広島市内を歩き飲み食べて観る35~広島市牛田新町【広島市水道資料館】①~の巻 | あもん ザ・ワールド

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君へと届け 元気玉

放浪日:2017年7月16日

 

あもんが大阪に住んでいる時に、大阪の人にこう言われたことがある

『広島って、結構、都会やんな~アトムとか言う、高架を走る自動運転電車があるんやろ~』

『えっつ?そんなの都会っぽいのあったけな~?』とその時のあもんは答えた

広島新交通システム アストラムラインです

大阪の人はたぶん、この事を言っていたのでしょう

アストラムラインは1994年に広島アジア大会開催に合わせて、市街地と住宅街を結ぶ18.4㎞で開業をしました

広島アジア大会跡地にサッカー場があるので、多くの人が利用しているみたいです

アストラムラインとは実は愛称であって、日本語の“明日”に英語の“トラム(路面電車)”をくっつけたそうですw

交通システムはAGTです

AGTとは小型軽車両が自動運転により専用軌道に従ってゴムタイヤで走行する輸送システムらしいです

アストラムラインではワンマンで運転手さんがいますが

自動改札機を中国地方でいち早く取り入れたのもアストラムラインです

珍しいのは、基本高架路線ではありますが、本通り~新白島間だけが地下を走っているので、地下鉄とみなされているということです

確かに、地下駅だけを見ると都会っぽいですが

基本はゴムタイヤで走っているので、大きな電気自動車と言えば分かりやすいでしょうか

あもんは、このアストラムライン沿線が住居圏内ではないので、この年まで乗ったことがありませんでした

駅はその多くはこんな感じです

アストラムライン牛田駅です

確かに都会っぽいかもです

さて、珍しくアストラムラインに乗ったあもんはここへ向かいました

広島市水道資料館です

大正13年に建築された送水ポンプ室を改修した建物です

結構マニアックな名所でありますw

おっと!たどり着くまでにマニアックなモノがありました

なんですか?これは?としばらく考えましたが、分かりませんでした

帰って調べてみると、水道創設当時のろ過調整池上屋の遺構だそうです

レンガ造りで、被爆に耐えた建物なんですね!

おお!何か大正っぽい建物が見えてきましたよ

実はこの建物は東区スポーツセンターという大きな公共施設に隠れた所にあり

とても目立たない所にあります

あもんもこの建物の存在を知らなかったのです

大正時代から60年間働いたポンプがありました

ポンプフェチの方には堪らない展示でしょうw

これは、送水管でしょうか?

おっと!広島駅前にあった猿猴橋の水道橋でしたか!こんなところでご対面とは!

被爆建築物として大切に展示されています

旧牛田水源地量水室です

こちらも被爆建物みたいです

階段、窓枠、庇と全ての角をRに造っているのが特徴です

建築フェチなあもんはここに食いつきましたw

建築物の角を丸みにすることにより、優しさと暖かさを与えています

角がないので、当たってもケガをしないという利点もあります

昔の建築物はこの様な“こだわり”で“芸術性”を主張していますよね

建築物は現代の機能重視よりも芸術性を重視していたんですよね

さて、本日のお目当ての広島市水道資料館です

大正13年に建築された牛田水源地送水ポンプ室でもあります

石額が展示されていました

しんじこうたく”と書かれているみたいです

!なんと!伊藤博文筆でありました!

思わぬところで出会いましたね~w

『やっぱ、伊藤博文って凄い人じゃったんじゃな~』

と、罰当たりな素直な感想を持った、あもんでした

 

ということで、ようやく広島市水道資料館の前に辿り着きました

 

続きます!