東京逆接待劇場〜1日目/その2〜 | 感傷的で、あまりに偏狭的な。

感傷的で、あまりに偏狭的な。

ホンヨミストあもるの現在進行形の読書の記録。時々クラシック、時々演劇。

平成26年9月12日~13日、後輩ともともが東京へやってきた。

東京逆接待劇場~1日目/その1~』の続きから・・・

お台場から浅草へ舟でやってきた私たち。
スカイツリーへ行くことになった。

去年も行ってますけどね。
なんだかともとも、スカイツリーがお気に召した模様。
というより、夜ご飯のため、というのが主な理由ではあるが。

私「時間があるならスカイツリーに行く前に、浅草寺でお詣りしていこうよ。」
と「行きましょう~!」



うじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃ・・・・



人ごみからようやく抜け出たともとも。

と「はあはあ。」
私「人ごみを抜けるまでスリに気をつけて。」
と「はーい。ってもうスられてたら笑えますね。」

笑えねえよ。



ぼんよよよーん。



ぼんよよよーん。

私「お詣りも済ませたことだし、スカイツリーにいこっか。」
と「スカイツリーまで歩きましょうか。」
私「は?アホなこと言うな。いくらスカイツリーが近くに見えるからって、
  ぜーーーーーったいに歩いて行ける距離じゃないんだからね!!!」
と「えー。でも腹ごなしに歩いた方が・・・」
私「歩いたりなんかしたら足が死ぬ。絶対死ぬ。電車に乗ったほうがいいって!!」

ここは土地勘のある(ちょっとだけ)私が強く押す。
歩かされたらたまったもんじゃない、と強く押す。
今までともともについていくだけの簡単な接待仕事をしてきた私が、
初めての主張!
自分の足のために!!

と「わかりましたー。電車で行きましょう~」

渋々感100%のともとも。

私「絶対、電車でよかったー、って思うってー。」



東武線でスカイツリー駅へ。

ここで衝撃の事実を知ることになった。

と「あ、そうだ。一応、icoca(イコカ)を持ってきたんですよ。」
私「えー。ここで使えるの?しかもここ、JRじゃないよ?」
と「どうですかね。」
私「一応、やってみてー。みてみたーい。」

どきどき。

ピッ。
スルー。

私「おおおおお!!!!通れた!!!すげーーーーー。ジャパンテクノロジー、すげえ。」

こういうのを開発する人って頭いいんでしょうなあ。。。。
お金とかどうやって振り分けてるんだろう・・・
とは思うものの、懇切丁寧に説明をされてもわかりゃしないだろう。



浅草の車窓から。←BGMは『世界の車窓から』で

私「三丁目の夕日みたいだねー。」
と「あ、ほんとですねー。」

ガタゴトガタゴト。

私「ほら、まだスカイツリーに着かないよ。ほらー。電車に乗ってよかったでしょー。」
と「そうですねー。」

あれ?そうでもない?棒読み?
絶対、死ぬほど感謝されるって思ったのにー。



到着でーす。

私「ともともも撮ってあげるよ。」
と「あ、いいです。」
私「えーーーー。」

本日、何度目の失恋か。

その後、ソラマチをぶらぶら。
お台場と違って、大いににぎわっているソラマチ。
スカイツリー開業からすでに2年以上経っているというのに、まだソラマチが熱い!!

ソラマチで買い物をするともともに釣られ、
アースミュージックなんたらー(←ちなみに本社は岡山)で洋服を買う私。
・・・いやいや、今ここで買わなくても・・・という心の声が聞こえてきた。




そして1年越しの買い物。
飲むお酢。スカイツリー限定容器入り。

去年の東京弾丸旅行の際、2人でこの店で試飲をして、
「またあとで来まーす♪」
と言ったきり、そのまま上野へ行ってしまった私たち。

またあとで、が1年後を指していたとは、思ってもみなかったであろう。
もちろん私も思ってない。



去年、ランチをした『摩天楼』にてディナー。



と「ここは私がごちそうしますからねー。」
私「えー、そんなのいいよー。」
と「父親に怒られますから~~~~。」
私「ひ◎◎◎(←ともともパパを呼捨ての私)に怒られちゃう?じゃあしょうがないなあ。
  ごちそうになりまーす☆」

ただついていくだけの簡単なお仕事、まかないとして高級ディナーがついてきます。



2人「かんぱーい!」

次から次へとゴージャスディナーが運ばれる。
うまうま。
おいしいよー。
おいしいですねー。



夜景を眺めるともとも。



あわびちゃん。

私「ソースがおされにあしらってあるね・・・あれ?」

と思ったら、皿の模様だった・・・紛らわしい!!!!
鳥目のあもちゃん、暗い店内だとこういうのがわかんないのよーーーー!!!!



フォアグラ on 大根

私「なんか、私のほうが大根が小さいーーーー!!!ずるいーーーー!!!!」

すぐ食べ物の大きさに文句を言う私。
どんな躾をされてきたんだ。

私の皿にだけクレソンがない、と文句を言うような母だからねえ。
お里が知れるわ。
(しかもなかったんじゃなく、食べていたことを覚えてなかったというタチの悪さ。)




えびちゃん。



もしゃもしゃー。

ほじりまくって、骨の髄までしゃぶりつくす私。骨、ないけど。

と「めっちゃきれいに食べますね。」
私「海の子ですからね。自慢じゃないけど(自慢だけど)海産物を食べるのは得意よ☆
  昔、おえらいさんと料亭に会食に行って、金目鯛を食べたとき、
  小娘(そんな時代もありました)の私があまりにきれいに食べたもんで、
  驚いた料理長が、海育ちですか?って聞いてきたことがあったくらいよ。」

岡山の海育ちでよかったことといったらそれくらいだ。
台風が上陸した翌朝は、高校の窓にビッシリついたガビガビの塩を拭き取ったとか、
車がダメなるのが早い、とか、そんな苦い思い出しかない・・・

岡山県内でもわりと都会育ちのともともと
岡山県内でもかなり田舎育ちの私。
2人で小さい頃からの思い出をひたすら語り合う。

いやー、お互いの話をここまで話したのって初めてじゃないかしら?
お互い年を取りましたね。

ごちそうさまー!
おいしかったー!
接待をされまくりで、ほんとすんません。



と「ライトアップしたスカイツリーと撮ってくださーい!」

ともとも、初めての主張。
これがメインだったのね!!!!

はい、ポーズ☆

たらふく食って、ようやく家路へ。

実はともとも、私の旦那(汗かき夫)に会ったことがなかったんだな。
こんなにうちに来てたのに!!!
いつもなんだかんだですれ違い。

だもんで、ともともは
「本当にあも先輩は結婚してるのか?疑惑」
を常に持っていた(笑)

その疑惑がついに!とうとう!ようやく!晴れる日がきましたー。

と「お邪魔しますー。」
夫「いらっさーい。」

ともともが~、東京砂漠で汗かき夫と~、出会った~。←ウルルン風に。

夫「好きなように過ごしてちょ。一切、余計なことしてないから!!!」
私「私がトイレ掃除したあと、う●こしてない!?」←ひでえ。
夫「してないよ!!!!」

せっかく朝もはよから掃除したからね。
きれいなトイレでともともをお迎えしたいもんですけえ。



岡山限定の白桃ダージリン紅茶をいただきましたー☆
ありがとー☆

と「私は7時間寝ないとダメなので、スピードアップで支度して寝ましょう!」
私「アイアイサー!!!」

お風呂に急いで入りー、お面をはがしー(化粧を落とす)、明日の予定を予習をしてー、
猛スピードで2人は布団に入った。

おやすみなさい!!!

と「すーすー」

もう寝てる・・・。
それにしても私、いつもよりだいぶ早く寝てるわ・・←夜更かしあもちゃん。
お肌、ペカペカになりそう・・・

と「ポキポキポキ!!!!」

何!?
何の音!?

と「ポキポキ・・・」

闇夜の中で指を鳴らしてました。。。。
こわいって!!!!

ちなみに私は歯ぎしりをしていたそうな。

騒音コンビの東京旅行は翌朝もつづく・・・。