強制退去命令。 | 感傷的で、あまりに偏狭的な。

感傷的で、あまりに偏狭的な。

ホンヨミストあもるの現在進行形の読書の記録。時々クラシック、時々演劇。

いよいよ本が本棚からあふれてきた。
数年前(・・いやもっと前)からの懸案事項であったが、本がどうしても捨てられない私、
気づかぬふりをしていたがそろそろそれも限界が近づきつつあった。

これはもういよいよ底が抜けるかもしれん。

そこまではいかないにしろ(なんてったって本棚に向き合う形で最重量級ピアノもいるし)、
とにかく片付かない!!!
と急に焦り始めた私は、
お前ら家賃も払わないくせにいつまでもそこに居座るんじゃねえ!!
とばかりに勇気を持って強制退去させることにした。

しかしそうは言っても一度は私とともに暮らした本たち。
ポイポイ捨てるのは忍びない。

    |
  \ _ /
 _ (m) _
    目   ピコーン!売ればいいんじゃね!?
  / `′ \
   ∧_∧
   (・∀・ ∩
   (つ ノ
   ⊂_ノ
    (_)

そうと決まれば売って売って売りまくってやるー!



まずはお前たちが先陣を切ってお生きなさい!ビシーッ!!

と小さな段ボール1箱(勇気を出してようやくこれだけ笑)にビッシリ詰めて、
古本買い取り屋さんに送りつけてやった。

数日後。
買い取り査定額の連絡が来た。


私「ドキドキ。1000円くらいになってるかなあ。
  いやいや単行本ばっかりだし、案外高値だったりして!?」

本屋「230円なりよ~」

ズコーーーーーーー!!!!!!

あまりの金額に笑いが出た。マジで。

しかし考えてみれば送料無料で振込手数料もあちらが負担となれば、
ざっと1500円くらいにはなっていたのかもしれない。
私とともに過ごした本たちが誰かの手に渡って再び楽しく読まれればいいなと思う。

それにしてもあれだけ勇気を出して230円。
第2便はしばし考えよう。。
そしてまた本棚にうずたかく積まれる本の山。