【玄海国定公園】と【波戸岬海中展望塔】の歴史を学んで観よう! | あもん ザ・ワールド

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佐賀県唐津市を歩く10

放浪日2019年8月17日

 

佐賀県唐津市のマニアックを探して

美味しいと有名な呼子イカを食べられなかったけど

昭和49年から活躍している【波戸岬海中展望塔】を歩いて観ています!

【波戸岬】は玄武岩類の丘陵性溶岩台地で、周囲には海水浴場や国民宿舎、少年自然の家、キャンプ場などの施設があります

1956年に“玄海国定公園”に指定され、周辺の海域も1970年に国内初の海中公園として国定公園の一部に指定されました

いわば、昭和時代が誇る人気観光施設であります

国定公園は現代の世界遺産と同じように“指定”されればその地の価値が上がるモノ

そこに“国内初”という肩書が加われば、そこは観光の聖地の様になっていくでしょう

『まるで、宇宙船の中にいるみたい!』

昭和40年代に新婚旅行で訪れた夫婦はテンションが上がったことでしょう

同じ情報もありますが、情報が細かくなっていっています

塔が動いているように観えるのは、魚が回遊しているからなのでしょうね

なんと!海中展望塔はこんなにあったの!

そして、そのほとんどが昭和40年代生まれ

昭和40年代は海中展望塔ブームだったのでしょうか?

おっつ!建設時の写真ですか?これは、興味がある!

まずは、仮設の桟橋から設置しています

当たり前ですが、何もない海岸だったのですね

塔が動かないように杭が打設されます

海中での工事なので難航したのだと思われます

柱脚が出来上がりましたよ

『なんで、海の沖合に向かって橋を架けているの?』と

地元民は、この時点で何が出来ているかは分からなかったでしょう

巨大クレーン船を使ったのですね!

国定公園内の工事ですから、国のビッグプロジェクトだったのでしょうね

当時では玄海灘での巨大クレーン船工事は国内初だったかもしれません

総工費は当時の価格で、約5億円!

現代では約15億円の価値がある工事だったのではないでしょうか!

近未来を彷彿させる宇宙船型

『宇宙船ロケットを造っているんじゃないの?』と勘違いされた方も多かったでしょうね

うん、クルクル回りながら宇宙まで行けそうな気がするw

クレーン船により一瞬空を飛んだ展望塔

このプロジェクトXを観てみたかったな~

どこかにこの映像が残っているでしょう

NHKさん、アーカイブ放送をお願いしますw

それ、さっき知ったw

良くみたら、繰り返し同じ情報が展示されています

おっと、これは、新情報だ!

さっきから、魚を観ていませんがww

と、窓を覗いたら、クロダイの大群が回遊中

正直、お腹が空くから目をそらしていましたw

その他多くの魚が回遊しているみたいですが、よく分かりませんでした

おっつ!和太鼓集団“ドラム タオ”の皆さんが来ている!

この玄海国定公園で野外公演とかしてくれたのかな?

お帰りのご案内はちょっと手抜き気味w

塔をでると、工事中

工事中でもこうして見学させてくれるのは、有難いことです

この扉の向こうは立ち入り禁止です

本格的に工事をしているご様子

この様に立ち入り禁止箇所を最小限にして見学可能としているのですね

国定公園に建つ、日本海唯一の海中展望塔

島国日本の大切な宝物です

年間来場者はピーク時だった1994年の17万人から2018年には約4万人に減少してしまいました

流行のSNSで魅力を発信していましたが、現代の若者には届ききっていないご様子

そして、【波戸岬海中展望塔】は2024年1月現在

リニューアル工事の為に休館されています

新たに生まれ変わるのは2024年の4月予定です!

この昭和時代に生まれた島国の宝物がどのように進化しているのかが楽しみです!

これはまた、じっくり観に来なければいけませんよね~

 

ということで、続きます