と後輩きのこに誘われ、いざ神楽坂へ。
ちょっと早く着いた私は、
以前から一度行ってみたかった新潮社の倉庫跡地にできたというお店に行くことにした。
私「ちょっと早く着いたから、一人で先にラカグってとこに行ってるね。
本に興味ないあなたには関心ないお店だと思うし~。トイレにも行きたいし~。」
きのこ「ちょっと!そこは私も行ってみたかったんです!そこは本だけじゃなかったはず!
とりあえずラカグのトイレにでも行っててください。」
というわけで、まずは一人でラカグのトイレに行くことにした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160525/00/amoru-kun/f2/58/j/t02200293_0277036913654788072.jpg?caw=800)
ラカグ~。
今何かと話題の、聖火台を作り忘れた隈研吾どんの設計だったはず。
確かに後輩きのこの言うとおり、本を扱うスペースは猫の額ほどであったが、
(あとはカフェやらセレクトショップ的な感じ。)
不定期ながら文学やらにまつわるイベントを催しているようで、
週末は若村麻由美さんと誰かによるシェイクスピアを読み解く、的なものであった。
行ってみたかったのう。
ちなみに本を扱うところで興味深かったのは、
野球本の中でカープを扱う本がダントツ売れるんだそうです。
というメモ。
弱小貧乏チームが成金集団に立ち向かう、というど根性が好きな日本人ならではですなあ。
そんな私もカープファン。
そしてきのこと合流、そのまま神楽坂散歩をすることに。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160525/00/amoru-kun/6d/66/j/t02200293_0277036913654788073.jpg?caw=800)
神楽坂散歩の途中で買ったクリームパンを、ラカグカフェでむさぼり食う私。
きのこ「知人に男性を紹介されたんですけどー」
私「なぬ!?それでそれで!?」
きのこ「かなり年上なこともあって・・髪の毛がちょっと頼りない感じで~」
私「あんた!男は毛量じゃないよ!そりゃあったほうがいいけど。
そして男は顔じゃないよ!そりゃイケメンの方がいいけど。
うちの汗かき夫なんて毛量もアヤシイ、顔もブッサイク!でもいい男なんやで!!
(きのこ「言い過ぎィィィィ!!」)
だいたい、未来の旦那さんになるかもしれない人に、生え際ヤバ男とか言っちゃだめ!」
きのこ「あもるさんが勝手に言ってるだけじゃないですか!!!つーか、笑ってませんか?」
私「え?笑ってないよ(笑)!!!ご・・ごみーん。
本当に未来の旦那さんになったら、生え際ヤバ男とか言ってごめんよ~って言っといて。」
きのこ「いいんです。お断りしたんで。」
私「えー!なんで~。髪の毛が薄いせい?せっかく紹介してもらったのに~」
きのこ「年上すぎて話が合わなかったんですよ~。」
そりゃ仕方ない。生え際がヤバいせいではないのね。そりゃ仕方ない。うんうん(震)。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160525/00/amoru-kun/ac/68/j/t02200165_0369027713654788074.jpg?caw=800)
その後もくっだらない話をしまくる私たち。
珈琲を何杯飲んだことか。
そして帰宅の時間。
私「あ、帰る前に新潮社を見に行っていい?」
きのこ「いいですよ~」
ラカグの裏側に建つふる~い建物を見つめながら語る私。
私「岡山にいる頃、新潮文庫が好きで,新潮社ってどこにあるんだろって思ってたんだよね。
で裏表紙に「新宿区矢来町」ってあって、どんな街なのかなあって夢想してたね~。」
きのこ「東京に生まれ育っているとその感覚がないんですよね~」
私「そうなんだろうね」
ちなみに新卒時、憧れの新潮社を受けてみたが、見事書類選考で落ちました~!!
でも採る気もないのに試験だけ受けさせるために東京に来させた会社に比べれば、
丁寧な文章で不合格を通知してくれた新潮社には今でも感謝している。
初めて来たのに思い出がいっぱいの矢来町でありました。