!!!!

あらすじとか本の内容とか説明する余地、一切なし。

これは書く技術が問われるわ〜。

ダラダラ書いてたら、5枚なんてすぐオーバーする。

 

そして私が読もうとしている「こんぴらの狗」が課題図書の小学高学年の部の指定字数は、1200字(400字詰め原稿用紙3枚)とのこと。

うーん、これまた少ない。あと1枚は欲しいところ。

言葉と表現を厳選しないと、本当にすぐ終わっちゃうわ。

 

ハッ!そういうところも見てるのね!←今更〜笑

 

読書感想文って実はきっと私たちが思っている以上に奥が深い、に違いない。

読書感想文に苦しむ学生さんたちは、そういうところも楽しんで書いていけるといいなあ、と思うのでありました。