広島市内を歩き飲み食べて観る125~100年の歴史がある【タカノ橋公設市場】に行って観よう!の巻 | あもん ザ・ワールド

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君へと届け 元気玉

広島に生まれて45年が経ち

知っていたようで知らなかった広島市内の味

今まで何も味わうことなく歩いてきたけれど

全国旅で育んだ“本質眼”でもう一度広島市内を見てみたら

広島市内には全国に誇れる“ぶちうま”があった

 

2017年春から、もう一度広島市内を観て行こう思います

 

放浪日:2018年4月22日

 

広島繁華街と少し離れた場所に歴史のある商店街があります

【タカノ橋商店街】です

“タカノ橋”とは、広島城の外堀につながっていた“西堂川”に架かっていた橋で

当時は鷹狩りの地であったことからその名前で呼ばれていました

商店街の始まりは大正8年で、当時広島市内数か所に設置されていた“公設市場”のひとつがこの場所にオープンしたことがきっかけでした

消費者の人気は上々で、近隣から多くの人が集まりました

原爆によって全てが0となった後、地元商店街の熱い想いで復興が急ピッチで進みました

被爆より1年後、早くもタカノ橋公設市場が再開し、その周りにバラック建てのお店30数店がオープンしました

それから5年後には殆どの店が再建築され、街路灯や映画館もできるまで進化した商店街です

以前にじっくりと歩きましたが、この日はここで祭りがあるということで再来しました

【ルーエぶらじる】さんと言う老舗喫茶店があります

“ルーエ”とはドイツ語で平和や休息を意味するそうです

実は日本で初めてモーニングサービスを始めたのが

この【ルーエぶらじる】さんでした

モーニングサービスを始めたのは1950年代

ハイカラだった当時のマスターが、儲けにならないとの店員の反対を押し切って始めたらしいです

モーニングサービスという言葉は和製英語で

コーヒーの値段でパンも食べられるというサービスです

当時のモーニングサービスは、コーヒーと目玉焼きを乗せたトーストのセットでした

トーストはサンドイッチ用の厚さで、価格は60円だったらしいです

“夢の3点セット”と言うのが売り文句だったらしい

モーニング発祥地のモーニングを注文してみました

基本スタイルは変わっていません

卵2個は他所には無いサービス

でも、もっとベーコンが欲しかったw

モーニングトーストってなぜ、家で食べるトーストより美味しいのでしょう?

多分、モーニングのトーストというカテゴリーだからだと思います

いえ、自家製パンだからでしょうね

“芯を変えず時代に合ったコーヒー”がモットーみたいです

当時の味を伝え続けているかと思いきや、2度の配合変更をしているみたいです

モーニングを美味しく戴いています

えっつ?こんな食べ方ダメですか?ww

トーストと卵焼きはこれが一番良いと思っているのですがw

行儀が悪いと怒らないでくださいw

さて、被爆復興の礎となった【タカノ橋公設市場】です

短い商店街ですが、素敵昭和照明によりインパクトを感じます

三角窓のまん丸照明

お互いの形をリスペクトしつつ、融合をしていますね

軒先照明を点灯させたら豪華絢爛に見えますね

【お好み焼き・鉄板焼き 五一】さん

以前お好み焼きを食べましたが、間違いなく美味しかったです

誰か、空気注ぎをお忘れですか?w

たかのばし遊スタンプがあるのか


スタンプを全て貯めると500円の商品券ゲット!というのは、普通ですが

なんと!指定銀行で500円の貯金もできるという特典もありました

貯金フェチの方にはたまらないサービスですねw

え?行列できていますか?

タカノ橋公設市場はまだ準備中なので、これはタカノ橋商店街からの行列でしょう

行列の先頭に何があるか確かめてみましょう!


みなさん、“揚げパン”狙いでしたか!!

恐るべし“揚げパン”需要ですね!

そう、この日はタカノ橋商店街で“給食まつり”が開催される日でありました!

『給食祭りってなんやねん!』と思って参加を決めました

タカノ橋商店街で『給食の思い出ってなあに?』と逆に聞かれました

はい。牛乳パックを足で思いっきり踏みつけて『パン!』とするのが大好きでした

みんなの空パックを貰って、一列に並べて『パン!パン!パン!パン!』としたら、ヒーローになれた気がしました!

そして、その中に牛乳を残していたヤツがいて、『パン!』の瞬間に牛乳が教室中に散布されるという事件を起こし、ヒーロー脱落となった思い出がありますww

 

※2019年3月末に【タカノ橋公設市場】は再開発のために閉鎖され、100年の歴史に幕を閉じました